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  3. POET MEETS DUBWISE × LOWERCASE for EDIFICE 大人の為のアートプリントTシャツ決定版
  • 昨今、男女問わずプリントTシャツが流行していますが、今回のPOET MEETS DUBWISE×LOWERCASE for EDIFICEの
    プリントTシャツは大人が着るのにふさわしいデザインに仕上りました。
    今回はエモーショナルなDUBサウンドを表現する「SILENT POETS」こと、下田法晴氏とクリエイティブコンサルタントとして、
    様々なプロジェクトを仕掛けてきたLOWERCASE梶原由景氏、
    企画をオファーしたEDIFICEマネージャーの大瀧を交えた3者のトークセッションの模様をお届けします。
    お二人の出会い、グラフィックの背景やその魅力を存分に語って頂きました。

  • 昨今、男女問わずプリントTシャツが流行していますが、今回のPOET MEETS DUBWISE×LOWERCASE for EDIFICEの
    プリントTシャツは大人が着るのにふさわしいデザインに仕上りました。
    今回はエモーショナルなDUBサウンドを表現する「SILENT POETS」こと、下田法晴氏とクリエイティブコンサルタントとして、
    様々なプロジェクトを仕掛けてきたLOWERCASE梶原由景氏、
    企画をオファーしたEDIFICEマネージャーの大瀧を交えた3者のトークセッションの模様をお届けします。
    お二人の出会い、グラフィックの背景やその魅力を存分に語って頂きました。

  • 大瀧:まずはじめに、お二人の出会いについてお話いただけますでしょうか?

    梶原氏:20年前くらいですかね。当時、親しくしていた共通の知り合いや行く場所がほとんど一緒だったこともあり親交がありました。その頃僕がプロジェクトを立ち上げる際に思い切って下田さんにテーマ曲やグラフィックをお願いして。ちゃんとお仕事をご一緒したのはそれが最初ですかね。

    大瀧:当時雑誌を見ながら、お二人の交友関係をファンとして知っていたので、こういう機会でお話を聞けるのがすごく嬉しいですね。下田さんはミュージシャンでありながら「POET MEETS DUBWISE」を立ち上げたきっかけは何だったのでしょうか?

  • 下田氏:音楽活動をしている中で、「SILENT POETS」が25周年という節目の時期に、ぼく自身もう一度原点に立ち返り再スタートしたいなという気持ちがありました。
    時期的にはその前になりますが、「JAZZY SPORT」からTシャツを作りませんか?とオファーをいただき一緒に制作したのですが、その時に初めてバックプリントに、“POET MEETS DUBWISE”と入れたデザインを作ったんです。それが大変ご好評をいただき、その後25周年のタイミングで小規模ながらブランドという形でスタートしたんです。

    大瀧:下田さんの作り込まれたデザイン性とセンスが、とても新鮮だなと素直に感じました。最初はInstagramで知らずに発見した際に、まさか「SILENT POETS」名義で、Tシャツを作られている事に大変驚きました。
    その後、梶原さんに「EDIFICEの大人のお客様も着れるプリントTシャツを作りたい」と相談させて頂いて、下田さんのデザイン性が適任とオファーをさせていただきました。
    梶原さんは「POET MEETS DUBWISE」のデザインを見た時にどういった印象を持たれたのですか?

    梶原氏: 下田さんがデザインされたアパレルのブランドは様々あるんですが、アーティストとしての音楽背景をグラフィック表現としてファッションに落とし込んでいるのは下田さんの真骨頂だなと感じました。その点でも今回のTシャツは、決定版ではないかと思います。

  • 大瀧: 音楽としての才能とデザインのセンスのバランスがとても良いなと思います。どういったところをデザインの軸として制作するようにしていますか?

    下田氏:SILENT POETSという存在があってのモノ作りは軸にありますね。
    結局、音楽もデザインもそうですが、自分が好きなものだからこそやりたいことが表現出来るというのが大きいですね。後は、デザインの原体験として英字新聞があります。英字新聞って僕の中で完璧なデザインというか、フォントの大きさや余白の取り方だったりバランスがとてもかっこいいなと思っていて、デザインを始めた頃とても影響を受けました。

  • 梶原氏: そういったところに男臭さというか何か洗練されたイメージがありますよね。海外のアーティストのデザインとは違う下田さんの持つ日本人としてのデザインセンスが、ファンだけでなくファッション好きにも響くところがあると思います。

    大瀧:今回の別注の企画はどういった流れでスタートしたんですか?

    梶原氏:最初のコレクションもSILENT POETSの曲名をフューチャーしていました。その時のデザイン要素は、前後に分割されていたんですが、今回は敢えてフロントにまとめました。というのもエディフィスだとジャケットのインナーとしても着ることを想定して、デザインがしっかり見えるように調整しましたね。選んだのは個人的に好きな曲や思い入れのあるアルバムのタイトルです。

  • 大瀧:ありがとうございます。シーズンレスで着るジャケットとの相性も良いと思います。
    また背面のプリントも文字のおさまりがとても良いですね。
    今回のデザインも最初「LOWERCASE」という文字がデザインに自然に溶け込んでいたので、気づかなかったですね。(笑)

    下田氏:そうですよね。(笑)
    一緒に作ったという感謝の意味も込めてプリントしました。ちなみに「〜 MEETS 〜」っていうのはレゲエとかの世界でよく使われる表現で、誰かと一緒に作り上げたという意味がありますね。POET MEETS DUBWISEもぼく自身がPOETで、SILENT POETSを通してダブに出会ったという意味も込めた名前ですね。
    なので、今回もLOWERCASEと一緒に作ったというところで使わせていただきました。

  • 大瀧:本日は、お二人ともお忙しい中お話いただきありがとうございました。
    梶原さん通して繋がる企画というのもEDIFICEにとって新たな要素として今後も何かお取り組みを出来たらなと思います。
    夏に向けた上品なプリントTシャツは、ベイクルーズストア、EDIFICE実店舗にて展開中ですので、是非皆様ご覧ください。

  • 梶原由景/LOWERCASE代表

    アパレルから通信まで幅広い業界にクライアントをもつクリエイティブ・コンサルティングファーム、LOWERCASE代表。
    ファッション、デジタルに精通するほか、美食家としても有名。

    下田法晴/SILENT POETS

    POET MEETS DUBWISE/メランコリックでエモーショナルなDUBサウンドを表現するSILENT POETSこと下田法晴によるオリジナルブランド。
    1990年代からDJ/ミュージシャンとして活動してきた下田はグラフィックデザイナーとしてのキャリアも長きにわたる。