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  3. 世界のKITANOと対談⁉ ビートたけしがプロデュースするKITANOBLUEをバイヤーが語る

ビートたけしがプロデュースするファッションブランドKITANOBLUE。
今回コラボした別注アイテムの秘話やコラボの経緯、随所に「らしさ」を醸し出すユニークなデザインについて417 EDIFICE商品部マネージャー北野さんに語って頂きました。

  • ー まずKITANOBLUE(キタノブルー)について簡単にお聞かせいただけますか?

    北野:KITANOBLUEはビートたけしさんがプロデュースしているブランドです。
    北野武にまつわるTシャツやキャップなど様々なアイテムを販売していてさらに運営している会社の社長はたけし軍団の無法松さんなんです。

  • ー たけしさんのプロデュースというだけで「おもしろいものなのかな?」と気になってきますね。
    なぜ今回KITANOBLUEを別注しようと?

    北野:僕と同じくらいの世代だとわかる人が多いと思うのですが、当時人気番組だった「天才・たけしの元気が出るテレビ」(1990年代に放送されたバラエティの元祖とも呼べる番組)をよく見ていました。
    僕自身は大阪出身なのですが、京都の嵐山にタレントショップ(タレントや歌手のグッズを売っているお店)というものがあってそこに売っていたTシャツを小学生の時かな?親に買ってもらってずっと着ていました(笑)
    そのTシャツと同じデザインのものをちょっと前にインスタグラムで久しぶりに見つけた時に、ちょうどいまの90年代のトレンドやカルチャー、ブームを取り入れるようなファッションにKITANOBLUEの空気感がマッチすると思ったんですよね。

  • ー 確かに昔のアニメやバンドTEE、洋画のプリントTEEなどクラシックなものをイマのファッションに織り交ぜるような流れがありますよね。

    北野:北野:まさにそういったところにピッタリじゃないかな、と。
    個人的にもたけしさんのテレビや映画も好きという部分もあるので。
    でもカッコつけすぎるのもちょっと違うなとも思っていて。
    どうやって「KITANOBLUE」らしさ、たけしさんのユニークさを出すことができるかなと考えていました。

    ー こちらの2つが今回の別注アイテムとのことですが、デザインは北野さんが考えたのですか?

  • 北野:何か良いデザインが無いかなと「ビートたけし」を頭の中で100回くらい唱えていたらピンときまして(笑)
    誰もが知っているこのロゴにあてはめたらおもしろいな、しかもコマネチをしながら渡っていたら、、、、というようにアイディアが思いつきました。
    さっきも言いましたがカッコつけすぎていないほうが良いと思っていて、着ているときに「ソレなに??」と聞いてもらえたり、このTシャツのデザインをフックに話が広がるような、変な話イジってもらえるようなおもしろいものを作ることができればなと思ってこのデザインにしました。

  • ー 確かにこのロゴや横断歩道のデザインも有名ですし、コレからも当時の雰囲気が漂ってくるのでKITANOBLUEと合っている感じがしますよね。実際このTシャツ着ている人に出会ったら気になってしまいます。

    北野:それでそこからグラフィックを実際に起こしてもらって、という流れですね。

    -当時の流行りからインスパイアされたものをイマのファッションに掛け合わせる、そういった背景があったのですね。ところでこちらの本物と見間違えるくらいソックリな人形はどうされたんですか?

    北野:こちらは無法松さんが所有しているもので、以前テレビ局の美術さんが作ったという風に伺っています。
    びっくりするぐらい似ているので今回是非使いたいということでお借りしました。
    会社に持ってきたときに周りがザワついていました(笑)

  • -あまりにも本物に似ているのでこれは驚いてしまいますよね(笑)
    たけしさん人形も着ているこちらのTシャツのシリーズはいつから発売ですか?

    北野:7/15(水)から発売開始していまして417EDIFICE全店・オンラインストアにて発売中ですので皆様是非ご覧ください!

  • 北野 浩規HIRONORI KITANO

    417 EDIFICEのブランド立ち上げメンバーとして10年以上ブランドに携わる。バイヤーとして商品の買い付けを行う一方、商品の企画も担当し、高い感度と独自の感性でブランドを盛り上げている。