これまでの100年とこれからの100年を紡ぐ衣服。
本日は今期から取り扱いがスタートする新ブランドをご紹介。
ブログをご覧の皆様、こんばんは。
新宿店、山田です。
お盆も過ぎ、涼しくなるのかなと思っていたのですがまだ暑い。
ですが、朝晩は少し暑さも和らいでいる様な感じもあり、秋が近づいて来ているのかなと。
店頭もすでに多くのブランドから2022AWの新作が入荷しております。
何を買おうか。
どうやってこのアイテムを着こなそうか。
そんなことを毎日考えて、この先のスタイリングをイメージしながらワクワクしております。
そんな中、個人的に待ち侘びていたブランドが本日からWISMにて取り扱いがスタートするのでご紹介。
その名も
“TANAKA”
先ずはブランド説明から。
“これまでの100年とこれからの100年を紡ぐ衣服。時代、性別を超えて永く愛される衣服。”
をコンセプトに掲げ、2018年にスタートしたニューヨーク発のユニセックスブランド。
デザイナーは、「ヨウジヤマモト」と「ユニクロ」の異なるグローバルなファッション企業で経験を積んだ、日本人デザイナーのタナカサヨリ(TANAKA SAYORI)。
デニムやワークウェアの普遍的なアイテムを性別や年齢、国籍を問わない人々へ提案。
環境に配慮したモノづくりや日本の伝統的な技術を取り入れながら、デザイン性とサスティナビリティの両立を目指している。
そして、全てのデニム生地は広島県福山市にあるデニムメーカー「カイハラ」に生地を別注を使用するなど、デニムへの強い想いが感じられます。
それでは、早速アイテムのご紹介へ。
“NEW CLASSIC JEAN JACKET”
color : vintage blue
size : M / L
price : ¥52,800 (tax in)
まずはデニムジャケットからご紹介。
生地はカイハラデニムとの共同開発した、緯糸にはリサイクルコットン糸を織り込み、サスティナブルな生地。
所謂1st typeのデザインを踏襲しながらも、フロント部分の細めのタックとリベット使いがポイント。
また、通常よりもやや低めでウエスト部分に配されたフラップポケットもいい意味で違和感があり、さらに通常ではあまり見かけない、襟の内側部分にも耳がついている仕様。
こういった細かなディテールにも拘りが感じられます。
シルエットはオーバー過ぎず、ややゆとりのあるボックスシルエットで着丈も短過ぎずいい塩梅。
オーバーサイズが定番化している今だからこそ、新鮮かと。
そしてなにより、表情が美しい。
ヴィンテージの雰囲気が充分過ぎるほど醸し出しているんですが、なんかいやらしくないというか。
知り合いが着てたら、それどこの?って間違いなく聞いてしまいそうな程、美しい佇まい。
生産の過程で出来たのか、はたまたデザインなのか、ちょっとしたダメージも雰囲気をより一層際立たせています。
お次はこちら。
“THE JEAN TROUSERS”
color : distressed blue
size : 29 / 30 / 31 / 32
price : ¥37,400 (tax in)
同ブランドでは定番のアイテム。
生地は先程のデニムジャケット同様にカイハラデニムと共同開発した生地を使用。
膝部分のダメージや加工がはいっているものの、スラックスの設計に寄せているので上品な印象のストレートシルエット。
セルビッチ付きとは思えないほど腰から裾まで真っ直ぐなラインがとてつもなく美しい。
革靴を合わせて、スッキリめに穿いてもいいですし、スニーカーに合わせて、クッション付けて穿いてもカッコよく決まるんです。
こちらもデニムジャケット同様に加工時に出来たのか、デザインなのか、裾口やポケット口にちょっとしたダメージがあり、そういった細部まで、是非見て頂きたい。
最後はこちら。
“THE STRAIGHT JEAN TROUSERS”
color : vintage blue
size : 29 / 30 / 31 / 32
price : ¥38,060 (tax in)
ブランドでは新型のこちら。
生地はデニムジャケット、デニムトラウザー同様の生地を使用。
一見普通のシンプルなストレートシルエットのデニムと思ってしまうのですが、一筋縄ではいきません。
画像では少し分かりにくいんですが、アウトシームが膝から裾口にかけて、内側に巻き込んでいるデザインに。
そのデザインにより、セルビッチデニムを使用した際の不具合がなくなり、美しいシルエットに仕上がっているんです。
まさに死角なしって感じです。
ワイドパンツばかり穿いていたのですが、今はこういうシルエットが新鮮ですし、飽きも来ないんじゃないかなと。
個人的に一推しアイテムです。
色々と書きましたが、百聞は一見にしかず。
店頭にて、ご覧頂ければと思います。
それでは、失礼致します。