【BOWWOW】どう着るか、どう着こなすか、どう気崩すか。
「スウェットのセットアップをどう着るか。」
この問題と向き合っている方は多いと思います。
どう足し算し、どう引き算するか。
考えなしに着てみても、腑に落ちることはあまりないかなと思います。
そんな方は是非、「BOWWOW」のセットアップに袖を通してみてください。
セットアップで着るだけで、それが正解だと思わせてくれるグルーヴ感。
「どう着るか」ではなく「どう着こなすか」が要諦だと思っていましたが、こちらは「着こなし」が付随しているような、そんな服だなぁと。
要するに、ただ着るだけで様になってかっこいいという事です。
そしてそこに「着崩し」がプラスされることによって個性へと昇華されるのはないでしょうか。
今回は着こなしではなく、私なりの「着崩し方」と共に【BOWWOW】のセットアップを紹介したいと思います。
全部で4型。いきましょう。
まずはこちら。
UNISPHERE Sweat Shirt/Pants
モチーフは知ってらっしゃる方も多いと思いますが、二ューヨーク万博のシンボルであるUNISPHEREです。
そうです。「アイアンマン2」で戦闘シーンで出てくるあれです。
また、NYを代表するHIP-HOPグループの「A Tribe Called Questc」の「Award Tour」でも撮影場所になっています。
そんなユニスフィアのお土産グッズが着倒されたというテーマの基デザインされています。
大人っぽい黒ベースの生地感と愛くるしい抜け感のあるカラーフロッキープリントが気持ちいいくらいに相性抜群です。
個人的にはフーディではなくクルーネックという点もなんか良いなぁと。
このセットアップは、来てみるとダル着感は全く感じないのでキレイ目の靴やシルバー・ゴールド系のアクセサリーでゴージャス感は出しつつ、シングルビーニーでニューヨークの名残を残すコーディネートなんていかがでしょうか。
やっぱりニューヨークっぽい装いをしたくなっちゃう。しちゃいましょう。
お友達の文也クンに頼んで絵を描いてもらいました。
ご参考までに。
詳細はこちら。
続いてはこちら。
US NAVY SEALAB HOODIE AGING/SWEAT PANTS AGING
こちらはBOWWOWだともはや伝家の宝刀であるミリタリー物。
US NAVYの水中プロジェクト探索部隊「シーラブ」のパッチと、US NAVYのトレーニングウェアをモチーフにしたプリント。
それに加えて、ビンテージさながらのエイジング加工や通称「ドラポケ」と呼ばれるポケット。
どれもこれもかっこいいディティールで、ネガティブな要素を探す方が難しい程のアイテムです。
こちらはカジュアルな印象ですので、キレイ目要素をプラスしたいと思います。
締まりのある黒の靴で、他はスウェットに合わせて寒色でまとめても良さそう。
僕ならハーフ丈のPコート。少し抜け感が欲しいので青のポンポンビーニーかなと。
寒いのでアームウォーマーも忘れずに。
結構お気に入り。
詳細はこちら。
(Pコートはイメージなので店頭では販売しておりません。)
次はこちら。
SALT & PEPPER HOODIE/PANTS
ビンテージ愛好家から羨望の的となっている通称「ソルト&ペッパー」。「ごま塩」なんて呼ばれたりもしますね。
服を作ることにおいてはあまり知識のない僕からしても、再現度が高すぎるなと見た瞬間感じました。
そんな最高の素材に、後付けフードやフロントV、4本針のステッチなどのビンテージディティールがBOWWOWのフィルターを通ってデザインされている逸品です。
このような古着の性質を持った洋服だからこそ、真逆の性質を持つラグジュアリーな雰囲気のアイテムを合わせたくなってしまいます。
僕だったら、靴はヒールブーツか最近気になるポインテッドトゥを合わせたい。ウエスタンブーツでもいいかも。
ジャケットはファージャケットなんか合わせたら高級感も出て良さそう。
「ツヤ感」「ドレープ感」はゴージャス見せするには最適解ですね、やっぱり。
これも結構お気に入りかも。
詳細はこちら。
最後はこちら。
ZIP SWEAT HOODIE AGING/SWEAT PANTS AGING
60年代にあるようなジップパーカーでビンテージにはない大き目のサイズ感、でもこんな色は存在しない。
これだけで購入動機としては十分なのですが、、加えて加工も超一級品。
こういう一見地味なアイテムこそ調理しがいがあってワクワクするものです。
個人的にベージュのスウェットセットアップを見ると、90年代のヒップホップカルチャーを連想しちゃいます。
【SEAN JOHN】や【enyce】のセットアップを思い出したので、ストリートで合わせてみようと思います。
BOWWOWのスウェットパンツは基本的にストレートでそこまで太くないので、子供っぽくなりすぎない大人なストリートコーデが出来るんじゃないかなと。
靴はやっぱりボリュームのある靴が良いけど、それだとストレートすぎるのでファットシューレースのコンバースにしたら親和性もあっていいバランス。
ジャケットはなんだかんだでレザージャケット。
ストリートっぽくオーバーサイズだが、トレンドも意識して短丈のrefomedのレザージャケットにします。
ビーニー深くかぶってフード被ったら、言う事無しです。
どことなくヨーロッパの雰囲気もあって好き。
最近どうもベージュが目に留まる。
詳細はこちら。
以上4型。
着崩すって楽しい。