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【BUYER'S BLOG】 デイリーで使いたいシルクニットのヒミツ。|EDIFICE

  • EDIFICE

    【米冨繊維 / Yonetomi】別注 シルク クルーネックニット

    ¥6,820

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    【米冨繊維 / Yonetomi】別注 シルク クルーネックニット

    ¥6,820

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    【米冨繊維 / Yonetomi】別注 シルク クルーネックニット

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    【米冨繊維 / Yonetomi】別注 シルク クルーネックニット

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    こんにちは。

    3月よりEDIFICEのバイヤーとなりました凛太郎です。

    早いもので異動してからもう半年経ちましたが、やっと自分が携わった洋服が入荷し始めるので(とは言ってもごく少量ですが…)

    自分なりの言葉で"何に魅力を感じたのか?"といった内容や、バイイングの記録を残していこうと思いました。 

    先に謝っておきます。
    昔から文字が苦手で、言葉も下手なのでとても読み辛いと思います。

    加えて変にテンションが上がってしまい果てしなく長い…なんて事もあると思います。
    ちなみに今回は初という事もありテンション上がっているので長いです。

    通勤中なんかに軽く読んでもらえたら嬉しいです。笑

    さて、初めてのブログは"米富繊維"についてです。

  • 米富繊維とは、山形にあるニット専業の工場で1952年に創業された老舗のメーカーです。
    自社内にテキスタイルの開発部門を持ち(!!)、OEMやODM、自社ブランドを展開しています。

    COOHEMというブランドネームでご存じの方も多いのではないでしょうか。

    EDIFICEでは今シーズンよりお取り組みをさせて頂きます。


    ニット工場には、分野によって得意不得意があるのですが、これは工場の設備が大きく関係しています。
    1つの機械につき、編めるニットのゲージ数(1インチ=2.54cmあたりの網目の数)が決まっている為です。

    米富繊維さんでは、元来ミドル~ローゲージ、つまり比較的太い糸での編みが得意とされてきましたが今回は12Gのややハイゲージニットをオーダーしました。

  • 使っているのはウォッシャブルシルク100です。
    シルクといえば"繊細で滑らかな肌当たり"、"艶やかな質感"等が特徴かと思いますが、こちらはそれを良い意味で裏切ってくれます。

  • 米富繊維さんの大江社長は
    「高級で繊細と言われる素材こそタフでデイリーに使えるよう編集したかった」
    とおっしゃっていました。

    限界まで強撚したシルク100の糸を更に度詰め編みし、シルクなのにガシッとタフで、それでいて元の艶感や肌当たりの良さを残しています。

    凄く雑に、簡単に言い換えると、

    めちゃくちゃギギギッと捻じりまくった糸を、本来の基準を超えた細かなゲージ数の機械で無理矢理編み上げる事でギッチリと目の詰まったニットを作り上げました。だから多少の事じゃヘコたれないタフさがあります、でも元々使っている素材は繊細だから着心地も良いんです。

    みたいな感じです。
    お恥ずかしながら、”度詰め”という言葉の意味を僕もしっかりと教えて頂くまで理解しきれておらず、、、
    自分は本当に無知だなと改めて痛感させられました。

  • さて、そんな米富繊維さんのニットはどの様に作られているのか?
    ニットの世界とはとても奥深いもので、自分自身知らない事だらけなのでこの目で見て勉強したい。
    そこで学んだ事を色々な人に知ってもらいたい。

    そう思い8月の下旬に山形の工場へお邪魔してきました。

  • こちらは糸を実際に編んでいく生産ライン。

    米富繊維さんでは勿論、シルクだけでなくウールやコットン等様々な素材を使ってニッティングを行っています。
    機械の上にはどのような素材なのか、どこの会社向けの物を作っているのか等生産中の商品にまつわる情報が。

  • パソコンを使って編地をプログラミングしており、セットした糸が指示に沿って編まれていきます。

    ちょうど別注のニットを編んで下さっている最中で、編み機の下から徐々にニットの一部が出てくるところを見ることが出来ました。
    というより気を利かして頂き、僕がいる時に合わせてわざわざ見せて下さいました。笑

  • 先程の機械には、パソコンより専用のソフトを使って編み方を指示しています。
    ゲージ数や編み方、それによるパターンの配置等といった所謂設計図を作っているような感じです。

  • こちらは編み機が編んでいったパーツを、洋服として形にしていく作業です。

    リンキングという、編みで繋げていく方法もありますがそちらはローゲージのニット向け。
    ”やや”ハイゲージの今回はミシンを使ってパーツの接合を行っていくのですが、基本的に編む作業以外は全て手作業による物。

    熟練の職人さんたちが寸の狂いもなく、ただ黙々とミシンで針を通していく姿からは気迫を感じました。

  • 作りかけの洋服を見る機会なんて中々ないので、折角にと思って撮らせて頂きました。
    糸の段階から目にしている物が徐々に編立られ、パーツとなり人の手が加わって服になっていく。

    そんな工程を見ていると不思議と愛着が湧いてきて(自分の物じゃないしまだ着てもないのに笑)、とても楽しい仕事をしているなあと実感しました。

    僕は自身の経験、目を通してデザイナーさん、モノづくりに関わる人達の想いを熱量もって皆さんに伝えていきたい。
    面白いものや必死に頭を使って作られた素晴らしいプロダクトが世の中には溢れている。
    そんなことを色々な人に知ってもらいたい思ってバイヤーを志しました。

    自分の仕事を通じて、そんな事でワクワクしてくれる人が一人でも増えたら幸せです。

    yonetomi for EDIFICE SILK KNITはEDIFICE 丸の内店、ルクア大阪店にて9/23(土)発売を予定しております。
    現在オンラインストアにて予約販売受付中となりますので併せてご覧下さい。

    宜しくお願い致します。

  • <今回ご紹介したアイテム>

  • ■【米冨繊維 / Yonetomi】別注 シルク クルーネックニット

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    【米冨繊維 / Yonetomi】別注 シルク クルーネックニット

    ¥6,820

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