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  3. 入江史織さんに聞く、 最旬ブラウス×ヘアメイクのバランス学 Obsessed with Blouse
  • 大人の垢抜けファッション×ヘアメイクに定評があり、
    同世代女性から絶大な支持を集める
    美容家でモデルの入江史織さんが登場。
    NOBLEイチ推しのブラウスに合わせた
    最旬ヘアメイク術をレクチャーしてもらいました。

    NOBLEらしい凛としたキレイめブラウスは、色味を抑えた“大人のミュートトーンメイク”で。目元はシアーなベージュをアイホールに、濃いめのベージュをその上に、濃淡2色を重ねて陰影を出して。リップはアイシャドウの色味と合わせて、ベージュをチョイス。唇の中央を多めに、2度塗りで色味をしっかり出すとぼやけず、立体的に仕上がります。眉は濃い目に描いて引き締め、洗練された都会的な雰囲気に。ヘアはストレートな“線”を意識した一つ結び。タイトになりすぎないよう、フェイスラインの後れ毛で遊びをプラスしました(入江さん)

    Drape Satin 2way Blouse

    襟元のデザインがアクセントとなったサテン素材の女性らしいブラウス。 計算されたパターンワークで表現された美しいドレープは、どんなシーンでも活躍してくれること間違いなし。前後どちらを前にしても着用できる2WAY仕様なのも嬉しいポイント。

    ハンサムな印象のブラウスは、どこかレディ感が漂う“女っぽいハンサムメイク”で。ポイントはリップ。濃い目のレッドブラウンをチョイスして、女らしい雰囲気をプラスしました。平筆を使って少しオーバーリップ気味に塗ると、鼻と口の距離感を縮める“人中短縮”効果があるので、“脱・間延び顔”が叶います。アイシャドウはベージュの濃淡2色を重ねて陰影を出して。ヘアはストレートヘアを基本に、前髪をゆるっと引き出して優しい印象に(入江さん)

    Skipper Blouse

    光沢のあるシャツ素材をスキッパーブラウスに落とし込んだハンサムな印象のブラウス。袖口を広くデザインする事で華奢な手首が強調され、女性らしさも兼ね揃えた一枚。

    ワークシーンでも大活躍してくれそうなブラウスは、大人かわいいを体現する王道ピンクブラウンの“シャレ感オフィスメイク”で、周りと差をつけて。肌は頬周りを中心にファンデーションで艶感をプラス。目元はアイホールにベージュを、その上に青みピンクをふんわり重ねます。口元はきちんと感のあるブラウンリップで好印象に。ヘアはウェーブを仕込んだ後、低め位置でザクっとシニヨン。まとめ髪にすることで甘くなりすぎず、フェミニンなスリーブのデザインにも映えます(入江さん)

    Cape Flare Blouse

    前から見たときのハンカチーフヘムのような四角い袖シルエットが可愛い着映えブラウス。袖縁部分にはラダーレースを採用し、抜け感のある仕上がりがポイント。空気を纏いふんわりと揺れる袖が涼しげな1着。オフィススタイルからデイリー使いまで、幅広いスタイリングにマッチしてくれます。

    ブラウスの軽やかさに合わせて、シアー感のあるピンクメイクに。口元は“バブみ”のあるピンクリップで大人の可憐さを表現。目元はジューシーなラメ入りピンクを瞼中央にのせて、艶感をプラスします。チークはシアーなジューシーピンクをチョイス。頬の高め位置に広めに入れることで、やりすぎない血色感を生み出しました。ヘアは、ブラウスの透け感を活かすよう、まとめ髪が好バランス。低めのローポニーは、フェイスラインにふんわり後れ毛を出して、大人の可愛らしさと余裕を演出します(入江さん)

    Sheer Organdy Blouse

    シアー素材×ハイネックの肌見せバランスの取れたブラウスは、スラックスパンツからカジュアルなデニムまで何にでも合わせやすい1着。丸みを帯びたパフスリーブで、大人可愛い要素もぎゅっと詰め込まれています。

