シコウ×ノ×シコウ
最近の僕的ホットな話題はと言いますと、
Netflixで「ハンター×ハンター」が2期までですが見れるようになりましたね!という話です。笑
いやぁ〜嬉しい。
どうも、EDIFICE LA BOUCLEの齋藤です。
実は僕、昔からアニメが好きなんです。
小さい頃から親父の影響で「ゲゲゲの鬼太郎」や「ドラゴンボール」、「こち亀」と言った作品たちを見て育ってきました。
そんな僕が一番好きな作品は?と聞かれると、
真っ先に出てくるのが「ハンター×ハンター」。
なので今回は大好きな「ハンター×ハンター」からタイトルオマージュをして、"シコウ×ノ×シコウ"。
漢字にすると、"至高の嗜好"。
現代社会においてもはや嗜好品と言っても過言ではない革靴。
そんな中あまりにも美しいビジュアルとディテイル、そしてスニーカー以上の履き心地を実現し巷で人気を博すジャパンメイドの革靴ブランドがある。
カルマンソロジー
デザイナー兼ディレクターを務める金子真氏が、17年間の国内シューズデザイナー経験を経て、2018年にブランドを始動。
「日本最高峰の既製靴をつくりたい」という想いから、瞬く間にブレイク。
約1年であのピッティ・ウォモに出店。
日本のみならず、名だたる世界のバイヤーたちから高い支持を獲得していった。
そんな世界から大注目されているカルマンソロジー。
LA BOUCLEでは今年2回目となるPOP UPを、
今月9日〜19日まで開催。
前回よりも豊富な品々が入荷してきた。
そこで今回は私齋藤が厳選した、
「ヤバい!」「イケてる!!」と直感で思った2型をこの場で紹介していきたいと思う。
ただ、正直厳選も相当苦労した。
それくらいどれも良い。
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23-093-310-0004-48
RARADE BOOTS
¥200,000(+tax)
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まずはなんと言ってもこれだろう。
個人的に今回の品揃えで、
一番存在感を放っていると思う1足。
将校の履くブーツをモチーフにデザインされたロングブーツ。
元来将校ブーツとは、式典や祭典など特別な日に履かれていたブーツ。
そんな特別な日に転倒など起こさないよう、接着面積を増やす目的でヒールがフレア形で作られているなどの特徴がある。
ベルトも目を惹く特徴になっている。
足首をぐるりと一周する形でゴールドバックルの付いたベルトに、取り外し可能の別ベルトがちょうど土踏まずを通っている。
このベルトのお陰で重厚感が更に増している。
履いてみると感じる。
"俺強くなった!?"。笑
ソールにはオークバークレザーソール、通称JRソールを使用。高級レザーソールだ。
ヒールはコンチネンタルヒール。
F1のタイヤを作っているドイツのコンチネンタル社。
耐久性、柔らかいクッション性に優れている。
筒丈も半端じゃない。
履き口から足首にかけて約35cmと、最早レインブーツなみ。
当然、履き心地も最高。
普段からプライベートでも店頭でも革靴でいる事が多いから、他との違いがわかる。
見た目と反して、とてもしなやか。
歩行した際の遅れがあまり無い。
西洋甲冑を履いているような錯覚をする。
もとより軍パンで合わせてもいいが、それは一周回ってかなりの上級者。
今の僕ならナローパンツやブーツカットをブーツin。
もしくはショートパンツで合わせたい。
レディースが合わせる様な感覚で。
トップスは少し大きめなジャケット。もしくはダルダルなニット合わせなんかが気分。
そんな本作のブーツを実際に試着し、率直に思ってしまったことを敢えて敬意を込めて言いたい。
"変態的"だと。
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・23-093-310-0016-48
RING CUT
¥72,000(+tax)
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お次はこちら。
なんと言ってもフロント部分に設置されたゴールドのリングに目がいってしまう。
これは乗馬のハミから着想を得ているという。
リングに繋がれているバンドは、ハミに繋がった手綱の流れを表現している。
素晴らしい着眼点である。
ソールはマッケイ製法で華奢さがプラス。
一見サンダルの様にも感じる程、抜けがある。
しかし、見た目はあくまで上品。
素材は牛革のボックスカーフを使用している。
ボックスカーフと言えばそう!
エルメスである。
「ケリー」「バーキン」「ボリード」といった高級人気バッグにも、ボックスカーフが使用されたモデルが存在する。
その希少性の高さや経年劣化がし難く、美しい状態で使い続けやすいなどの理由から常に人気を博している。
そんなエルメスでも使用されているボックスカーフを使用したこのシューズは、キメ細かくそして柔らかい。
ついつい艶感のあるパンツ、素材でいったらシルクや麻などで合わせたい。
シルエットはワイドかフレア。
あっ。敢えてスエットパンツなんかでカジュアルダウンもいいよね。
美しいカッティングやそのバランス感などが相まって、なんとも惚れ惚れする佇まい。
思わずうっとりしてしまう。
例えるなら、女性に一目惚れする感覚に近い。
いかがだったでしょうか。
残念ながら今回は2型のみの紹介でしたが、POP UPでは計20型以上が陳列されている。
まさに圧巻の品揃え。
きっとあなたにとってお気に入りの1足を見つけるとことができると思う。
ではまた。
EDIFICE LA BOUCLE 齋藤