【アベログ】俺色にそまれ
みなさま、こんにちは。
20年以上、
ヴィンテージのバンダナを集め続け
現在は
常軌を逸した数を所有していますが、
実際に使用しているのは
10枚程度。
それでも日々買い続けるバンダナ。
買って満足なのか、
使命感なのか、
自分でもよくわかっていません……。
どうせなら
買うことが
ゴールではなく、
買った時点がスタートで
自分で育て上げることで
100点となるようなものがないのか。
そんなことを
考えていたところ、
このセットアップが
目の前に現れました。
<リーバイス> ×
<ジャーナルスタンダード>の
タイプ2トラッカージャケット、
そして
501です。
前回の別注は
タイプ1ジャケットでしたが
今回は
通称セカンドもしくは
507XX(507)と呼ばれる
タイプ2トラッカージャケットです。
タイプ1とタイプ2の見分け方は
実に簡単で
前者が1ポケットに対し
後者が2ポケット仕様になっています。
ボタンの色など
ディテールにも色々と違いがありますが、
フロントポケットの数で
すぐに判別できます。
そして
今回の一番のポイントは
タイプ2ジャケット、501ともに……
リジットデニムを使用していること。
リジットとは
「固い、硬直した」という意味があり、
糊付けされたまま、
ウォッシュなどの加工が
何も施されていない
生のデニムのことをいいます。
もちろん
このままの状態でもかっこいいのですが、
リジットデニムの魅力はもうひとつ。
それは
自分だけの色落ちが楽しめるということ。
着用し続けることで
どんどん色の変化が出てくるので、
しかも
その色合いや落ち方はその人だけのオリジナル。
他の人とは違った色合いが楽しめます。
デニムが好きな人は
“育てる”という表現をしてますが、
まさにその通りだと思います。
話が長くなりますが、
続いて各モデルの特徴を。
まずは……
タイプ2トラッカージャケット。
もちろんタブは……
ビッグEを使用しています。
またよく見ると……
オレンジとイエロー2色の
ステッチが使われています。
俗にいう
レインボーステッチというやつですね。
さらに
今回の別注で注目すべきは
サイズ展開。
なんとXSからXXXLまであるんです。
しかも
XL以上のサイズには……
脇にハギが施されています。
これは
ヴィンテージの
タイプ2ジャケットにもみられるディテールで
当時はサイズ42以上のジャケットに
ハギが施されていました。
わかる人にしかわからず、
人によっては
あってもなくてもいいのでは?、という
この自己満足的なディテールに
こだわるあたりは、
さすが
<ジャーナルスタンダード>。
続いて501のご紹介を。
前回の別注と同様に
レングスを
3タイプ用意しました。
レングス30
32
そして……
レングス28
今回も
若干短めの
レングス28は
ウエストが
40と44という
ビッグサイズを採用。
遊び心あるこのサイズ選びも
<ジャーナルスタンダード>ならでは。
ディテールは……
ビッグEタブに
セルビッジ
そして……
Vステッチと
ヴィンテージ501の
代表的な
ディテールを落とし込んでいます。
タイプ2ジャケットも
501もどちらも捨て難い(捨てません)ので、
やはりおすすめは
セットアップでの着用。
てことで、
最後にサイズ選びのポイントをお伝えします。
リジッドデニムは
上述の通り、
生のデニムです。
つまり
洗いが一切入っていないため
最初の洗濯時に
縮む可能性は大(という100%)。
なので、
縮むことを想定して
サイズ選びをしてください。
こちら、
参考ですが……
左がノンウォッシュで、
右がワンウォッシュです。
501の場合も
同様に……
袖や着丈、そしてレングスが
若干短くなっていますね。
「俺は一生洗わない!」という猛者は
別として、
洗いたい方は
縮むことをふまえ
サイズ選びすることをおすすめします。
自分の知り合いは
501をリジットの状態から
2年以上穿き続け
ヒゲやハチノスが見事に生まれ、
芸術的な色落ちに仕上げていました。
色々な意味で
根気と根性が必要ですが、
ぜひ
唯一無二の
“俺色”に仕上げてください。
本日の“年甲斐もない”
この夏、
頭の中で
この曲が無限ループしてます。