
人気スタイリストの大草直子さんが、冬のおしゃれの輪郭をきめるコートを3着セレクト。
沈まず、美しく際立てる、究極の黒のコートから、
巻き方によって、さまざまなチェックの重なりが楽しめるマンテッラまで。
大草さんならではの審美眼で選んだコートとそのスタイリングに、
書き下ろしのメッセージを添えてお届けします。
沈まず、美しく際立てる、究極の黒のコートから、
巻き方によって、さまざまなチェックの重なりが楽しめるマンテッラまで。
大草さんならではの審美眼で選んだコートとそのスタイリングに、
書き下ろしのメッセージを添えてお届けします。


- 「実は探すとなかなかない、シンプルで上質な「黒のコート」。
ヴェルメイユ パー イエナにありました(笑)。
テーラードカラーの襟、適度にゆったりとしたシルエットが特徴の1枚。
どんなふうにも着こなせるノーボタンタイプ――中に着ているインナーのシルエットに合わせて、
前を重ねるか、さらっと開けて着るか、アレンジしやすく。
しっかり丈もあって、サイドにスリットも入っているから、
例えばスカートのプリントをのぞかせたり、たっぷりしたパンツを軽やかにスタイリングしたり、が可能です。
上質なウール素材で適度な光沢があるので、沈まず、きれいに際立てるのも、「究極」の理由です。
プリントのスカートを生かすため、上半身も黒に統一。
コートからのぞく「華やかな色や柄」を、存分に生かして」




- 「たっぷりと長さをとったチェスターコート。
ウールベースの素材を2枚重ねているから、軽いのに暖か。
あえて裏地をつけていないから、シルエットがしなやかで、
しかも、女性のボディラインに柔らかく沿ってくれる。
冬のおしゃれの醍醐味は、上質な素材はもちろん、色を大きくまとえること。
例えばこんなミルクティ色。優しく柔らかく、そして少し甘さのあるベージュは、顔色を明るく、
そして「着る人」を「幸福な人」に見せてくれます。
黒やネイビー、グレーと合わせると知的でキリッとした印象に。
同系色や、オフホワイトでまとめると、エレガントなイメージが手に入ります」





- 「『ヴァンテーヌ』の新人編集者だった頃、来る日も来る日も探し続けたのが、こんなマンテッラでした。
ニットやシャツの上にさっと重ねて。もちろん、ジャケットやコートに羽織ったって、どこから見てもきれい。
秋の街を、冬の道を、裾を翻して早足で歩きたくなります。
軽くて暖かなカシミヤのマンテッラは、イタリアの老舗ファクトリーブランド、アロンピのもの。
大きなチェックと小さなチェック――のダブルフェイスだから、
巻き方によって、心地良いチェックの重なりが楽しめます」



- 「時計遺伝子」に注目した、
シャンプー&コンディショナー

- 「北海道・余市でとれる白ブドウの成分、「クロノシャルディ」を使用したシャンプー&コンディショナー。
「クロノシャルディ」は、ノーベル賞受賞で、その存在が注目された「時計遺伝子」にも働きかけ、
生活リズムの乱れ、ストレス、紫外線、加齢で起こるさまざまな不具合を解決してくれます。
ダイナミックな背景はありながら、サスティナブルま生産背景、そしてヘルシーな使用感と香りが好きです♡」 - VERMEIL par iena★【RENO CHRONO CHARME/リノ クロノ シャルム】 クロノシャルムシャンプー¥4,950(税込)
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- 熱も蒸気も不要!
ビュリーのアロマストーン

- 白磁容器に、繊細な気泡構造をもつピエールと呼ばれる材を収めて使用します。
そこに香油を垂らすと、吸収性に優れたピエールが、瞬く間に香りを拡散してくれます。
熱も蒸気も使わないから、きっと近い未来できるようになる旅や、
あとは自宅だけでなくオフィスに――持ち運びが可能。
私が好きなのは、まるで深い森にいるような気持になれるヒノキ。

- 大草 直子(スタイリスト)
1972年生まれ。東京都出身。大学卒業後、現ハースト婦人画報社に入社。雑誌の編集に携わった後、独立。ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。2019年4月には新しいメディア『AMARC』を立ち上げた。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』コンセプト・ディレクターでもあり、新著『大草直子のNEW BASIC』ほか、インスタグラムも人気。
Instagram :@naokookusa @naokookusa_styling @amarc_official
- Styling & Text:Naoko Okusa
Photo:Tomoko Meguro
Hair & Make-up:YUMBOU(ilumini)
Edit:Ayako Suzuki(HRM)