designers blog|petite LULU 23AW アイテムのご紹介!
こんにちは。
デザイナーの荒木です。新発売のpetite LULUのご紹介です。
今回のプチルルは ”あなたの心にいる少女の気持ちを忘れないで"
という、立ち上げた時の想いに今一度立ち返りました。
ときめきをイメージしたラメジャガードのニットと暖かく柔らかなアンゴラのアンダーウエアのコレクションです。
こちらはラメジャガードのカーディガン。
50S’のビーズ刺繍のカーディガンをインスピレーションに、ときめく気持ちをジャガードで表現しました。コンパクトなサイズ感、詰まった衿ぐりときゅっと締まった手首とウエストが50S’らしい特徴です。
ふわふわとした部分には、ラクーンとスーパーメリノウール(普通のウールに比べて肌触りが滑らかなウール)にナイロンを掛け合わせたとても柔らかな肌触りの糸を使用しています。
柄部分には深みのあるゴールドのラメ糸を使用しており、優しいきらめきです。
ナチュラルなアイボリーなので肌にとても馴染みやすいです。ダブルジャガードにすることによって程よい厚み感とシルエットが出るようにしました。
こちらはラメジャガードのスカート。
カーディガンとセットアップがあったら可愛いなと思いつくりました。
着丈をやや長めにしているので、一枚でも履きやすいバランスです。
ウエストはゴムなので、お好みの位置で履いていただけます。
冬に向けては、厚手のストッキングやタイツ・レギンスと合わせるのがおすすめです。もちろん素足でも。
こちらはアンゴラのロングスリーブプルオーバー。
ヴィンテージのアンダーウエアをインスピレーションにつくりました。
カジュアルなデザインとアンゴラの繊細な毛足のコントラストがポイントです。
アンゴラと細番手のメリノウール、ナイロンを混紡した糸を使用しています。
あえて度目をゆるめにふんわりと総針編みで編むことで、程よい肉感がありながらも柔らかくふわふわとした編み地に仕上げました。
カットソー素材でパイピングした衿ぐりと接ぎ目に入れた三本針のステッチ、袖口の変形リブがポイントです。
アンゴラが入っているので薄手ですがとても暖かいです。
カットソーとニットの間のような感覚で着用できるので、日常着としてとてもおすすめです。わたしは同素材のパンツと合わせて、リラックスウエアにしたいなと思っています。
こちらはアンゴラのニットパンツ。
ミリタリーの防寒用オーバーパンツをインスピレーションにつくりました。
アンダーウエアのイメージを残しながらも、外着として着用できるようにデザインしています。
お腹をすっぽりと包み込む太巾のウエストリブにコットンのへリンボンテープ、股ぐりにマチのあるゆったりとしたパターンがポイントです。
プルオーバーと同じく、接ぎ目に入れた三本針ステッチを入れ、裾口は変形リブにしています。
カットソーやオーバーサイズのシャツなど、カジュアルなアイテムとラフに合わせるととても可愛いです。
こちらはアンゴラのボディスーツ。
プチルルの初期に製作した、アイレットボディスーツをベースにアレンジしています。
アンゴラは保温性が高いので、トップスのように着用すると腰回りまでとても暖かいです。
プルオーバーと同じく、接ぎ目に入れた三本針ステッチを入れ、袖口は変形リブにしています。
ハイウエストのボトムととても相性がよいです。
同素材のパンツと合わせてセットアップのように着用しても。ボディスーツは持っているだけでなんだかときめくので、わたしもたくさん持っています。ウエストをINした時にもたつかない実用性もすきです。
こちらはヘアターバン。
映画「軽蔑」のなかのブリジットバルドーがしている、バンダナを巻いたヘアに憧れてつくりました。
頭を包み込む巾広のデザインがポイントです。
ブリジットのようにカットソーなどラフなトップスにさらりと合わせると可愛いです。寒いからなにか被りたいけれど、ニットキャップは苦手…という方にもとってもおすすめです。
アンゴラシリーズのポイントは実は細部にあります。
ロングプルオーバーのカットソー生地で包んだ衿ぐりは首に触れた時にちくちくしないのです。
すべてのアイテムに採用している変形リブは、口はきゅっと締めながらも徐々にゆるく広がるようにしているので、保温性と着心地を兼ねています。どちらもアンダーウエアならではのディテールです。
グッズはルルのメンバーにつくってもらいました。
バッグには ”Never forget the feeling of that girl your heart. /あなたの心にいる少女の気持ちを忘れないで” というメッセージを入れています。
petite LULUのテーマでもあり、わたしも大切にしている気持ちです。
最後に。いつもモデルをしてくれている、大好きなりょうさんです。いつもありがとうございます。
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