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OUTER&KNIT

L'ESSAGE

ふたりの人気スタイリストにASK!

JOURNAL STANDARD L’ESSAGEの人気企画、第6弾!

冬の鉄板2大アイテムといえば、アウターとニット。
その今年らしい着こなしを、人気スタイリストの樋口かほりさんと兵藤千尋さんがレクチャー。
ふたりが選んだピースの推しポイントと、スタイリングがあか抜けるヒントを聞きました。

Kahori Higuchi
樋口かほり
Chihiro Hyodo
兵藤千尋

Kahori Higuchi

樋口かほり

NO.01
comment
メンズライクながら上品なブラウン調のカーキのスタンドショートコートに、赤が素敵な<ISLAND TIDES>のタートルネックニットを合わせました。赤は女性を素敵に見せるカラーで好きです。相性の良いクラシックな色合わせなので、ニットもアウターもとにかくシンプルに着るのがポイント。デニム合わせでもきちんと見えします。小物も、色を足さずにトーンを合わせた方がより深みがでるのでおすすめです。

STYLING ITEMS

NO.02
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このテーラードコート、L'ESSAGEらしいかっこよさがあってとてもタイプです。同じくマニッシュな色のニットをセットでコーディネート。こちらはモヘヤ混で毛足が長いので可愛さもあり、重ねることでより洒落て見えます。あえてカジュアルさはなくし、ニットで重みも出しました。グレータイツで肌を隠すとスカートスタイルのコンサバ感を払拭できて、今年らしく見えます。ターバンでモードなエッセンスをひとさじ加えました。

STYLING ITEMS

NO.03
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ネイビーのコートはロングだとよりレディな印象に。ボタンが多めなところも可愛いです。ニットは高級感がある濃紺でシンプルすぎないところに惹かれました。正統派のワントーンコーデですが、異素材でまとめれば地味にならないです。バッグはあえて黒を差し込むことでモード感を足して。足元は、ジュエリー感覚でゴールドのパンプスを合わせて華やかに。白ソックスで大人の遊びを加えるのも今年らしいテクニックです。

STYLING ITEMS

NO.04
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シープエコファーコートはカーデ感覚で羽織れるデザインが今年らしくて可愛いです。ノーカラーで重ね着しやすいデザインもグッド。中には、こちらも今年っぽいややショート丈のモヘヤ混カーディガンを。トップスはアウターに色を合わせたワントーンでまとめつつ、インナーとボトムスは黒で引き締めてメリハリをつけました。足元はブーツ以外にソックス×ローファーもおすすめ。ボリュームアウターにはミニバッグが好相性です。

STYLING ITEMS

Chihiro Hyodo

兵藤千尋

NO.01
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ステンカラーのロングコートはずっと好きなアイテム。チェックの華やかでレトロな雰囲気も気に入りました。モヘヤニットはこっくりとしたマスタードが新鮮。ロングコートとバルーンパンツの重ためシルエットに、Vネックで抜け感を出しました。チェーンネックレスとチョーカーの重ね付けやポインテッドトゥブーツで、ニットのフェミニンな印象を辛口にシフト。年末年始のちょっとしたイベントに着て行きたいコーディネートですね。

STYLING ITEMS

NO.02
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ふわふわのシャギーコートは、落ち着いたカラーとハーフ丈で大人っぽく着こなすのがポイントです。グレーを軸にしたシックなハンサムスタイルに、コートの起毛感で甘さをMIXしました。このニットもシンプルながら袖や裾のリブがしっかり長くて、ネックの立ち上がりも計算されていてすごく好みですね。この冬はシャツをレイヤードするスタイルもおすすめ。シャツとスニーカーのアイボリーで軽さを出しました。

STYLING ITEMS

NO.03
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なんだか無性に惹かれるのが、メンズっぽい柄ニット。これはモノトーンだから大人っぽく着られて、ボトムスを選ばないところが◎。コートは高さのあるスタンドカラーがモード感もあってかっこいいし、ミニマルなデザインも素敵です。ほっこり見えないように黒×ネイビーのダークカラーでまとめつつ、小物は黒レザーのツヤでモダンな印象に。白のタートルカットソーをインして、軽やかさを出したのもポイントです。

STYLING ITEMS

NO.04
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今シーズン最も旬な色のブラウンを差し色として使いたくて、こちらのチェスターコートをセレクト。トラッドな雰囲気のオーバーサイズが今の気分にぴったりです。中は紺ニットとインディゴデニムで色を繋いで、シンプルに。ニットの特徴的な太リブがワントーンコーデに奥行きをもたらしてくれます。冬らしいこっくりとした配色には、大ぶりな地金のアクセサリーやゴールドパンプスを効かせることでキレ味良く印象的なスタイルに。

STYLING ITEMS

樋口かほり

2006年8月、渡邉恵子氏のアシスタントを経て独立。シンプルな女性像で、女性誌『GISELe』『otona MUSE』『VERY』などの雑誌を中心に、広告やカタログのスタイリングを多数手がける。KIND所属。

兵藤千尋

2010年よりフリーランスのスタイリストとして、『Oggi』『LEE』などの女性誌を中心に活動。ベーシックな服を軸にしたきれいめカジュアルを得意とする。気になるアイテムは自ら袖を通し、本当に良いと思えるアイテムを提案するのがモットー。

Instagram:@c.hyodo

PHOTOGRAPHS_Takashi Akiyama
STYLING&MODEL_Kaori Higuchi (KIND)
HAIR&MAKE_Makoto Morikawa (PEACE MONKEY)
STYLING&MODEL_Chihiro Hyodo
HAIR&MAKE_Saki Hidaka (ilumini.inc)
TEXT_Chikako Ichinoi