

- vol.5
だから「シェフパンツ」は
毎日穿きたくなる!仕事のスタイル、移動手段、住む場所、家族と過ごす時間…etc.
コロナ禍を機に生活にまつわるいろんなコトがミニマライズされ、
よりパーソナルな価値観が問われている今こそ、
本当に必要なのは自分のライフスタイルに寄り添ってくれる「服」です。
そこでJOURNAL STANDARD relumeでは、日常をより良く
過ごすための「ニューノーマル・ワードローブ」の数々を提案。
連載第5回のテーマは〈レリューム カルフォルニア〉レーベルで
屈指の人気を得ている定番コレクション「シェフパンツ」。
東京の下町で暮らすとあるミュージシャンの日常にフォーカスしながら、
あらためてそのユーティリティな魅力を掘り下げます。


シェフやコックたちが厨房で着用する仕事着がベースデザインになっている〈レリューム カリフォルニア〉の「シェフパンツ」。今季もワークユニフォーム特有のタフさやストレスフリーなフィッティングを様々なシーゾナル仕様へとアップデートしているが、まずはスラックスライクなワイドテーパードシルエットのワンタックチノをご紹介。「シェフパンツ」の中で唯一、共地のジャケットも展開しているアイテムだけにオン・オフやシーンを問わない汎用性が魅力だ。程よく力の抜けたセットアップスタイルを楽しみたい。


ペイント加工を施したヒッコリータイプは、ペインターパンツをモチーフにした「シェフパンツ」の最新モデル。がしがしタフにはけるユーティリティ性はそのままに、トリプルステッチやハンマーループなど古くからあるペインターパンツ特有のディテールをあえて無くすことで街に馴染むミニマルな表情にアップデート。春らしいペールトーンニットを合わせて爽やかな気分をまとえば、きっと街を闊歩する足取りも軽やかに。


ウエスト周りをゴムリブ仕様にアレンジし、よりリラックス感を向上させた新作の2タックパンツ。「シェフパンツ」の中で最もスポーティなイージーパンツ型ながら、素材に滑らかで目の細かいポリエステルツイルを用いているため穿くとスラックス然としたシックなルックスに落ち着く。ワンマイルウェアや休日着として便利なアイテムだが、見た目は決してユルくなりすぎない。


こちらは昨シーズンから継続展開中の「シェフパンツ」の定番モデル。無骨になりすぎない計算されたワイドシルエットのイージーパンツはこの春夏もコーディネートを問わずにフィットしてくれるはず。ブラック、グレー、ベージュのオーセンティックカラーも鉄板だが、より春らしいアクティブなムードをまといたいならこちらのブルーやピンクもおすすめ。


〈レリューム カリフォルニア〉レーベルと「シェフパンツ」シリーズがこの春夏、新たに提案するアイテムがオールインワンだ。肌触り滑らかなコットンツイルですっきりとしたシルエット&デザインに仕上げることでワークテイストを極力抑え、現代の都市生活におけるデイリーなカジュアルスタイルへの順応性を追求。さらりと自然体でオールシーズン着られる、新鮮なワークスタイルを演出する。


リラックス感のあるワイドシルエットのイメージが定着している「シェフパンツ」に、新たにスリムシルエットも登場。タフで動きやすいワークパンツの特性はしっかりキープしながらきれいめに穿けるので、普段よりも少しきちんとしたルックスで臨みたい特別な日にも最適。シーンや会う人などTPOに合わせたチョイスができるのも「シェフパンツ」の魅力だ。
なお、今回6パターンの「シェフパンツ」を着用してくれたのは、東京を拠点にインディペンデントな音楽活動を展開しているSHINSHINさん。レゲエをベースにした独自のギターサウンドでコアなファン層から支持を受けるシンガーソングライターだ。彼が地元・葛飾区金町のローカルな路地裏を歩きながら、様々な「シェフパンツ」を穿きこなす姿をごく自然に切り取った。
「元々ステージに立つときも結構動くほうなので太いパンツが好きなのですが、この『シェフパンツ』は太すぎず、細すぎないちょうどいいシルエットがすごく穿いていてしっくりきますね。ゆったりしているのにタフだからステージで穿きやすそうですし、何より僕の下町での生活にすんなり馴染んでくれるところがいいですね。この街に関しては、やっぱり生まれ育った街なので楽ですね(笑)。ギター片手に日本中を旅したり、ニューヨークやベルリンにも滞在しましたけど、やっぱりここに戻ってくるといちばん自分が自然体でいられるというか。特に昨年からはコロナ禍ということもあってより地元での時間が濃くなり、シークレットライブで青山や阿佐ヶ谷のライブハウスに行く以外は自宅に篭って音作りをすることが多くなりました。おかげでいい曲をたくさん書けたと思います。コロナで一旦バンドを解散したり、色々ありましたけれど、今は切り替えて3月から山中湖のスタジオでアルバム発売に向けてレコーディングを始めます。僕の曲は難しい言葉は使わず、どちらかというと日常の中ですっと自分の中に降りてきたシンプルな言葉を並べる心の歌という感じですが、聴く人によっていろんな風に捉えていただけると思うのでアルバムが出来上がったらぜひ聴いてみてください」

SHINSHINミュージシャン
1990年東京都葛飾区生まれ。高校卒業後に音楽活動を開始。数年前のニューヨークやベルリンへの旅を経て、現在はバンドやソロでの弾き語りなどのライブを精力的に行なっている。この3月から本格的なアルバム制作に入る予定。
@shinshindesuyo
- Photo_Naoya Matsumoto
Stylist_Shuhei Yoshida
Edit&Text_Kai Tokuhara