FOLL|直接取材!名品スウェットはどうやって生まれた?
ブログをご覧のみなさまこんにちは!
UNFOLLOW TOKYOレディーススタッフのMAYUです。
みなさまはFOLLの隠れた名品
【ソフトタッチヘビースウェットクルーネック】
をご存知でしょうか?
今回はこちらについて、FOLLの企画者でもあり私の同期でもある平沢幹太くんに熱く語ってもらいました!
一見普通のスウェットとの違いが分かりにくいですが、一体何が違うのでしょうか…!
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─このスウェットはどんな素材で出来ていますか?
通常のスウェット同様に縮みはあるものの、硬さや独特の乾燥感は抑えられるよう配慮して制作したFOLLオリジナルの素材。
・国内外問わずカットソーのモノづくりの中心でもある和歌山県のニッターと協力し開発。
・染色は岐阜県の染工場と対話を繰り返し、深みのある仕上がり。
・縫製は埼玉県の工場で縫製。様々な扱いにくい素材も手掛けてきたテクニックと対応力の高さが特徴で、FOLLも毎シーズン依頼をしている。抜群の安定感で本アイテムも丁寧な縫製で仕上がっている。
─糸段階からこだわって作っているとか?
表糸には
・防縮ウール(洗濯対応のウール糸)と
・40番糸(通常のスウェットの中では細めの糸)
を混紡して糸を新たに製作している。
また裏糸は通常のスウェットの裏糸に使用される10番糸を使用することで膨らみと肉感が薄くなりすぎないように配慮し編み上げている。
さらにこれを洗濯における硬化を防ぐため通常の度詰めゲージではなく、フワッとやや甘編みのゲージで時間を掛けて、空気を含ませながら編むことで更に肌触りが良くなり軽さも楽しむことが出来るよう仕上げた。
─このスウェットを作った理由は?
コットン100%のスウェットの特徴として、
①使い込むと目が詰まって硬くなっていく点
②同時に表糸が硬化していくのでのぺっとした印象になってしまう点
肌触りも使い込んでいくごとに低下していく傾向があり、どうしても褪色することも相まって、初めは綺麗な表情のスウェットもどんどんカジュアルな印象になってしまう特徴がある。
これを改善して長く柔らかさ、心地良さ、高級感を味わえるエレガントな素材を開発したいと考えたのが製作の原点。
─シルエットのこだわりも教えてください。
脱ぎ着の際の引っかかりなども着用する上でのストレスの一つとなると考え、フロントだけでなくバック部分にもやや下りを出し、首入れの角度が広くなるよう仕上げた。
特徴的なラグランスリーブとダブル幅の袖リブ仕様を配したバランスは、シルエット全体の過度な丸みや着膨れを防ぎ、リラックスしていながら引き締まった印象のシルエットとなるよう微調整を重ねて取り入れている。
─最後に、どんな着こなしが楽しめそうですか?
クルーネックのスウェットはネック部分が詰まっているものも多く見られる中で、今回は敢えて素材の柔らかさとマッチするよう余白を残したネックの表情に仕上げている。
冬の着こなしとしてインナーにタートルネックや、シャツの襟出しなどシンプルながら奥行きのある首元のレイヤードを楽しみたい。
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いかがでしたか?
少し長文になってしまいましたが、彼の服にかける熱い思いが少しでも伝われば嬉しいです。
UNFOLLOWスタッフの間でも好評のアイテムで、isnapでスタイリングもご覧いただけます。
また、同素材でジップパーカーのご用意もございます。
是非こちらもチェックしてみてください♪
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◼️ソフトタッチヘビースウェットクルーネック
No.22070684000430
¥15,400-(税込)
店舗へのお問い合わせは下記まで
UNFOLLOW TOKYO
電話番号:03-3486-0906
UNFOLLOW OSAKA
電話番号:06-6635-5005
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