“Made in England”の別注2型がインバーティアから登場
■INVERTERE - インバーティア■
INVERTEREは1904年にHarold Parkin氏とその兄弟によってコート作りをスタートし、イギリス・ニュートンアボットの中心部で創業した老舗コートブランドです。
彼らは世界で初めてリバーシブルコートを開発し、富裕層に向けて販売していました。当時、リバーシブルコートは非常に革新的な技術で、彼らはその生産の技術特許を幾つも保有し、現在は稼働しておりませんが彼らのホームであった【The Invertere Buildings】に保管しております。
ちなみに“INVERTERE”とはラテン語で「ぐるりと向きを変える」とゆう意味で、 彼らの代表作であるリバーシブルコートの事を表しているブランド名になります。
イギリスの老舗ファクトリーブランド・インバーティア。英国の伝統的なコートを多数手がけてきたこのブランドに、今シーズンは二つのアウターを依頼した。
まず一つはジップ付きのブルゾン。イギリスのハリントンジャケットをベースに、アメリカのスケーターが好んで着用したスウィングトップの発想を取り入れた。
特徴的なのは、リブを配した裾。前者のハリントンジャケットは、裾にリブがあるが、後者のスウィングトップにはそれがない。
襟元のクラシックな印象は残しつつ、ばさっとラフに羽織るような風情を意図した。
一方で、作りは老舗らしく丁寧に。裾にはパイピング。名門・ジョシュアエリスの厚みのあるウールを採用し、内ポケットを取り入れることで、エレガンスと使いやすさを融合したデザインに。
色はグレーとネイビー。英国生まれのハリントンジャケットを、そのルーツを追いながらディテールを編集することで生まれた一着。
ただシンプルに羽織るだけでカッコよく、中に着込むことのできるゆったりとしたパターンが使いやすい。
最も多く袖を通してしまうアウターと言える。
世界は広く、服はたくさんある。どこにでもあるような普遍性を持ちながら、その発想や組み合わせはここにしかない。
奇抜なだけではなく使いやすく、普遍的で、服の歴史に基づいた文脈がある。
この冬を共にするには十分な理由のあるアウターです。
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