Craftsmanship.
アパルトモンが大切にしている、作り手のこだわりについて。
こんにちは。
日の入りが徐々に早くなってきて、秋ももうすぐですね。
今日はアパルトモンのモノづくりについて。
オーセンティックなものこそ他にはないかっこ良さや作り手のこだわりがあります。
納得のいくものになるまで時間と手間がかかりますが、そういうものの方が長く、大切に着たいと思えるものばかり。
そんなクラフツマンシップ溢れるラインナップを一部、ご紹介します。
1.古き良き風合いを追求したスカジャン。
ドレスダウンさせるためのエッセンスにもなる、遊び心を持った大人のためのスカジャン。
いわゆる古着のものだと大きすぎたり、刺繍が強すぎたり、取り入れるのはなかなか難しいですよね。
ヴィンテージのような雰囲気をまとったこなれ感もありつつ、でもハードになりすぎない。そんなわがままを叶えてくれるのが、ヴィンテージさながらの加工や風合いに絶大な信頼を置くSTAMMBAUM。
所々にある日に焼けたような褪せた色合い、着古したような痩せた生地感。この加工に非常に手間がかかるため、オーダーしてから仕上がるまで長い期間を要しますが、それだけあって本物のヴィンテージのようなかっこ良さが魅力です。
ベトジャンでも珍しいと言われているトラの全身図柄はより一層迫力があり、バックスタイルも様になります。
もう一つの魅力は、リバーシブルで違うデザイン、色が楽しめるところ。
褪せたライトブルーとシャンパンベージュの色合わせにも経年変化したような加工を施しています。こちらは刺繍ではなくフロッキープリントに。
意外にありそうでなかなかない赤のスカジャン。鮮やかな赤から朱赤のような色合いまで、ムラがある感じもこだわっています。
こちらは先ほどと同じフロッキープリントに。
こちらのリバーシブルはシャンパンベージュをベースにチャーミングなトラ刺繍^^
ネックと袖口のリブの色もベースに合わせて変えています。甘く編まれているのもヴィンテージ感を追求したこだわりです。
そして今シーズン久しぶりにオーダーしたインディゴブルー。こちらはアームの切り替えを全てブルーに染色し、すっきりと着られる一枚です。
迫力のあるトラ刺繍はそのままに、ワントーンで仕上げたデザインは先ほどのブラウンや赤とはまた違った魅力があります。
Blouson(Brown,Red)_STAMMBAUM_¥132,000 Shop〉9/19(木)発売予定、Online〉9/25(水)19:00〜発売予定
※Indigo Blueのみ10月発売予定
2.今一番気になるスウェード。
今シーズンキーとなる素材、レザー。その中でも特に気になっているのがスウェード素材。
あえて毛足の長いスウェードを選び、アパルトモンでも定番のトートバッグを作りました。
革本来の風合いを残すために、染色した後に着色剤や仕上げ剤などの薬品をほとんど使用しないレザーをセレクト。上質なレザーだからこそ、裏地なしでも最適な仕上がりに。
持ち手部分にはベルトなどをつけられるゴールド金具付きです。
一枚革ならではの軽さに加え、まるで使い込んだかのようなくたっとしたやわらかさ。
毛足の長いスウェードは独特の表情があり、カジュアルな装いもぐっとリュクスに。
お気に入りのベルトやチャームをつけて自分だけのカスタマイズを楽しんで。
Bag_SITA PARANTICA_¥51,700 Shop〉10月発売予定、Online〉9/18(水)19:00〜PRE ORDER START
3.ジャパンメイドならではの繊細なクオリティ。
本物のヴィンテージのような立体感が感じられるウォッシュ加工、アタリやヒゲのUSED加工。職人による卓越した加工技術が一本一本に注がれています。
デニムに並々ならぬこだわりを持つ"RED CARD"のその魅力に惹かれ、今シーズンもオーダーしました。
セットアップでもこなれて見えるシャツとデニムを、今回は秋冬に着たい濃いめのインディゴにリクエスト。
長年愛用してきたかのようなくたっと感のある生地は、コットン100%のノンストレッチ生地を通常より倍以上近い時間をかけてストーンウォッシュ加工を施しています。
経糸・緯糸にリターンコットン(紡績工程で出た未利用綿を再利用した糸)を使用していることで、自然な凹凸あるムラが生まれ、ナチュラルなあたり感を表現。
切りっぱなしのロック始末を施したヘムなどもこだわりのポイントです。
脚のラインを美しく見せてくれるフレアモデル[laula]。センタープレスと裾の細やかなフリンジデザインを効かせることで、雰囲気のある仕上がりに。
これからの時期トップスにボリューム感が出てくるからこそ、すっきりとしたラインのデニムは様々なスタイルに合わせやすくおすすめの一本です。
シャツと同じ濃いめのインディゴの色に合わせて別注。デニムONデニムで着てもこなれ感が出るのでぜひセットアップもおすすめです。
好評だったオーバーオールは、ワーク感のあるラフな印象は残しつつ、すっきりとしたシルエットが人気の秘訣。裾にはスリットを入れてもらい、程よいフレアシルエットにすることで足元に抜け感が自然と生まれます。
