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  3. 小谷実由さんの秋冬のリラックスタイム EMILY WEEKであたたかく過ごすひととき
  • 寒くなるこれからの季節、お家でのリラックスタイムは、あたたかく心地よく過ごしたいもの。やわらかな肌触りに癒されるパジャマや、保温性抜群のシルク小物、おやすみ中も優しくバストをサポートしてくれるインナーウェアなど、EMILY WEEKのアイテムとともに、モデル・文筆家の小谷実由さんが、寝る前のひとときの過ごし方を教えてくれました。

    お気に入りのパジャマに着替えて、
    心も体もオフモードに

    お気に入りのパジャマに着替えて、
    心も体もオフモードに

    寝る前の時間はその日の締めくくり。リラックスして過ごしたいから、すぐにお気に入りのパジャマに着替えます。毎日この時間がすごく楽しみなんです。

    ふわりと軽いWガーゼのパジャマは、包まれるとうっとり気持ちよく、一気に肩の力が抜けるよう。しかも温かくて動きやすいから、一日中パジャマで過ごしてしまうことも。

    ウエストのゴム部分が太く柔らかく、体を締め付けないのもうれしい

     

    色違いに、ブルーにライトグレー、ブラウンストライプにレッドのパイピングも

     
    家の中では、ついつい楽ちんなジャージやスウェットで過ごしてしまうことも多いけれど、できることならかわいくしていたい。緑色のストライプにベージュのパイピングがとってもおしゃれで、ふと鏡に映ったときにも気持ちが上がります。上からカーディガンを羽織ったり、中にTシャツを合わせたり、家にいながらコーディネートを楽しんでいます。

    寝るときは、
    いい気分でいっぱいにして

    寝るときは、
    いい気分でいっぱいにして

    寝る前の2時間は、自分の好きなこと、没頭できることに使うようにしています。その日、どんなに悲しいことや不安なことがあったとしても、寝るときだけは、頭の中をいい気分でいっぱいにしておきたいんです。ベッドに入ってからの読書タイムも、そのための大切なひととき。最近読んでいるのは旅行記です。頭の中でいろんな場所へ行くことができるし、そのまま夢の中でも旅行できるような気がして。

    袖口のギャザーがかわいくてお気に入り

     

    今読んでいるのは、さくらももこさんの「ももこの世界あっちこっちめぐり」(集英社文庫)

    寝るときは、体を締めつけないインナーを選びたい。動きやすいように入ったショーツのスリットに感動

     

    お腹と足首は冷やさない。
    温かいと心も穏やかに

    お腹と足首は冷やさない。
    温かいと心も穏やかに

    この時期は、できるだけ体を冷やさないように気をつけています。特にお腹と足首は大切。私はもともとお腹が弱く、腹痛がこの世で一番嫌いなもの(笑)。だけど、腹巻きはどうしても着膨れが気になって…。だけど、このシルクリブ腹巻きをしてみてびっくりしました。薄くて、何にもつけていないみたい。お腹がチラッと覗いたときも「ザ・腹巻き」に見えないのも嬉しいですね。

     

     

    よく伸びる生地で締め付け感も気にならない

     

    足先が出るレッグウォーマーは、温かいのに動きやすい

    レッグウォーマーはとても軽やかに足元を温めてくれます。足先が出るから動きやすいし、靴下のように締め付け感もありません。腹巻きパンツと合わせるのがかわいくてお気に入りです。

     

    上からジャケットを着ればこのままお出かけもできそう

    やわらかなヤクウールのタートルネックは、薄手だけどしっかりあたたかくて冬のインナーとして大活躍しそう。いい素材に包まれていると、それだけでも心地良く過ごせますよね。

     
    温かいって、すごく大切だと思うんです。寒いとやっぱり元気も出ないし、心もギスギスしてしまいがち。寒い季節にはこうしたアイテムを取り入れて、できるだけ冷やさないこと、少しでも体を動かして血の巡りを良くすることを意識して過ごすようにしています。体が温かくなれば、心も穏やかになるから不思議です。

    汗を流して気持ちをリセット。
    お風呂は自分と向き合う時間

    汗を流して気持ちをリセット。
    お風呂は自分と向き合う時間

    仕事を終えて家に帰ったらまずメイクを落とし、お風呂で体を温めます。1日張り詰めていた気持ちもほぐれ、自分をまっさらな状態にリセットできるんです。湯船に浸かりながら読書をすることもあるけれど、それすらできないほどに疲れている日は、ただただお湯の中でぼーっと過ごします。普段、スマホに触れたりテレビを観たり、何かと情報に触れてしまいがちなので、こういう“何もしない時間”をあえてつくると、頭の中がクリアになるような気がします。仕事のアイデアがふっと湧いてくることも。自分の心や頭の中を整理するためにも大切な時間です。

     

     

     

    ストレッチにハーブティー、空想旅行…。
    大切な夜のルーティン

    ストレッチにハーブティー、空想旅行…。
    大切な夜のルーティン

    体が温まったら、音楽を聴きながらゆっくりストレッチを。私はもともと体に力が入りやすいのですが、寒いと余計に肩や首が縮こまり呼吸も浅くなりがちです。そこで、体をゆるめるつもりで思い切り伸びをしたり、肩をぐるぐる回したり。ストレッチの仕上げには、体の中の空気を入れ替えるような気持ちで、大きく深呼吸をします。

    ハーブティー
    【NEUTRAL】EW×DGS PHYTREAT_¥1728
    shop only

    体調や気分に合わせて選ぶハーブティーは、体を内側から温めてくれ、気持ちを落ち着けてくれます。よく飲むのは甘い香りのカモミールティーやミントティー。冷えが気になるときはジンジャーティーもいいですね。最近、エキナセアに風邪予防の効果があると聞いて、新たに取り入れるようになりました。大切な仕事の前など、体調を崩したくないときに飲んでおくと安心。ハーブティーは私にとっておまじないみたいなものかもしれません。

    20代は、寝るぎりぎりまで仕事や考えごとをして、次の日ぐったりした気分で起きることも少なくありませんでした。それでも何とか気力で乗り切れていたのが、30代になったらそうもいかなくなって。代わりに自分で自分をケアすることを覚え、寝る前の過ごし方が変わりました。夜のルーティンは、今日の自分を癒すためでもあり、明日の自分が元気でいるためのもの。日々をご機嫌で過ごすために欠かせない習慣です。

    小谷実由

    モデル/文筆家
    1991年東京生まれ。14歳からモデルとして活動を始める。通称・おみゆ。
    モデルとしてファッション誌やカタログ・広告を中心に活動するほか、エッセイの執筆、ブランドとのコラボレーションなどにも取り組む。 猫と純喫茶が好き。 2022年7月に初の書籍『隙間時間(ループ舎)』を刊行。J-WAVE original Podcast「おみゆの好き蒐集倶楽部」は、毎週金曜配信。 Instagram(@omiyuno)

    MODEL: Miyu Otani
    Photograph; Kasumi Osada
    Hair&;Make; Aya Murakami
    Edit; Renna Hata