1. HOME
  2. 特集
  3. BRANDNEW-COAT STYLE in spring | 春アウター、どう着る?ベストアンサー12!
  • 重たい冬コートを脱いで、スプリングコートを軽快に羽織る季節が到来! 旬とこなれ感がディテールで光る正統派アウターが大活躍の予感。 そこで今回は、スタイリスト高木千智さんにトレンドライクな着こなしを提案していただきました。 遊び心のあるMIXコーデを参考に、春コートの着こなしをアップデートして!

    TRENCH COAT
    スポーティーなハズしが
    トレンチスタイルに軽さと親近感

    サラッと羽織るだけでキマる、安定感抜群の王道トレンチコート。軽くてシワになりにくい撥水加工のハイスペック素材なのも嬉しいポイント。スポーティーなナンバーロゴのメッシュトップスを差し込むことで、あえてカジュアルダウンさせるのがJS流。ボトムはミリタリーライクな素材感の黒スカートとグレーバッグで重ためバランスに調整。

    キレイめコーデにあえての
    90‘sエッセンスが今っぽい

    本格的なディテールが詰まった正統派トレンチコートは、トラッドなキレイめコーデもお手のもの。レッドやネイビーとの色合わせが、大人可愛いムードも◎。コンパクトニットとニットスカーフを同シリーズで合わせて、無難にまとまらないよう工夫を。90‘sっぽさを感じさせるラルフローレンのキャップやショートパンツが今、新鮮。

    NYLON OX HOODED COAT
    ( ARMY TWILL )
    甘辛MIXはトライバルな
    ムードを足して更新感

    ユニセックスで着られるオーバーサイズのフーデッドコート。メンズライクなアウターにロングワンピースを合わせた、鉄板のスタイリング。エスニックなクラフト感のある総柄を合わせて今っぽく更新したら、小物で遊びを効かせて。サンダル&帽子を黒でサンドイッチすると全体がピリッと引き締まるのでおすすめ。

    シアーな抜け感でマニッシュコーデに
    女っぽさをひとさじ

    タフな素材を使ってシンプルに仕立てたブルゾンは、着回し力の高さも魅力。サロペットをつないだマニッシュなスタイリングは、シアーシャツを重ねて抜け感をプラス。サンダルにはキャッチーなオレンジのソックスをイン。色をトッピングしてもグレーが全体を馴染ませてくれるから◎。バッグまでスポーティーにまとめないで、あえてカゴバッグを投入して。

    MALTON COAT
    ( TRADITIONAL WEATHERWEAR )
    MIX & MATCHはベーシックカラーの
    統一感がカギ

    TRADITIONAL WEATHERWEARで人気の“MALTON”を春らしい軽素材で別注したスペシャルアウター。マットゴールドボタンやAラインシルエットがキレイめなムードも。バンドT×レースキャミのコントラストが効いたスタイリングの時は、モノトーンベースでまとめることでちぐはぐにならず、洗練された甘辛MIXに。

    ボリュームとこなれ感を足せる
    パーカーが頼りになる

    撥水性のある高機能ポリエステルを使った軽い着心地で、オン・オフ限らず大活躍間違いなしのコート。女っぽいVネックの柄ワンピースを合わせる時は、パーカーの一手間を加えることでメンズライクな要素とボリュームを足し算。足元はあえてスニーカーではなく、渋めのサンダルを合わせるのがおすすめ。

    SHORT TRENCH COAT
    トレンチコートを
    爽やかにカジュアルダウン

    気軽に羽織れるミドル丈のノーカラートレンチコートはデイリーユースにぴったり。ロゴTとストライプシャツをレイヤードして、正統派のトレンチスタイルに親しみを。ロゴとシャツの色を合わせることでまとまり感がアップ。ミリタリーグリーンのスカートとライムイエローのニットが差し色効果も抜群。胸元にブローチを散りばめて、華やかに仕上げて。

    この春マストなトレンチ×デニムには
    キラキラ小物が効く

    シワになりにくい素材を使い、お手入れ簡単にキレイ見えが叶うミドル丈トレンチコート。今年らしいデニムレイヤードで、カジュアルにこなれたコーデにトライしてみて。インナーの白トップスにビーズブラをアクセサリー感覚で重ねれば、さらに旬度が急上昇。足元はピンクのソックスをサンダルにインして、王道コートスタイルに遊び心を添えて。

    FLARE COAT
    ヴィンテージライクなスタイルは
    大人コートで整える

    オン・オフはもちろん、オケージョンにも活躍するAラインシルエットのロングフレアコート。ほんのりラフさも漂うフィットだから、カジュアルとも好相性。バンドTとラインパンツを組み合わせたヴィンテージ風のスタイリングにもマッチ。チェッカー柄バッグやキラキラトップスなどでプレイフルな要素を足しても、コートのおかげで大人っぽくまとまって◎。

    シックだけどエッジも漂う、
    ロンドン住まいのパリガール

    マキシ丈の見た目に対して、気軽に羽織れるライトな素材が着やすいコート。デニム合わせのカジュアルコーデの日は、小物使いのテクニックを光らせながら全体をトラッドでまとめて。クラッシュデニムにはローファーでクラスアップ。ベルトやスカーフ、バッグ&シューズは黒で統一して引き締めるのがポイント。

    HOODIE COAT
    ブラウンまとめで
    品と洗練度を高めたフェミニン

    一見カジュアル見えするフードコートは、ハリと光沢の表情が上質感漂う大人向けアウター。切り替えやステッチなどさりげなく洒落たディテールにも注目。コートに合わせたブラウンコーデならいっそう上品なムードに。帽子で甘さを足したり、シルバーのバッグで差し色を加えたりして、さらに都会的に洗練させて。

    今年らしくあか抜ける
    シアー&ラメのトッピング

    合わせるボトムスを選ばない着丈やゆったりしたサイズだから、春だけでなくロングシーズン活躍するコート。やんちゃな印象の柄モノ開襟シャツをインすれば、メンズライクな雰囲気に。対してボトムスは、フェミニンなベージュのシアー&ラメスカートや白サンダルをつないで、アンバランスな感じを出すのがグッド。

    STYLIST
    高木千智
    2011年独立。独立後スタイリストとして活動。その後NYに3年間留学。日本に帰国後 GISELe、oggiなどの女性誌、女優、タレント、広告、ブランドのカタログなどのスタイリストとして活躍。

    Styling : Chisato Takagi
    Photographs : Takehiro Uochi (TENT)
    Text : Chikako Ichinoi