【アベログ】もしもグラミチが軍チノを作ったら…
みなさま、こんにちは。
<ワ○ルドシングス>、
<ニュー○ランス>、
<パ○ゴニア>。
お馴染みの3ブランドですが、
アメリカ発のブランドであるということ以外の
共通点をご存知ですか?
アメリカ軍に
ウエアやシューズを
納入していた(している)ブランドということです。
他にも
色々なブランドが
コントラクターとして
製品を納入していますが、
それこそ
<リー◯イス>は
1930年代に
デニムプルオーバーシャツを
納入していました。
基本的に
どのブランドも
公表していないので
まだまだ意外なブランドが
ミリタリーウエアやギアを
納入していているかもしれません。
なぜ
そんなことをお伝えしたのかというと
このボトムを見たから。
<グラミチ> ×
<ジャーナルスタンダード>の
ビッグチノ クライミングパンツ
<グラミチ>好きの方であれば
このシルエットが
通常と全く異なることは
おわかりだと思います。
そうなんです、
今回の別注は
「もしアメリカ軍が
<グラミチ> にミリタリーチノを
お願いしたらどうなるのか?」という
仮説をもとに
デザインされたモデルなのです。
このワイドなシルエットは
“大きなサイズのチノを絞って穿いた”イメージから。
通常のモデルよりも
およそ1.5倍太く設計されているそうです。
さらに
USアーミーのチノの
代表的なディテールである
コインポケットを装備。
しかも!
コインポケット内に
キーループがつくなど
この別注ならではのディテールも。
ベルトループが左前にしかない
<グラミチ>のデザインを考慮した
手の込んだ装備ですね。
さらに
インラインでは
採用されていない
ヒップポケットの両玉縁(通常は片玉縁)は、
1941年に採用された
通称・41カーキの
代表的ディテールを踏襲しています。
マニアック。
さらにさらに
裾の折り上げ幅(ステッチ)を
3cmにしたり、
ピグメントダイが施された
チノクロスを
バイオウォッシュし
当時のミリタリーチノの風合いを出すなど
とにかく細部にまで
こだわりが満載。
もちろん
<グラミチ>ではお馴染みの
ウェビングベルトや
ガゼットクロッチも
装備されています。
カラーは
カーキの他に
ブラック、ボルドー、
そして
ネイビーの全4色。
クラミングパンツと
ミリタリーチノの
良いとこどりのような
唯一無二の素晴らしい逸品が
ここに完成しました。
近い未来、
兵士が
こんなボトムを
穿いているかもしれません……。
本日の“Tuxedo”
最前列で盛り上がる
怪しいおじさん(自分)の様子を、
知り合いに目撃されていませんように……。