トレンドに関係なく、スタイルの軸を作る上質なベーシックアイテム。
定番アイテムこそ、色や細かなディテール・ボリューム感など、その時の気分が現れるもの。

今回は10月にバリエーション豊富に登場するJACKETをメインに、クローゼットに欠かせないエターナルアイテムをご紹介します。

パッドがしっかり入ったBOXシルエットのジャケット。
いわゆる戦闘服ではなく、パレードやセレモニーなどで着用されるミリタリーウェアの素材をモチーフにした強いハリと反撥感のある厚手のウール生地を使用。
梳毛の中でも太番手の糸で織り上げることでくっきりとした深い綾目が生まれ、クラシカルな表情のある生地に仕上がっています。

身体から離れるボックスシルエットなので、トラッドすぎずモダンに着こなせる1着に。
深みのあるネイビーに合わせた光沢のあるべっ甲色の釦もアクセント。
今っぽいシルエットなので、シャツやデニムとベーシックに着こなしても固くならず、都会的な印象に！

ツヤ・膨らみ・しなやかさを併せ持つ、三位一体のウールツイル素材を使用した1着。
ウールの良さがこれでもかと凝縮されたシンプルで上質な素材です。
通年着られる柔らかい素材感と、やや細身のシルエットで、女性らしい印象のジャケットに仕上げました。
スリムなデザインなので、冬は上からコートも羽織りやすい。

今後入荷予定のツイルセンタープレスパンツとセットアップでスーチングスタイルを楽しんでも、ニットパンツやデニムでカジュアルダウンしても素敵！

何とも言えない絶妙なブラウンカラーに惹かれるジャケット。
イタリア北部ビエラ地区で1936年に設立された毛織物メーカー“ITALE BARBERIS CANONICO社”の生地を使用。
オーストリアより直接輸入した原毛を、糸の紡績から生地整理まで一貫して生産することで高品質な生地を作ることができます。

今回使用しているバーズアイは、そんなCANONICO社の定番素材。
ややゆとりのあるサイズ感と軽やかな生地は、インナー次第で3シーズン着られるところも魅力です。
セットアップで着て頂けるパンツとはもちろん、デニムに合わせたデイリーな着こなしもおすすめです。

計算されつくした究極のシャツ。
今シーズンはシャツは崩さずきちんと着るのが気分。
前立ての釦を開けた時の首元の見え方、襟のサイズ、台衿の高さなど細部までデザイナーのこだわりが詰まったパーフェクトな1着。

メンズのドレスシャツを得意とする工場でパーツごとに縫製を分け、丁寧に作られています。
イタリアの上質な生地はしなやかで柔らかなハリがあり上品。
1枚で着るだけでなく、レイヤードを楽しみながら真冬まで着こなしたい1着です。

オールシーズン履きたいクロップド丈のデニム。
裾をイレギュラーにカットしたようなこなれ感のあるデザインと、ストレッチの効いた履き心地の良さでファンも多いSURTのデニム。
ハードに加工を入れすぎないことで、きれいめなトップスとも相性良く着こなしていただけます。
ウエストゴムの仕様なので、着こなしのバランスに合わせてややハイウエストにも、腰穿きでも楽しんでいただけます。
トレンドに左右されず、オールシーズン活躍するワードローブに欠かせない1本。

デニムと並ぶオーセンティックなアイテム、チノパン。

アフリカのギザ綿を使用したドリルツイルという太めの綾織りで仕立てられた素材を使用。
ギザ綿を使用することでミリタリーに多く使用される素材も、糸の光沢とソフトな肌触りで贅沢で上品な風合いに仕上がります。
通常黄味の強いベージュが特徴のチノ素材も、今シーズン気分のグレーやオフホワイト、ブラックと相性の良いやや赤みのある別注カラーにすることでモダンな着こなしにも相性の良い1本に。

センタープレスが入っているので、存在感があり、エレガント。
2023年の春夏もたくさんのブランドから発表されている注目のアイテムを秋から先取りしたい！

オールシーズン楽しめる落ち感のあるワイドパンツ。
ニットが増えるこれからの時期は、素材のコントラストを楽しんだ着こなしがおしゃれ。
今年はウエストゴムのリラックスして履けるパンツも、ベルトマークしてきれい目に取り入れたい。
その思いを叶えるため、ゴム仕様のパンツには珍しくベルトループのある仕様に。
少し高めの腰位置で履くと脚を長く見せてくれる嬉しい効果も。
またサイドに切り替えが無いことで、体に程よくそい落ち感が出るので女性らしいシルエットが楽しめます。

ワードロープに欠かせないローファー。
シーズン問わず楽しめ、大好きなトラッドスタイルと相性の良いタイムレスなアイテムです。

CAMINANDOの新作は、ボリュームのあるソールがポイント。
今シーズントレンドのワイドシルエットのパンツに合わせても自然とスタイルアップできるところが嬉しい。
ミュールタイプになっていることで、正統派なトラッドスタイルに抜け感をプラス。
軽くクッション性のあるソールは履き心地も◎

羽織るだけで決まるトレンチコート。
ハリのある風合いが立体的なフォルムを作ってくれるOLMETEXの素材を使用。
オーバーシルエットを生かして、袖をぎゅっと絞って捲り上げたり、ベルトでウエストマークをすることでよりムードのあるスタイリングに。
シーズン長く楽しめるシックでやや深めのベージュも魅力。
軽い着心地で、肩回りもゆったりとしているので厚みのあるニットの上からでも羽織れるところも嬉しいポイント。

10月に入り、いよいよ秋も本番！
読書の秋、食欲の秋...
とも言いますが、まだコート無しでジャケットやニットが着られるおしゃれが楽しい季節。

ENJOY THE FASHION!!
ENJOY THE AUTUMN!!