きちんと感は欲しいけど堅苦しさは要らない。だから素材はジャージー一択。撮影中にキッズモデルの彼女がくるくる回っていてかわいかったな。
襟元の形やチュールドットはママのブラウスとのリンクポイントだって気づいてた？
ちゃんとキレイだけど、ちゃんと洗える。これは今回のコラボシリーズに共通した要素です。

今回のコラボで最初に浮かんだイメージは、、、オンオフ兼用。シャカシャカ素材。プリント。なにより『どこにもないもの』まるで互いの思いが重なるように、ヴィンテージにあった柄を２つかけ合わせたオリジナル柄が生まれました。
息子が脱いだ上着を持ったときの軽さ！ぎゅうっとバッグに入れていた上着もそのまま着せられるくらいシワになりにくくて。
私たちのコラボは見た目の素敵だけじゃ終わらせたくないんです。

セットアップの中に着るもの、無地じゃなくて同柄のシャツでも素敵だろうな。ふと浮かんだそんなイメージに、「シーズンレス」や「スタイリングバリエーションの広さ」「扱いやすさ」といった要素を詰め込んだシャツ。

透け感のある素材だからこそ、おとなが着るなら「隠すところは隠す」「見せるところは見せる」のバランスが大切なんです。
そして最初から「これ！」が存在した襟元は、色やデザインの深さと角度を何度もやり替えて。何度目かのサンプルは着た瞬間に「そう、これ！！」になりました。 最後の最後まで諦めなかったブラウスです。

Bagは、setsuko sagittaireで人気のマイクロシティタイプに今回のオリジナル素材を。ママと娘ちゃんで仲良く取り合ってほしいな。

ドレスにもブルゾンにも仕込んだ大好きなセーラーカラー。ふたつを重ねて少し大げさなくらいだけど、それがキッズなら可愛さしかないですよね。
気分はフレンチマリン。

男の子にも女の子にも使ってもらいたくて、できる限りたくさんの子供たちに協力してもらって探し出したベストな着丈とシルエット。使った金具類は全部マットな黒に。
当たり前みたいな顔をしていても細かいこだわりを色々なところに仕込んでいます。

インナーとのレイヤードで雰囲気を変えても楽しんでほしいから。

モノトーンで柄と柄。キッズでも、キッズだから、おしゃれはいつだって自由で楽しい。

袖のボリュームはポイントだけど、柔らかいから実は上着も選ばないんです。