【アベログ】 Less but Better
今を生きる。
大好きな言葉であり、
自分自身、
後悔しないよう
今を生きている…つもりです。
てことで
みなさま、こんにちは。
いきなり失礼しました。
今を一生懸命生きるように
努めてますが、
この言葉が当てはまらないことも
稀にあります。
こと身に着けるものにおいては
今が良ければいいという
考えはなくなりました。
これまで
とんでもない授業料(洋服代)を払って
自分が学んだのは
5年後に今の格好を見ても恥ずかしくないか。
自ずとシンプルなものを
選ぶようになりました。
そんな自分にとって
このサンダルは
まさにその好例です。
<ビルケンシュトック> for
<エディフィス>の
シドニー
<エディフィス>そして<イエナ>による
スペシャルなシドニーです。
「これ、アリゾナじゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、
実は違います。
まず
アリゾナよりも
ダブルストラップが
細いです。
さらに
アリゾナは
サイドでダブルストラップが
一体になってますが、
このシドニーは
一体になっていないため、
とってもすっきりとした印象。
サイドビューも美しい……。
今回の
コラボレーションでは
光沢感のある
モールドバックルを採用し
さらに
フッドベットは
通常のスエードではなく
黒のマイクロファイバーを
採用しています。
<ビルケンシュトック>愛用者は
ご存知だと思いますが、
通常のスエードフットベットの場合、
裸足でサンダルを履くと
足跡がフットベットに残ってしまうんですよね…。
しかし!
この黒のマイクロファイバーは
足跡が残りません。
ゆえに
いつでもクリーンな印象なのです。
極めてシンプルでありながら
洗練さがあり
使い勝手は抜群。
ディーター・ラムス的に言えば
“Less but better”、
ミース・ファンデル・ローエ的に言えば
“Less is more”な
ミニマルデザインプロダクトと
言えるでしょう。
これなら
5年後の自分、
いや、10年後の自分も
褒めてくれるはずです、
シドニーを履きながら…。
本日の“阿部的Less but better”
1940s USネイビーのハンドレスマグ(コーニング社)
ミニマルで、
頑強で、
人気もの。
こんな人間になりたい…。