    デザイン性の高いブラウスなので、メイクは血色を活かしてヘルシーに。アイメイクはラメ感のあるゴールドを眉下にのせるのがポイント。目を閉じたときに濡れ感が際立ち、印象的な目元を演出します。濃い目のレッドリップは、強すぎないようグロスタイプを選んで“ちゅるん”とした質感を出して。ヘアはバックオープンのブラウスが映えるまとめ髪が正解。ゆる巻きした髪を、あご先から耳上を通る延長線上にラフに結ぶのが、ポニーテールの黄金バランスです。フェイスラインの後れ毛は、アイロンでストレートに仕上げてメリハリを効かせて(入江さん)

    Back Open Peplum Blouse

    張りのあるタフタ素材で立体的なペプラムシルエットが特徴のブラウス。詰まった首元のデザインに対して。バックスタイルは背中が大きく開いたドキッとする大胆なデザイン。前後のギャップが魅力的なブラウスです。

    大人っぽくシックな色合いのプリントなので、ローズピンクで明るい顔色を目指しました。アイシャドウは、ベースにブラウン系をなじませてから、青みピンクをふんわり被せます。リップは発色がよく、濡れたようなフレッシュな艶感のラズベリーピンクを塗ってポイントに。ヘアはダウンスタイル。ゆる巻きで、作りすぎないラフな感じに仕上げました。毛先にはオイルを塗って艶感をプラスしています(入江さん)

    Vintage flower Print Blouse

    花柄プリントが大人フェミニンなブラウスは、ポリエステル素材でシワになり難く、イージーケア性なのも嬉しいポイント。腕回りにボリュームを加え、バックスタイルが立体的なフォルムになるよう設計したことで、コンパクトでありながら腕が細く見えるデザインに。

    夏に向けて楽しみたいオフショルダーブラウスは、“大人のヘルシーオレンジメイク”で。オレンジ系メイクのときは、眉毛のトーンを明るくするのがコツです。アイシャドウは、薄めのブラウンをアイホールと涙袋になじませ、中央下の濃いブラウンを二重ラインと目の下の際に。リップは濃密な艶感のテラコッタカラーを選択。チークはつけすぎないよう、スポンジで軽くポンポンとのせます。ヘアはゆる巻きを活かしたお団子ヘアを高め位置に。フェイスラインは後れ毛を引き出して、こなれた印象に(入江さん)

    Off-Shoulder Blouse

    トレンドのオフショルダーにフリルたっぷりの大人フェミニンな1枚。ウエストと袖口はゴム仕様なのでふんわりとした立体的なパフ感が魅力。ヴィンテージライクな風合いが特徴の素材はシワになりにくく、サマーバケーションにもぴったりなブラウスです。

    コットンレースに似合う、フレッシュな印象の“多幸感オレンジメイク”。目元はベースにイエローベージュを、目の上下の際にはオレンジをラインで入れてポイントに。目頭にはブラウンラメをプラスしました。リップは2色使いで、鮮やかなオレンジを塗った後、グロスをのせて艶足し。チークはブラウン系を頬の内側に多めに入れることで、フレッシュな印象をアピールします。ヘアは三つ編みをざっくり編み下ろしてラフに。簡単にこなれ感が出るので、春夏シーズンにおすすめです(入江さん)

    Embroidery Frill Blouse

    綿×ポリエステルのハリのある素材感でロマンティックなフリルをあしらったブラウス。
    肩から二の腕に覆いかぶさるようなフリルが、気になる二の腕部分を華奢見せてくれるのも嬉しい。顔周りが華やぐ主役ブラウス。

    Profile

    入江史織さん ファッション誌『CLASSY』(光文社)の読者モデルCLASSY.LEADERSとしても活動。ファッション、コスメ、ヘア、と女性のための幅広いジャンルの情報を発信。ファッション業界からの注目も高く、ファッションモデルとしての起用も増加。同世代女子の憧れ的存在であり注目の的。

    Instagram :@sh10110

    Staff

    Model : Shiori Irie
    Photographer : Natsuko Okada
    Hair & Make : Kurumi Komatsu
    Text : Makiko Awata