雨を悪者にしたのは誰だろう?確かに気分が落ちやすいかもしれない。びしょ濡れにもなりたくない。
それならいっそのこと、晴れの日にはできない雨の日ならではのコーディネートを楽しんでみるのはどうだろう?
晴れの日には傘なんてさせないし、雨を弾くゴアテックスの素晴らしさだって普段は気づかないはず。
お気に入りのアイテムを身につけて、雨の日を楽しもう。嗚呼、早く雨が降らないかなぁ。個々のこだわりがいつもより強くなる雨スタイル。 普段のコーディネートから一家言をもつ<ジャーナルスタンダード>のバイヤー平岡氏と<エディフィス>のWEB VC松原氏は、 どんな雨スタイルをして、どんなこだわりをもっているのだろう?
JOURNAL STANDARD
平岡亮太さん(バイヤー)
定番は、サンダルとショルダーバッグ。
「雨の日は、濡れても気にならないサンダルを選ぶことが多いです。あと傘をさすのでショルダーバッグをよく使ってますね。今回は、タイダイのバッグが個性的なので、足元はグレーでシンプルに。トップスをシャツにすることで清潔感を持たせつつ、カジュアルになり過ぎないようにバランスを意識しました」
ÉDIFICE
松原将平さん(WEB VC)
雨の日は、素材と色目を意識して
コーディネート。「雨の日は、撥水などの機能性や気軽に洗えるアイテムを選ぶことが多いですね。そのため、素材を意識してコーディネートを組んでいます。今回はナイロン素材がカジュアルな印象なので、全体をネイビートーンでシックにまとめました。それだけだと重い印象なので、アウターには発色の良いブルー、そしてハットと足元を白にすることで抜け感をプラスしています」
雨の日のコーディネートで、特に気を配りたいのがアウターとシューズ。 てことで、スタッフ6名に愛用しているお気に入り雨の日用アウターとシューズを教えてもらいました。
OUTER
<アクロニウム>
のマウンテンパーカ畑山健太
JORNAL STANDARD relume
バイヤーUS ARMY
のECWCS GEN1(前期モデル)長谷川眞也
JORNAL STANDARD relume
自由が丘店 店長「豪雨以外は傘を差しません!ECWCSの前期は、高いネックと大きめのフードのおかげで吹きつける雨からしっかりと守ってくれます」
<アダルト オリエンテッド ローブス>
のアノラック藤田英嗣
EDIFICE
BCS名古屋パルコ店 スタッフ「この春、一目惚れした通称AORのアノラックは、ポケットが大きく、手ぶら派の自分にはピッタリ。天候を問わず毎日のように着用しています」
SHOES
<パラブーツ>
のミカエルブリッド三浦凛太郎
EDIFICE
バイヤー「学生時代に購入し、もう8年目。最近は雨靴専門ですが、初心を思い出させてくれる大切な一足です。タフさに甘えて全然磨いてないけど(笑)」
<トリッカーズ> × <ジャーナルスタンダード>
のモールトン若林優太
JORNAL STANDARD
横浜店 スタッフ「一言で言うと、エレガントなのにヘビーデューティー。クロムエクセルレザーは雨の日にも最適。どんなボトムスにも合わせやすいので、悩んだ時はモールトン一択です」
<サロモン>
のXA PRO 3D GORE-TEX家塚哲也
417 EDIFICE
EC「<サロモン>が好きで複数持ってますが、雨の日はいつもコレ。汚れや傷も気にせず、ガンガン履けます。冬の帰省時に雪道を歩く際も大活躍でした」
“雨に濡れなければそれでよし!”なんてことはないわけで、 どうせなら気分が上がるデザインも備わっていてほしい。 雨の日コーディネートが楽しくなるアイテムを、カテゴリー別に厳選。
JACKET
機能も見た目も大事です。
リュックの上からどうぞ。
晴雨問わずに大活躍。
BOTTOMS
靴の次に濡れやすいボトムスだからこそ。
この夏もお世話になります、ポニーロゴ。
弾いて、軽くて、伸びる。
SHOES
雨靴の代名詞から、全天候型キックスまで。
水の滴る良いワラビー。
やっぱり嬉しい、Made in U.S.A.
BAG
傘を持つなら、片手は空けておきたい。
雨の日は、ワンショルダーで。
OTHER
雨の日は、小物にだってこだわりたい。
重さは、iPhoneの半分以下。
Composition & Text:Takashi Abe
「蒸れないので、重宝しています。着ない時はジャケットスリングでリュックのように背負えるのでとても便利です!」