【アベログ】男は、腰で語る。
みなさま、こんにちは。
自分がバンダナ好きであることは
もう3万回くらい
こちらに書いていますが、
30年近く
パンツの左ヒップポケットに
バンダナが入っていない日は
ありません。
もちろん
手を拭くことが目的ですが
ヒップポケットからのぞく
バンダナのバランスに
こだわりがあり……。
誰に見られるわけでもないんですが、
このバンダナのチラ見せに
命をかけてます(例えです)。
いちいち
語ることでもないのですが、
こういう見せ方やこだわりって
大事ですよね。
この別注ボトムを見て
そんなことを
再確認しました。
<ディッキーズ> ×
<ジャーナルスタンダード レリューム>の
シンチバック ワイドワークパンツ
<ディッキーズ>といえば
不朽の名作である874 が
お馴染みですが、
このモデルは
完全に別物。
1番のポイントは
やはりコチラ。
シンチバックがついています。
シンチバックとは
ベルトが一般的でなかった時代に
ウエストの調節をするために作られた
パーツのこと。
もちろん
874にはついていません。
まだ
ポイントがあります!
よーく見てみると
874とは異なる
細くて長いベルトループが
ついていますよね。
さらに
その上にはVカットも。
細長いループと
このVカットを見て
「あ、ベルトループはクロス(X型)になっていないんだ」と思った方は、
おそらく
自分と同世代かもしれません(ジョニーケイ派)。
そんな肩で風邪を切りたくなるような
ディテールもこの別注ならでは。
また、
シルエットもこの別注のポイントです。
定番の874よりも
裾幅が広くワイドなシルエットを
採用しています。
生地は……
874と同じ
TCとよばれる
ポリエステル65%、コットン35%なのですが、
特殊加工を施しているので
とても柔らかい肌触りです。
カラーは
デザートサンド(ベージュ)の他に
ブラックと
チャコールグレー(グレー)の
計3色。
シルエットから素材、
さらにはディテールに至るまで
後藤的にいうなら
「もうええでしょう」といいたくなるくらい
ポイントが詰まった
渾身の別注ボトム。
この秋は
シャツやTシャツをインして、
背中……ではなく、
腰で語ってください。
本日の“誰も興味ない”
以前ご紹介した雑誌に
誰の参考にもならない
畳み方&チラ見せの
自己満足的こだわりを
紹介させていただきました。