暖かな午後の日差しが心地よいバルコニー、
お気に入りを詰め込んだブックシェルフに、
使い勝手の良いキッチン。
毎日特別なことがあるわけではないけれど、
穏やかに、
ゆっくりと流れる時間には
小さな幸せが詰まっている。
今日もまた
《ジャーナル スタンダード ラックス》の服と、
私の1日が始まる。
目覚めの良い朝は、お気に入りのキッチンでゆっくりとコーヒーを淹れる。ゆったりとしたフォルムが心地良いサスペンダーパンツと清潔感のあるTシャツは、もはやユニフォームだ。背筋の伸びるストライプシャツをラフに羽織り、どんな1日になるだろう。と考えてみる。
午前中の予定がぽっかりと空いたラッキーな日は、どこか散歩にでも出かけたくなる。部屋着と外着のラインを跨ぐようなコーディネートなら、有意義な時間を過ごせそう。程よく主張するイージーなパンツとシンプルなロゴTシャツは、心地のよいものを選びたい。
いつも綺麗なシャツを着ている人。毎日美しいヒールを履いている人。そんな風に自分のスタイルを持っている人は格好いい。その点で言えば、私にとってはジャンプスーツ。一枚で着ても様になるし、ワークウェアに女性が身を包んでこそ生まれる独特のムードが気に入っている。
柔らかい日差しが差し込む場所に、わざわざチェアを移動。溜め込んでいた本を一気読み。ワイドなサイズ感でゆったりと着られるボーダートップスと、楽な着心地のサロペット。ナチュラルなアメトラを意識したストレスフリーなコーディネートなら、心ゆくまで物語の世界に浸れる。
冷蔵庫の中にあった野菜でサンドウィッチを。お洒落なテーブルセッティングもいいけれど、キッチンでかぶりつくくらいが私には丁度いい。丁度いいと言えば、こっくりとした色味が大人っぽいチュニックとスカートのセットアップ。ボリューム、着丈、軽い着心地。その全てが春に、私に丁度いい。
「こだわってません」って感じに見える、こだわった服が好きだ。着心地を吟味して、着回し力を考えて、やっと私のワードローブの仲間入りを果たしたTシャツドレス。Tシャツをそのまま伸ばしたようなシンプルなデザインはシーズンを問わずに着られるし、ポケットだって付いている。
自然な膨らみと柔らかな風合い。表情豊かなワンピースとブルーデニムで、春の日差しをたっぷりと浴びる。忙しい日常に疲れたら、マイペースでいられる自宅のバルコニーでちょっと一息。風が吹くたびにふわりと広がるワンピースの影を眺めながら、やさしい気持ちを充電する。
天気がいい日は、プランを決めずにとりあえず外に出てみる。季節の移り変わりを五感で感じながら、ただただ歩くのも好きだ。そんな時足元はスニーカー、ボトムスはパンツを選ぶ。全身を白で揃えつつも、黒を差し込んだり、テクニカルな配色のスニーカーを選んだり。ナチュラルな中にも大人の遊び心を加えてみる。
玄関にある大きな姿見。誰かと待ち合わせ、はたまたそう出ない時も、身だしなみを整えることは大人の女性の常だと思う。薄い生地のカーディガンはかっちりとした印象とは一線を画す、フェミニンな一枚。ブラウンを選んで、淡いピンク色のTシャツに羽織る。不器用な私も、少しは愛らしく見えるかな。