くすみがかかったブルーに控えめなカーキ。冬だと敬遠されがちな寒色のアイテムをデザインニットがグラデーションでまとめる。〈シエラデザインズ〉別注マウンテンパーカのレトロなシルエットも相まって、いぶし銀のコーディネートに。

「柄ものに合わせるなら無地を」と言うけれど、少し工夫して柄同士で合わせてしまおう。大きなカモフラ×細やかなチェックの合わせも、同系色でまとめれば様になる。

秋冬ファッションの王道といえばコート。ジャケパンの上に羽織ったり、最近はスウェットセットアップに合わせたりもするけれど、今年はケミカルなグリーンが目を引くフリースの上に。上品なロングコートから覗くスポーティーさがいいアクセント。

マウンテンパーカーの下にダウンベストを着こんだかつてのヘビーデューティースタイルをアップデート。赤が映えるパフベストの上に、ハンドメイドならではの温かみのあるカウチンニットを羽織ってしまえば、寒さにも負ける気がしない。

お気に入りのニットも真冬はインナーで活躍させよう。羽織るのは軽くてレイヤードに適した別注〈ファーストダウン〉。ボトムスにはこれから発売する別注の〈リーバイス®️〉501を。クリーンなホワイトが微かにアイビーを誘う。

白や黒でまとめたモノトーンファッションはいつの時代も定番。シンプルなままでもいいけど今年は少しだけこだわりたい。ニットの腕には大きなチェック、パンツもよく見るとストライプになっていて、無彩色な中にも個性を散りばめたコーディネートが完成。