【アベログ】ちょっとくらべてみました。
「仕事とわたし、どっちが大事なの??」
幸か不幸か、
そんな詰問を受けたことはありませんが、
言わずもがな
どっちが大事かなんて選べるわけがありません。
ということで、
みなさま、こんにちは。
世の中には
悩んでも悩んでも
甲乙つけられない(つけたくない)
コトやモノが
ごまんとありますよね。
そう、
このふたつも然り。
<ジャーナルスタンダード>と
<エディフィス>それぞれが
<リーバイス>に別注したモデル。
飛ぶ鳥も落とす勢い、
いや破竹の勢い、
いや向かうところ敵なし状態で
方々から
称賛、絶賛、礼賛の声をいただいている
両コラボレーションですが、
どちらも
タイプ1ジャケットと
501という
<リーバイス>の代表モデルを
別注しています。
じゃぁ、
どこが違うの?
気になりますよね。
そんな疑問を抱いたあなたのために
ちょっと比べてみました。
1番の大きな違いは……
デニムの色です。
左が<ジャーナルスタンダード>で
右が<エディフィス>です。
ご覧の通り、
<エディフィス>の方が
若干色が濃いです。
続いて
タイプ1ジャケット比較を。
モデル名の通り、
通称・ファースト(506XX)と
呼ばれるジャケットを
ベースにしています。
まず
<ジャーナルスタンダード>と
<エディフィス>共通の
別注箇所をご紹介します。
左上:フラップなしのポケット
右上:XXLのみTバック仕様
左下:フロントボタン裏にセルビッジ
右下:ヨーク部分のデニム生地を横使いに
簡素化された
第二次世界大戦期の特徴でもある
フラップなしのポケットや
ヴィンテージ市場で
高嶺の花となっている
Tバックといった
一目でわかる仕様から
ヨーク部分のみ
生地を横使いにするなど
通好みなディテールまで
落とし込まれています。
続いて
<ジャーナルスタンダード>の
特筆すべきデイテールを。
左上: セルビッジ付きのシンチバック
右上: 袖のダメージ加工
左下: ボックスステッチのダメージ加工
右下: 襟回りのイエローステッチ
<エディフィス>との大きな違いは
やはりシンチバックでしょうか。
赤耳が見えるようにするなど
遊び心も感じるディテールです。
袖のダメージは
サンプルを持ち込んで
依頼をしたという
手の込んだディテールです。
お次は
<エディフィス>の代表的な
ディテールを。
左上: 低めに設定されたフロントポケット
右上: 襟元についたハンガーループ
左下: あえてカットしたシンチバック
右下: 大きなサイドポケット
なんといっても
注目すべきは
フロントポケットの高さを低く配置したこと。
そして
シンチバックはあえてのカット。
この大胆さ(潔さ?)も
別注モデルならでは。
ちなみに
襟元のハンガーループと
サイドポケットは
現行モデルで採用されている
ディテールなのですが、
本モデルでも採用。
忠実に当時のモデルを
再現するのではなく
独自の解釈を落とし込んでいるのが
<エディフィス>別注の
素晴らしさですね。
今度は
501を比較したいと思います。
まずは共通のディテールポイントを。
左上: コインポケット裏のセルビッジ
右上: セルビッジ
左下: イエローのVステッチ
右下: 白いバータックとビッグEタブ
色々とこだわりが
落とし込まれていますが
一番はバックポケットに配された
白いバータックでしょうか。
各所の赤いセルビッジや‘
60sまで採用されたVステッチなど
細部へのこだわりも十分です。
お次は
<ジャーナルスタンダード>と
<エディフィス>の異なる点を
比べてみましょう。
まずは
ヒップポケットの
アーキュエイトステッチ。
左が<ジャーナルスタンダード>で
右が<エディフィス>ですが
違いがわかりますか?
よーく見ると
<ジャーナルスタンダード>の
ステッチには
黄色とオレンジの糸を使用しています。
レインボーステッチといわれる仕様ですね。
一方
<エディフィス>はどちらもイエローです。
続いて
フロントのトップボタン上を。
わかりますか?
<ジャーナルスタンダード>は
イエローステッチなんですが
<エディフィス>はオレンジです。
もう完全に
間違い探しのレベルです。
まだあります!
ご存知の方も多いかもしれません
今回の別注では
ディテールだけでなく
サイズ展開にも
こだわりが詰まっています。
<ジャーナルスタンダード>
<エディフィス>ともに
レングスが
26、28 、30の3タイプが
用意されています。
特に
レングス26は
ウエストサイズが
40インチと44インチ!
いま「大きすぎる!」と思った方、
騙されたと思って(騙してません)、
着用イメージをしてみてください。
今までの5ポケットの
デニムパンツとは違い、
きっと新鮮な印象になるはずです。
実際
レングス26が
人気を集めているということも
納得です。
まだあります!
なんと
ホワイトの501も。
こちらも同じく
レングスが
26、28、30の3タイプあります。
いかがだったでしょうか?
きっと
どちらがいいか
決められない方甲が
多いかもしれません(自分もです)。
そういえば
息子が4歳の頃
「機関車トーマスと
アンパンマン、どっちが好き?」
と聞いたら、
返ってきた答えは
「どっちも」
でした。
そうなんです。
別に
両方好きだっていいんですよね。
いつからかでしょう、
当たり前のように
優劣や勝敗をつけたがるように
なったのは。
嫌な大人になったものです…。
どっちも
好きだっていいんです。
てことで、
<ジャーナルスタンダード>の別注も
<エディフィス>の別注も
どちらも
同じくらいオススメです!
本日の“スマイル0円”
感動して
こっちは泣きそうでした。