BAYCREW’S STORE

河田「新店舗移転オープンおめでとうございます。色があふれた本当に素敵な空間！　ヌキテパの世界観が見事に凝縮されていますね。スピック＆スパンの店舗でも、ヌキテパのお洋服が入荷されると一気に空間が華やぐんですがここはまた格別です」

MAMI「ありがとうございます。今って洋服だけでなく、ライフスタイル全般にその人らしさを表現する時代だと思うんです。だからこそ空間作りはとても大切。洋服はもちろん食器や家具、お花や壁の絵なども全部トータルでお客様に楽しんでいただきたくて」

MAMI「私は18年近くインドの人たちと一緒に服を作っているんですが、日本人はもっと色からパワーをいただいた方がいいと思っているんです。お花からパワーをもらうみたいに、着ると元気になれる服っていいですよね。今日着ている別注のドット柄ワンピースとその上に羽織っているライラックも肌映えがいいと評判なんですよ。女性ってそういうことだけでも嬉しくなっちゃうでしょう（笑）？」

MAMI「ヌキテパの服は全てインドで生産しているんですが、インドは生産にITを導入していたり、ロンドンで学んだファッションに精通するスタッフも多いなど、日本よりむしろ進んでいる部分もたくさんあるんですよ。プリントや刺繍の技術もすごく高度だし、ファッションビジネスがとても盛ん。ファッション好きがこだわって作った服は、大人の女性にこそまとってほしい“可愛い”があふれているんです。しかも買いやすい価格で手に入るのもうれしいポイントです」

MAMI「そう言っていただけるとうれしいです！」

河田「ヌキテパのお洋服はシンプルでお手入れしやすいというのもお客様に好評で。そういったことも意識されていますか？」

MAMI「現代の女性たちってみんなすごく忙しいでしょ？　仕事に家事に育児にと奮闘する女性たちの負担を少しでも軽くできたらいいなと思っていて。お洗濯などお手入れが楽ですぐに乾くというのも大事。家に帰ってさっと脱げて、すぐに家のことに取りかかれることもね。あと、服にはオンオフの区別をつけないようにしています。どちらかにしか使えない服は今の時代ナンセンス。靴やバッグ、小物を変えたら、どんなシーンでも着られるものがいいなと。同じように夏はサンダルで、秋はブーツにも合うようにシーズンレスに長い期間着られるようにしています」

ドットマキシワンピース

人気のドット柄を大人の女性が着やすいカラーリングとドットの大きさにこだわった自信作。襟ぐりをVネックにすることで甘くなりすぎず、デコルテがきれいに見えるよう計算。裏地をあしらっているので、暑い夏でも透けを気にせず一枚で涼しく着られるワンピースに。胸上とウエスト下に切り替えを入れることで、女らしいドラマチックなボリュームがありつつも広がりすぎないのがいい。ブルー、ブラック、ベージュの３色展開。

「コットンボイル素材は暑い夏に一枚で気持ちよく、汗をかいてもすぐに乾くので快適です。デイリーにはシルバーのフラットサンダルを合わせてリラックスしたムードに。さらにこの夏、提案したいのは、ワンピースと同じロング丈の羽織りものをレイヤードすること。室内では冷房対策になり外では日焼け防止に。単調になりがちなワンピースのコーディネートに立体感が出て、おしゃれの幅が広がりますよ」（MAMIさん）

スカーフ / HERMES（ご本人私物）    
サンダル / Gianvito Rossi（ご本人私物）    
ガウン / ne Quittez pas (ne Quittez pas 青山店）    

「ブラックベースのドット柄ワンピースに細ストラップサンダルを合わせて、モダンなリゾートスタイルをイメージ。カジュアルな中にほんのりドレスアップ的な要素を加えました。ナチュラルなラフィアハットをプラスすることで、エレガントになりすぎず、カジュアルな抜け感も演出しました」（河田）

ハット / la maison de lillys (ne Quittez pas AOYAMA) 

ウエストにギャザーを入れず腰回りはすっきりタイトめに、裾にかけてゆるやかに広がるティアードは、甘さ控えめでフェミニンになりすぎないから大人にちょうどいい。Tシャツやカットソーはもちろん、ジャケットやシャツなど合わせるトップスを選ばない万能さもうれしい。ブラックとベージュの2色がラインナップ。

「ヒップラインはタイトめにしているので、上に丈の長いジャケットを合わせた時でも、裾だけがなびいてドラマチックなんです。普段はカットソーやサンダルを合わせて、またジャケットなどを羽織ることできちんと感を演出すれば、お仕事シーンにもフィットします。Tシャツやタンクトップと合わせたワンツーコーディネートがおしゃれに決まるのは、インパクトのあるドット柄だからこそ」（MAMIさん）

「ほんのりルーズ感のあるブラウスを合わせて、全体をワントーンな着こなしにまとめました。ドット柄と裾のフレア感でブラックも単調にならず、しっとり色気のある大人なムードに仕上がります。足元はヌーディなサンダルで抜け感を出すのが今年らしいバランス。スカートには裏地がついていますが、裾に少し透け感があるので、黒でも決して重く見えません」（河田）

スクエアの持ち手がクラシカルなハンドルバッグと、涼やかなペイズリー柄のトートバッグを完全別注。今すぐ夏の着こなしに取り入れられるのはもちろん、秋のトレンドにも合わせやすいシーズンレスなデザインは、長い期間活躍すること間違いなし！

女らしさをプラスするなら小さめのバッグが最適。ラグに使われるクラシカルでしっかりとしたファブリックを使用し、他にないアンティーク感のある佇まいに。メタルハンドルにはレザーをあしらい待ちやすい機能性も備えて。小さめサイズながらインパクトのある大柄が着こなしのアクセントにちょうどいい。（サイズ縦22×横20.5×マチ11cm）

涼やかなブルーグレーのペイズリー柄が洗練された佇まいを演出。コットン素材にジャカードを組み合わせることで、ほんのり光沢がありリュクスなムード。A4書類やタブレットなどが入るサイズ感は、お仕事用サブバッグとしても活躍。半分に折ってクラッチバッグのように抱え持ちしてもしゃれている。MAMIさんは私物のスカーフをさらりと結んで華やぎをアップ。（サイズ縦40×横36cm）