レショップでは継続的に別注を制作させていただいているREPRODUCTION OF FOUND。

ヴィンテージに精通した日本人がプロデュースする同ブランドは、もともと50～90年代にかけて軍物のトレーニングシューズを作っていた工場でひとつひとつ丁寧にハンドメイドで作られていて、本格的な作りだけではなく、そのアノニマスなムードも魅力。

今回レショップでは、とあるブランドが過去に生み出したハイテクスニーカーの、恐らくプロトタイプにあたるであろうモデルをリファレンスにし、制作をご依頼しました。

レショップは今年で10周年を迎えます。
実は今回リファレンスとなったモデルはレショップが初めて仕入れたスニーカー。

当時のレショップのLOOKの足元としても使用していたり、いつかはまたやりたいと思っていた思い入れがあるモデルでした。

ちょうどそんなことを考えていたあるとき、バイヤーが訪れたREPRODUCTION OF FOUNDの展示会でふと目に留まったのが、新たに復刻されたジャーマントレーナーの特徴的なランニング用のソール。

それは懐かしのレショップが最初に仕入れたスニーカーのソール彷彿とさせ、今回の別注モデルが誕生するきっかけとなりました。

ベースとなっているのはREPRODUCTION OF FOUNDでは代表的なジャーマントレーナーですが、
足の甲を覆うカバーがシューレースを隠すデザインが特徴となっていて、カラーリングもワントーンにすることで一層アノニマスなムードを引き立てます。

数十年前に生まれたハイテクランニングシューズにを匂わせる近未来的な懐かしさと、そこにローテクで実用的なトレーニングシューズとの融合というのがとても面白い。

実際に履いてみるとそのクッション性は勿論のこと、シンプルなフェイスやスポーティに見え過ぎないレザー素材等かなり汎用性の高い一足です。

特別な1足ができたと思います。
この春夏の足元に是非取り入れてみてください。