vol.2休日リラックス編

“夏にモノトーンを涼しげに着こなしている女性を見かけると いつもハッとするんです。素敵な大人の女性の象徴のような気がして…。
そこに共通するのは合わせているジュエリーが洗練されていること。
さりげなく、でもちゃんと服に利く。そんなバランスが理想です”

そう語るエディターの白澤貴子さんがLilasのジュエリーと
夏のモノトーンをマイルールでコーディネートする全２回企画。
後編はリラックス感を優雅に楽しみたい休日編です。

01

「サマーニットで過ごす休日
一層優雅に魅せるのは無駄を削いだ大ぶりジュエリー」

休日や友人との食事など、リラックスしたひとときを過ごしたい時、着けるだけで瞬時に優雅なヴァカンスムードへと引き込んでくれる大ぶりジュエリーを。インパクトがあるだけにジュエリーの印象だけが一人歩きしてしまわないよう、無駄を極限まで削いだデザインのものを選ぶのがコツ。いつもの着なれたカジュアル服と合わせても、知的で都会的な印象へとアップデートしてくれる、大人の女性の強い味方です。

02

「プリントワンピには パリジェンヌに倣い華奢なゴールドネックレスを重ねたい」

小花柄のワンピースは、お得意なパリジェンヌたちに倣うのがこなれた着こなしへの近道。遠くから見ると何かに反射して首元が品良く煌めいて見えて、近くに寄れば幾重かのネックレスがレディを感じさせてくれる、そんなジュエリーを纏うのが理想です。それを叶えるのは鎖骨に沿うように乗る、限界まで華奢なつくり。そして肌馴染みの良いゴールド。石の場所がこんな風にそれぞれ違うと、重ねづけの楽しみも倍増します。

03

「ラクなシンプルワンピこそ 手元のジュエリーレイヤードで思い切り遊び心を感じさせて」

家とご近所の往復だけの日はラクなブラックのカットソーワンピで気負わず過ごしたい！でもそのままでは寂しく見えて家着の延長のような印象になってしまう、という人も多いはず。そこで重宝するのはリングのアレンジ。華奢なものをたくさん重ねひとつの太いリングのようにみせるのがポイントです。これなら肩の凝らないお出かけ感が演出でき、荷物を増やしたくない寛ぎ旅の着こなしのアレンジにも活用できます。

04

「ひとひねり欲しい服には
クラシカルとカジュアルを共存させたインディゴパールを」

独自の特殊な技術により本藍で染め上げているというインディゴパールは、パール本来の上品でクラシカルな雰囲気にカジュアルな雰囲気が加わって、周囲とは一線を画したい時に寄り添ってくれる逸品。一粒一粒の染まりの色が微妙に違っていることで味わいが出て、こんなヴィンテージライクなワンピースからどカジュアルな服まで、どんなテイストもコンサバになることなく格上げしてくれる、優秀なアイテムです。