（左から）エディター坪田あさみさん、プレス志波かよこさん

7 Scarf 15,400yen /TAPISNOIR
2月上旬入荷予定  

8 Sunglasses 17,600yen /MESSYWEEKEND
3月上旬入荷予定

9 Shoes 44,000yen /LAURENCE
2月上旬入荷予定

1シーズンに100型近いデザインを手がけるという３人。
寺崎さんと嘉戸さんは布帛ものを、新宮さんはニットものをご担当されています。

作り手も購買層であるヴェルメイユ世代だからこそ、
私たち一般消費者のわがままな要望や悩みを理解し
それを服作りに盛り込んでくれています。

「ヴェルメイユ世代はよいものを見極める目が肥えているし、これまでもいろんな服を着てきた方たちなので、ほかにはない個性や上質な素材感は外せないポイントだと思います。そうしたことを大切にしながら、みなさんが買いやすい価格に仕上げようと毎日せめぎ合いなんです（笑）と寺崎さん。

2024年春のシーズンイメージは、スタッフみんなで見に行き感動したという「Dior展」。それをヴェルメイユらしく落とし込んだアイテムが揃っているといいます。

「淡い色みだったりフォルムの美しさだったり。上品さと洗練されたたたずまいがどのアイテムにも共通していると思います」（寺崎さん）

トレンドはもちろんのこと、普段の生活の中で受けた刺激がデザインに生かされることも多いのだとか。

「私の場合は、昔から中国の古美術が好きで20代の頃からずっと集めています。またヴィンテージの服も昔から好きです。一見点と点のようですが、それらの色や素材、ディテール、世界観を自分の中で蓄積させ、線になっていくイメージです。そしてそれをどうデザインに生かすか、個性にしていくかが大切だと思っています」（新宮さん）

「今、山に夢中でそればっかり考えているんですが（笑）、普段の日常から一旦切り離された環境で頭を空っぽにして、リセットすることを大切にしています。大自然の中で過ごすことで、新しいアイディアや情報がインプットされ、日常のふとした瞬間にアイディアが浮かぶことも多いんです」（嘉戸さん）

ヴェルメイユパー イエナの洋服は着用した時にシルエットの美しさが際立つものが多いですが、それは服作りにおいて３人が特に意識していることでもあるそう。

「１ミリでも着やせして見える服を、と思っています。そして清潔で上品に見えることも大切。私たちの年齢はだんだん清潔感が失われがちなので、洋服でクリーンな印象に持っていきたい。そして５年後もクローゼットで活躍している服であること。長持ちすることで、実はコスパもいいと思っていただける服でありたいですね」（嘉戸さん）

「ニットは伸縮性があるから着心地がよく快適性がありますが、楽なだけでなくすごく美人に見える、みたいなことも大事にしています。おしゃれで素敵なものを着たいけど、やっぱり動きやすくて生活の助けになることって重要だと思うんです。そんなプラスアルファな服作りを意識しています」（新宮さん）

「ヴェルメイユ世代はいろんな体型の悩みが出てくると思うので、肩周りや襟ぐりがきれいに見えて、シャープさも感じさせる、そんな着映え度の高い服を意識しています。個性があることはもちろんですが、着た時にいつもの自分よりスタイルがよく見えることで、おしゃれをもっと楽しんでいただけたらとってもうれしいですね」（寺崎さん）

 

Staff
Photo / ATSUSHI  KIMURA
Text / ASAMI  TSUBOTA

ONLINESOTREからもVERMEILの2024年春夏コレクションがいち早くチェックできます！
是非ご覧くださいませ！