ゴールド金具やポケットディテールを変えてもらい、大人が取り入れやすいオーバーオールに仕上げてもらったところもポイントです。
合わせて発売するカバーオール。ヴィンテージのワークジャケットのディテールはそのままに、ポケットのカン止めに赤いステッチを施し、RED CARDらしい一着をセレクトしました。
Shirt_¥27,500
Pants_¥27,500
RED CARD Shop〉10月発売予定、Online〉9/18(水)19:00〜PRE ORDER START
Jacket_¥35,200
Overall_¥33,000
RED CARD Shop,Online〉10月発売予定
4.スタイルの”ハズし”を作る上で欠かせないもの。
いくつになってもカジュアルなTシャツが好き。でも本物の古着だと女性にちょうど良いサイズはなかなか見つからないもの。
コツコツと集めてきた古着のTシャツを大人の女性が楽しめるよう作ってもらっているのが、こちらもスカジャンと同じくヴィンテージ加工が巧みなSTAMMBAUM。
実はこだわりの一つにあるのがネームタグ。
ヴィンテージもののほとんどは経年変化でもはやどこのものか見分けがつかないほどプリントが褪せてしまっているもの。
それくらいわからないものの方がどこかチャーミング。そんな視点からも再現されているのです。
何度も洗って褪せたようなネイビーのTシャツに、ナンバリングや袖のライン。一見どこのものかわからないけどなんか可愛い!そんな古着ならではのラフさを再現。
スタイルのハズしに必要不可欠なTシャツは端正なジャケットや女性らしいレースブラウスなど、相反するものとミックスさせて着たくなります。
トラッドな装いに取り入れたいグリーンのフットボールTシャツ。アーム周りのラインや片側だけにあるグラフィックなど、こちらもまた古着ならではのラフさが魅力。
袖が見えるベストとのレイヤードや、チェック柄のボトムスなど、秋冬こそ楽しめるスタイルで堪能したくなります。
[top]
Pants_L'APPARTEMENT_¥39,600 10月発売予定
[bottom]
Pants_Lisière_¥49,500 10月発売予定
Shoes_GOLDEN GOOSE_¥86,900 10月発売予定
5.本物志向と着心地の良さのどちらも兼ね備えたペインターパンツ。
ーPAINTER PANTSー
元々画家やペンキ職人が作業をする際に着用していたワークパンツ。ハンマーを吊るすためのハンマーループや、刷毛・筆などを収容するためのツールポケットがあるのが特徴です。
それらのディテールを細かく取り入れながらも、「大人の女性がはくなら」を追求した一本がこの"GOOD GRIEF!"のペインターパンツです。
まずは生地について。
アメリカ発祥の”ダック生地”という、太いコットン糸を密に練り込んだ平織の生地を使っています。
ハリが強く耐久性が高いことからワークパンツとしてはとても重宝されたそう。
そんなダック地の特徴でもあるタフさはそのままに、ソフトではきやすいスーパーストレッチ生地を開発。
本物志向と着心地の良さどちらも叶えた、スペシャルなパンツです。
そしてこのパンツの一番の特徴が、何年もはき込んで自然とできたかのような裾のダメージ。
内側にダメージ加工を入れることで目立ちすぎず、メリハリをつけたバランスもポイントです。
ワークテイストなパンツだからこそ、ややすっきりとした女性らしいシルエットに。
オーバーサイズのニットと合わせてもバランスよく合わせられます。
Knit_GUEST IN RESIDENCE_¥140,800 10月発売予定
Belt_ATELIER AMBOISE_¥20,900 10月発売予定
6.オーセンティックなものこそ、人とかぶらないこだわり。
ーM65フィッシュテールー
1960年代後半からアメリカ軍で着用されてきたジャケット。
後ろの燕尾服のようなのフィッシュテールが特徴で、腰や裾のドローコードでシルエットを調整したり、ポケットの袋布を起毛素材にしたりなど、防風などの機能性にも長けています。
そういったオーセンティックなコートはトレンド関わらずワードローブに欠かせないものですが、大人が着るなら、本物の中にどこかスパイスが効いたものが欲しい。
探していた中で辿り着いたのが、MADE IN USAのクオリティにこだわりを持つ”HTC”とのモノ作りでした。
元々HTC〈HOLLYWOOD TRADING COMPANY〉はアメリカのヴィンテージコレクターとしても有名なジップ・スティーブンソンが立ち上げたブランド。中でもスタッズベルトはブランドのシグネチャーアイテムでもあります。
その連なったスタッズがとにかくかっこ良く、今回特別にそのスタッズを使ったコートを作ることができました。
エンブレムをつける部分のフロントのテープとフラップポケットにスタッズをつけ、程よくエッジを効かせたデザインに。特にフラップ部分にはサイズの異なるスタッズをつけて、メリハリのあるバランスに仕上げています。
アパルトモンには作り手のこだわりが詰まったラインナップがまだまだ他にも。
ぜひショップでもそのこだわりを直接ご覧いただけると嬉しいです^^