#001
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村瀬由香/レユッカス デザイナー
Q:服を選ぶときの基準を教えてください。
A:私は顔も小さくて細いから、黒を着るとより小さく見えます。黒は大きい人の方が似合う。ヨーロッパの背の高い人たちに囲まれて、そこで勝つために、普段は黒は着ない。負けたくないっていう日にはジャケットを着ます。パリではエレガンスが重視されるので。
Q:ジョンスメドレーの好きなところは。
A:安いです。20年くらい前からずっと着ています。最近発売されているものは袖の作りが以前のものと異なっていて、昔の仕様の方が好みです。頻度高く長年愛用できるものは、購入するときの価格が高くても、結果的には安い買い物になりますね。近年は何を着ればいいか迷うことが多いです。メゾンはロゴを大々的に打ち出したものが多く、自分のクローゼットに並ぶそれらのブランドの服に袖が通しづらいです。コマーシャルに近い発想でものを作ることは、洋服の歴史を軽じていると感じます。

Q:このニットを着てどこに行きたいですか。
A:どこへでも。パリに住んでいて、仕事柄様々な場所へ行くのですが、ジョンスメドレーのニットは常にスーツケースに何枚か入っています。
Photo_Leo Arimoto@leo_arimoto
Edit&Text_Taiyo Nagashima@taiyo.ooo
#002
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秋元 剛/AKIMOTO Inc. Director
Instagram :@go_akimoto
Q:服を選ぶときの基準を教えてください。
A:TPOを考えます。自分にとって服はコミュニケーションの手段であり、服を着ている自分は、空間の一部でもある。気分と状況、どちらにも沿う服装が最も気持ちがいいです。
Q:ジョンスメドレーの好きなところは。
A:ハイゲージニットのトップスは清潔感があって美しく、かといって堅苦しくはない。それは他に類するものがあまり思い当たらない、ジョンスメドレーならではの魅力だと思います。

Q:このニットを着てどこに行きたいですか。
A:メンズウェアにおけるオケージョンは難しい。ジャケットにシャツだとフォーマルすぎて、Tシャツだとカジュアルすぎる。このカーディガンは、そういったシーンの最適解だと思います。品の良さと軽やかさ、いずれも求められるシーンが東京にはより多くなってきたと感じます。

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Cooperation_ちゃんこ千代の富士@chiyonofuji_chanko
#003
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工藤 大輝/音楽家
Instagram :@da_ice_taiki
Q:服を選ぶときの基準を教えてください。
A:実用かときめきかで言えば、断然ときめきを重視します。自分の仕事には、あまりルーティンがありません。今日のようなラジオ収録もあれば、ステージに立ったり、海外で撮影や制作をすることも。一日中作業をしている日もあります。雨が降っていてもロケバス移動が多ければ、ゴアテックスより着心地のいいニットの方が快適だったりして。自分にとって実用的な服はさまざま。だからこそ、まずは直感的に選びます。
Q:ジョンスメドレーの好きなところは。
A:クルーネックのハイゲージニットは冬のロンTという感覚。全身の素材感のバランスが整っている方が気分が良くて、ジョンスメドレーの素材感は何にでも合わせやすくて最適です。

Q:このニットを着てどこに行きたいですか。
A:日常着でありながら、気合を入れる時にも選択肢から外しません。地方のツアーにも持っていきますね。上品でありながらタフである。そういう服はあまり多くないと思うんです。
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Cooperation_TBSラジオ TALK ABOUT@radio_talkabout
#004
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色部 義昭/グラフィックデザイナー・アートディレクター
Instagram :@irobedesign
Q:服を選ぶときの基準を教えてください。
A:無駄なく着回しのできる服を選ぼうと意識しています。また、青系の色が好きで、自然と手に取ることが多いですね。デザイナーという仕事柄、色は交換可能なバリエーションではなく、一色ごとに個性を持った情報ととらえています。黒は色を免れているようなニュアンスがありますが、ネイビーはどれだけ濃くなっていっても、透明な印象があります。
Q:ジョンスメドレーの好きなところは。
A:普段からジョンスメドレーのカーディガンを着ていて、他の服とリンクしやすく、着回しがしやすいと感じています。このネイビーは黄色味が強くなく、やや赤みがあって、深い色だけど鮮やかさを秘めた発色があります。あと着心地が良いところも好きです。

Q:このニットを着てどこに行きたいですか。
A:仕事と日常で服を分けていません。機能的で、清潔な印象がありながら、自分に合う服を選ぼうとすると意外と選択肢が少ない。このニットはそれらを兼ね備えています。出張で様々な気候風土の場所へ行きますが、温度調整がしやすそうでいいなと思いました。

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マックス・ハウゼガ/クリエイティブディレクター
Instagram :@max_houtzager
Q:服を選ぶときの基準を教えてください。
A:ネイチャーイズベストという考え方が中心にある。人は自然の力を超えられない。だから、化学繊維よりは天然繊維を着ることが多い。長く使えて、壊れても修理できるものが好き。
Q:ジョンスメドレーの好きなところは。
A:軽かった。僕は暑がりだから気に入っている。少しテクスチャーがある白で、オフホワイトではないけれど、真っ白でもない。いい色。

Q:このニットを着てどこに行きたいですか。
A:雪山の暖炉の横にあったらいいな。フォーマルなところにも行けそうだけど、白いから食事するときは少し怖い。音楽の聴けるバーなら、汚れなくていいかも。
