Lee|リパーパスからの視線でかけ合わせた別注アイテムの登場。あのストームライダーと…
■Lee - リー■
1889年ヘンリー・ディビット・リー氏がカンザス州で創業。
1911年に製造を始めたオーバーオール・ジーンズ・ジャケットと共にその品質の良さと着やすさは、世界3大ジーンズブランドの中でも一番と言われている。
伝統的なディティールは継承しつつ、現代的にアップデートされたスタイル、美しいシルエットそしてデニムメーカーならではのクオリティの高さは世界中で支持されている。
「101J」といえば、Leeの普遍的なデニムジャケットだ。
1940年代からほぼ変わらない形で、今も多くの人に愛されている。
丈は短く、アームホールは太め。立体的なパターンワークで、乗馬に適した形として設計されたそれは、現代のファッションのスタイルに程よくいなたさを残しながら沿う。
その後、101LJ・通称ストームライダーというモデルが登場する。
襟にコーデュロイ。サドルブランケットライナー。寒い時期も快適に着られるジージャンとして、機能と佇まいの両面で人気を博した。
諸説あるが1954年に商標登録され、60年代にはスティーブマックイーンやポールニューマン、アランドロンなどの著名人が着用し、70年代以降はクリントイーストウッド、ロバートレッドフォードが愛用した。アメリカの男性像の象徴であり、現代から振り返るとそこにはロマンやノスタルジーが滲む。
今回レショップが展開するのは、ストームライダーではなく、ストームライ"ナ"ー。
深い歴史と文脈を持つ101LJを元に、Leeのワークウェア・チェトパのディテールをドッキングさせた。
元のアイコニックなブランケットを取り外し、ミリタリーライクで着脱可能なライナーを代わりに装着。
Leeという一つの長い歴史の中で生み出され、これまで交わることのなかった二つの線。もし過去の分岐点が一つ異なっていたら実際にあり得たかもしれない服。ストームライナーはそんな一着。
先駆けてリリースしていたユースモデルをベースにしたLeeのデニムとセットアップで着用可能。
リジッドの上下に、襟元のコーデュロイだけが映える。
今年はこんな気分です。
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