WELLER,WELLER,WELLER,
Paul Weller。
アクアスキュータムのバルカラーコートや、フレッドペリーのポロシャツ。
ホワイトジーンズにタッセルローファー。
彼にまつわるアイコニックなアイテムの数々は数えあげればキリがない。
時代の変わった現代でも、彼ほどファッションアイコンとして取り沙汰されるアーティストは他に少ないのではないだろうか。
時代を超えて敬愛される「Weller」。
そんは彼の名を冠するJOHN SMEDLEY のニットを、今週末レショップ全店で発売します。
英国というルーツを持つアーティストとブランドの繋がりもあり、彼が着用していたモデルなのかと思いきや、実際には着用していた事実はなく、ヘンリーネック好きで知られる彼をイメージして作成されたアーカイブモデルとのこと。
初登場は97年。
当時日本での展開はなく、その存在は誰も知らなかった。
コンセプター金子がその当時在籍していたフレンチファッションを提唱するブランドEDIFICEでは、レショップに先んじて復刻別注をリリースしていた。
それが20年ほど前のこと。
瞬く間に完売となったそうだが、その後継続的に発売されることはなく、今に至るまでそのアーカイブは日の目を浴びることはなかった。
そして現在。
最近のレショップクルーの気分は、もっぱら「トラディショナル」「クラシック」に傾倒しつつある。
そんな気分を反映するかのごとく、「Weller」はレショップで復刻されることとなった。
なんといっても特徴は普通のヘンリーネックではあり得ない?ほどに詰まったネックライン。
これまでのヘンリーネックにはない、心地よい締め付け感が新鮮だ。
復刻するに当たり、このネックラインに修正を加える案も挙がったそうだが、「やはり当時のトラディショナル、クラシックなムードにこそ魅力がある。」と当時のままの仕様に。
アーカイブと比べてみても、顔つきはそっくりそのままだ。
アイコニックな存在の名を冠した洋服を身につけるとき、コーディネートに際してついその存在に引っ張られる。
「Weller」のようにスタイリッシュに。
「Weller」のようにモダンに。
「Weller」のようにシックに。
頭をよぎる彼の魅力的なスタイルとイメージは一旦片隅に置いて、「首の詰まった上品なヘンリーネック」ということだけを念頭にコーディネートをしたい。
いつもはTシャツをインナーにしているジャケットの中に、ただ着るだけでも品があって良い。
お行儀よくトップボタンを締めて着るのも、開け放つのも自由。
いつも通りの自分の延長だから、そこに「Weller」が入り込む余地はない。
着古したシャンブレーシャツの上にざっくりと被るのも。
あくまでセーターとして捉える男らしいスタンス。
無頓着な愛嬌があってまた良い。
「Weller」は絶対こんな着方をしないだろう(多分)。
カラーは全部で5色。
お好みの色を「Weller」に捉われず、自由に着こなして欲しい。
是非店頭にてご覧ください。
青山店 田口
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