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仕掛け人達から紐解く『SHEFFIELD RECLINING SOFA』が選ばれ続ける理由(後編)

  • 『仕掛け人達から紐解く"SHEFFIELD RECLINING SOFA"が選ばれ続ける理由』前編では、
    家具デザイナーの野田さんとショップスタッフの永井さんの二人のルーツについて伺いました。
    後編では本題の"SHEFFIELD RECLINING SOFA"についてじっくり語ってもらいました。

  • 今回フォーカスする"SHEFFIELD RECLINING SOFA"なんですが、このソファはどのように作られていったんですか?

  • 野田:自分は当初の開発には関わってないのですが、たぶん始まりはざっくり「電動のソファでイケてるのなんか作りたいよね」みたいなところが最初の発送なはずです。従来の電動ソファは少し野暮ったかったかったところがあったので、すっきりとしたクリーンなイメージに作り上げていって現代風にアップデートしていった感じかと。

  • SHEFFIELD RECLINING SOFAの特徴を教えてください。

  • 野田:まずはこのアームと脚の細さが特徴ですね。従来の電動ソファのアームは太いデザインのものが多く、野暮ったさが出てしまうんですけど、細くすることによって全体的にシャープな見え方にしていますね。あとは電動で出てくるリクライニングの部分が中に奥まっているので、下がすっきりして抜けるように見えるのが特徴です。

  • 永井:また今までのソファとかだと、背もたれ部分と座る部分がわかれていて安っぽく見えてしまうんですが、このソファはワンシート一枚張りのように見えるので電動ソファに見えない高級感がありますよね。
    あとは本当に座り心地が良い。

  • 座り心地についてはどうなんですか?

  • 野田:このソファの工場が基本は欧米向きのソファを作っているところなので、しっかりゆったり座れるようなデザインや、体格のいい方が座っても沈みすぎる事がないようにしっかりとした座面になってます。
    そのあたりが硬すぎず沈み込みすぎない座り心地を実現していると思います。

  • 実際にどういったところを気に入ってもらう事が多いですか?

  • 永井:まずは大きさですね。私が働いているみなとみらい店の場合だとファミリーのお客様が多いんですが、広めの居住空間に住んでいて3人掛けのような大きいソファを探している方が多いんです。一種のコミュニケーションツールのようにお子さんがおばあちゃんに使い方を説明しているシーンとかがあったりしてすごくホッコリします。(笑)あとは背もたれが自由に調節できるのも喜ばれているポイントで、ハイバックにすると圧迫感を懸念されることが多いんですがこのソファは自由自在に高さを調節できるのも人気の理由だと思います。

  • 野田:ひとつ僕もこのソファが選ばれるポイントを聞いたことがあって。従来のソファだと、旦那さんがソファで横になって寝てしまうと、奥さんが使えなくなってしまう、なんていう状況がよくあるみたいなんですよ。でもこのソファであれば一つ一つがリクライニングするので、片方で誰かが寝ていても、もう片方を自由に使えて寝ることもできる。と、開発の段階ではたぶん考えられてなかったんですけど、確かにいいなぁと思いました。(笑)

  • 確かに、その光景はよくありそうですね。(笑)こういった夫婦のシーン以外にも野田さん的にはどういったシーンで使ってもらいたいと思いますか?

  • 野田:もし自分が使うのであれば、映画を見るのもそうですけど最近ゴルフにハマっていて家ではゴルフのYouTubeばかり観ているので、リクライニングの足を伸ばしながら膝にノートPCを置いて、そこでYouTubeを見るのが理想ですね。(笑)ヘッドレストがあって首が疲れないで観られるのも嬉しいかなぁと。

  • なるほど。デザインだけでなく、かなり実用的にも使えそうですね。実際に一緒に合わせるとしたらおすすめの家具の組み合わせはありますか?

  • 永井:リクライニングの足が出てくるのでコーヒーテーブルとかは置けないんですよ。なのでサイドテーブル付きのフロアランプとか一石二鳥でいいんじゃないかなぁと思います。しかもこのソファ、サイドにUSBジャックがついているのでノートPCやiphoneなどを充電しながらテーブルに置いたりできるんで使い勝手が良くて最高ですね。

  • このSHEFFIELD RECLINING SOFAって他にもバリエーションはあるんですか?

  • 野田:ファブリックと本革あわせて現在5色展開です。あとは2023年モデルで新しい張地が1型。また別のモデルで1シーターの電動ソファが新しく出ます。どちらも少し明るい色目のファブリックで、今までメンズよりのイメージで作られていた中で少しレディーステイストのものが欲しいなってことで優しい風合いや色味も含めて作っています。

  • JOURNAL STANDARD FURNITURE

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  • 新しい張地について教えてください。

  • 野田:現状のラインナップが比較的ダークトーンの張地が多くて、少し違ったイメージのものをラインナップに加えてもいいんじゃないかといったところで、このマスタードの色味を選びました。質感がもこもこしてて可愛らしいブークレのような素材感ですし、印象は変わるんじゃないかなと思います。また、リサイクルのペットボトルで作られていて地球環境にも優しい張地です。

  • 質感が違うだけで、だいぶ優しい印象を持たせてくれますね。実際にそういった声は多いんですか?

  • 永井:ありますね。よく、他の色はないの?とか、一人用のサイズはないの?ってよく聞かれます。

  • そこで登場したのがこの1シーターということですね。

  • 野田:そうですね、SHEFFIELDに比べると少し形が丸っこい電動ソファです。去年別の企画で一人掛けのロッキングチェアを製品化したところ、思った以上に反響がありまして、一人掛けのニーズが高まっていると感じて開発に至りました。

  • 従来のデザインのものと比べると印象が全然違いますね。

  • 野田:現在、JOURNAL STANDARD FURNITUREでは、ファッションのジャーナル スタンダードの"MEN'S"、"J.S Homestead"、"LADIE'S"、"L'ESSAGE"の4つのテイストの中でそれぞれの人たちが使いそうな家具や居住空間をテーマにモノ作りやスタイリングをしています。例えばこの黄色の2シーターの素材や1シーターのデザインや色味っていうものに関しては、重たくならないようにライトに作っていて、女性の方でも受け入れやすいようにしています。今までのお客様はもちろんですが、新たなお客様達にも広がってもらえると嬉しいですね。

  • 永井:新型の1シーターは一般のご家庭だけでなく、ネイルサロンなどにぴったりなんじゃないかな?って思うんです。なかなかスタイリッシュなデザインの電動ソファがない中で、「かわいい!」って思える見た目と、施術を受ける際のリクライニング機能がまさにぴったりだなって。自分が行ったサロンでこのソファを見かける日が来たら嬉しいですね!

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  • Text_Sam Kitazawa
    Photo_Hideaki Kohuku