Re-Western
レショップ創業メンバーの自身として、今年から再始動した新作Re-purposeは感極まるローンチでした。
創業から始まり、レショップスタッフ全員が愛してやまないブランド。
当時は販売スタッフ含めて色味やサイズ感など悩みながら制作していたのが記憶に残っております。
新作は約2年半ぶり位になりますでしょうか、
先ずは過去のコレクションを見て頂きたいと思います。
今見ても過去のコレクションは素晴らしく、買い逃してしまった商品も多々あります。。
作家性のない日常的なモノ、ユニフォーム、ワークウエアのように、
ある目的で作られたものは一過性のない普遍性があり現代解釈を取り入れていくことで未来へとつながっていく。
フイナムさんの記事にブランドコンセプトが詳しく書かれています。
是非ご一読ください。
さて、前置きが長くなりました。
ここからは新作のDENIM WESTERN SHIRTSについて
40年代にWranglerのデザイナーとして起用されたロデオベン。
それ以前はウエスタンコスチュームのデザイナーとして活躍しており、今作の元ネタは彼がラングラー以前に再作したシャツをベースに。
40年代のクラシカルなロングポイントの襟を活かして、胸から下は70年代のSears Roebuck社製ウエスタンシャツのパターンをベースにしております。
70年代のラフな雰囲気を取り入れ、脇にダーツをいれていないので絞りがなくストンと落ちる身幅になっており、洗う事で風合いが生まれるように芯は入れておりません。
ネックも緩めのサイズ感。
Roebuckのボタンを踏襲しチープ感のある物を採用。
普通に着ると目立たないですがシャトル織機で織っているので袖裏は耳が付きます。
袖を捲ってチラッと見せても良い感じになります。
この仕様は個人的にもグッときます。
色味は敢えてvintage感は出さずに浅いブルーにする事で新鮮な見えになるようにしています。
洗って着込んでいくとどんな風合いになるか楽しみな色味でもあります。
ワークやユニフォームとして作られた普遍性のあるウエスタンシャツ。
現代解釈を入れる事で新鮮な見え方になり、また手にする人達の様々なコーディネートで意味合いが広がっていく。
このシャツを着る人達の合わせが非常に楽しみです。レショップ渋谷店 宮城
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