【Weekly Buyer’s Recommend vol.01】GUIDI /グイディ
【Weekly Buyer's Recommend Vol.01/GUIDI 】
EDIFICEのバイヤー三浦凛太郎が、今週のリコメンドアイテムをご紹介します。栄えある第一回目は、イタリアのレザーブランド「GUIDI /グイディ」をフィーチャー。バイヤーこそが語れる買付の経緯や、GUIDIに対する思い入れやエピソード、この秋冬シーズンにおすすめのスタイリング提案など、他では聞けない秘話をお伝えいたします。
|GUIDI / PL1 FRONT ZIP BOOT
|今回GUIDIを買い付けることになった経緯
Guidi自体はEDIFICEでは、以前から取り扱いがあり、10数年前にイタリア物のブームが来た際もお取り扱いしておりました。
それから時間が経って昨今のデニムトレンドや、ブーツ自体に対する関心等昔とは違う角度での関心の持ち方を僕らは今しています。
均一化されたモノづくりが増えている中で、人の手が加わった暖かみは他には出せない魅力があるのでブランド全体として自然とそういったモノへの興味が湧いてきていると思います。
今EDIFICEに並んでいるアイテムはどれも1年前、半年前のパリで選んできた物たちです。
|今回取り上げたGUIDIについて
PL1は自分のスタイルを形成する中でも特別な靴で、フロントに配されたジップラインは目を引くデザインでありながら、脱ぎ履きを容易にする機能性も持ち合わせています。また、カーブヒールややや高く積まれたソール等は、マッシブな印象のレザーブーツに、どこか柔らかさとストイックさを足してくれています。これらは今のEDIFICEに無くてはならない要素です。今期は表革に加えてスエードもございます。これは完全に個人的な気分で(笑)履き込んだスエードの退色具合や、毛が束になっていく様を想像すると楽しみな一足です。
|今季の新たな展開アイテムについて
今季新しく入れているのがQ30というウェアラブルバッグ。
”着るカバン”というイメージなのですが、Guidi社の柔らかなレザーを身に纏えるという変態的な作りに感服しました。ジャケットやニットの上に着ても良いですが、スウェットなどカジュアルな合わせも良いと思います。
僕は別注のLevi'sを上下で着た上に合わせたいと思っています。
|Q30 Wearable Shoulder Bag
|GUIDIに対するパーソナルな思い入れ、愛用のブーツについて
僕は革靴が好きで幾つかのメーカーの物に足を通してきましたが、Guidiの靴は足を入れた瞬間違いがわかります。キュッと吸い付くようなタイトフィッティングでありながら、ホースレザーの柔らかさがあるおかげで窮屈さを全く感じません。それに加えてカーフレザーにはないぬめりのある光沢感や、キメ細かい革質などアイテム自体の魅力は挙げたらキリがありませんが、やっぱりスタイリングを選ばない懐の深さが気に入っています。雑な言い方にはなりますが、何を着ていてもGuidiを合わせればサマになるというか、そういう魅力があるんです。ヒールが高いのにとても歩きやすいので、海外出張の時はいつも持って行っています。パリやフィレンツェの石畳を歩くのにも最適なんです。最近よくGuidiが気になりますと声を頂く事があるのですが、"持っている靴を10足売って買う1足の価値があると思います"と毎回言っています。それ位に思い入れがあり、オススメしたい靴です。
|GUIDIのブーツを採り入れた、秋冬におすすめのスタイリング提案について
オススメのスタイリングとしては、裾幅の広いスラックスを少し長めに取って、着こなしに合わせてもらうと今期のムードが出しやすいかもしれません。上はデニムジャケットをジャストor思いっきりオーバーサイズで!
【GUIDI / グイディ】
2005年より、GUIDI(グイディ)がスタート。
「革への情熱と伝統への敬意」を理念に置き、中世から伝わる極めて伝統的な手法を用いてプロダクトを製作。突出した手作業から生まれる、その履き心地は所有者だけが味わうことができる唯一の特権と言われている。
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