- (scroll down )一枚で絵になるワンピースを得意とするVERMEIL par iéna。
大人の女性のために、工夫を凝らしたシルエットは早めにマークして夏中楽しんで。
STYLIST佐藤佳菜子さんのセルフスタイリングや小物使いをお手本に。佐藤佳菜子Stylist雑誌『BAILA』をはじめ、広告やコラボ商品開発など多方面で活躍する人気スタイリスト。大人向きのトレンドを見極めるセンスと、モダンで上品なスタイリングが絶大な支持を集めている。自身が主宰するオンラインショップ「boutique310」や2匹の愛犬などが登場するYouTube「studio310」も話題。
instagram :@kanakosato__ストレスフリーな着心地でいて、絶妙なパターンが光るTシャツワンピース。生地の落ち感を意識して仕立てられ、フロントはすっきりと、バックはボリュームをもたせることでドラマティックに。「歩いた時に裾のボリューム感が映える一枚。スモーキーなブラウンと、シャリ感のある素材がカジュアルなイメージのあるTシャツワンピースを大人っぽく、洒落た印象に。パンツやストールとのトーン・オン・トーンにこそ、艶感を上げるゴールドやシルバーのジュエリーが欠かせません」シャツカラーのオールインワンはシックでマニッシュなムードを感じられる一着。付属のタイはネクタイ風に巻いたり、ベルトとしてアレンジすることも。一枚着としてはもちろん、インにタンクトップを重ねたラフなレイヤードも素敵。「大人っぽい抜け感をもたらす、五分袖とライトなコットンリネンのシャツ素材が好み。身長156㎝の私の場合、裾を軽くロールアップしたり、ウエストにタイを巻くことでメリハリをつくり、ちょうどいいバランスを探ります。グレーに近いスミクロはこげ茶との相性がいいので、色合わせはあくまでニュアンシーに」真っ白のコットンとシャーリングが大人の甘さを醸すワンピース。裾にかけて緩やかに広がるリラックス感のあるシルエットで、共布ベルトでウエストマークするとまた印象が変わって、スタイルの幅が広がる。「このワンピースは身幅がゆったりとしているので、小柄な私はひと工夫。分量を調整するために、スカーフでウエストラインを強調し、肩を落としたオフショルダーとして着用。形をつくることで、バランスを取ります。素足だと着ていく場所が限られてしまうから、パンツを重ね、足元にはバブーシュを。黒でモダンにまとめます」今、再び新鮮なプリーツ生地は伸縮性があり、着心地抜群。多様な女性の体に寄り添う「ワンサイズ・フィット・オール」を掲げた、バンコクのブランドGongdid Designから。「これからの季節にさらりとした素材が心地よく、プリーツ生地で仕立てたフェミニンなマーメイドシルエットも絶妙。一枚で着こなすのはもちろんですが、今すぐ着るなら、軽やかなシャツジャケットを羽織って。肩かけしたり、襟を立てたり、ジャケットの上からベルトマークしたり……着方をあれこれ楽しめるのも魅力」3重のプリーツを施したバックスタイルが目を引くデザイン。天然素材にプリーツはかからないという概念を覆し、コットンの風合いはそのままに、加工を可能した特許技術を採用している。「こだわりのバックプリーツや深めのスリットのおかげで、ぐっと雰囲気が出る一枚。カーキの色出しも素敵。少し高めのバンドカラーは胸元のボタンをいくつか外しても収まりがよく、開きがきれい。考え抜かれたディテールが、今まで出会ったシャツワンピースとはひと味違う表情を見せてくれます」胸下で切り替えられたフォルムがモダンで女らしい。ブラックキャミワンピースはアジャスターつきのストラップで長さを微調整でき、タンクトップやTシャツなどインナーを重ねても響かず、重宝する。「キャミワンピースの場合、女らしさを中和してくれるオーバーサイズジャケットやスニーカーの組み合わせがちょうどいいんです。それでいてアクセサリーは大胆に。どのワンピースのルックにも共通するのは、デコラティブでちょっと強めのジュエリー使い。身につけた時に視線を上げてくれたり、意外なバランスを教えてくれるのが面白いんです」