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【Mariposa Hat Co.】 CUSTOM ORDER EXHIBITION

  • 先日用事があったので久しぶりに中目黒に行った際の事だ。

    過去に名を馳せた名店達は軒並み居抜きのテナントだらけ。

    中目黒の川沿いは以前にも増して静かになっていたがこの静かな街並みも中目黒の良さだと思っている。

    合間の時間で大好きな老舗の洋服屋を訪れた。

    相変わらずマニアックな品揃えばかりで店主の膨大な知識と説明に只々聞き入っていた。

    僕はちょろいお客様っぷりを発揮して新しいネクタイとチーフを購入。

    ネクタイを着用する機会なんてめっきり減ってしまったがこいつをどうスタイリングしてやろうかと楽しみに店を後にした。

    少しだけ時間を作ってお店に足を運んだ時の発見と店主の貴重な時間を頂き素敵な接客を受ける。

    買い物する理由なんてそれだけで十分だった。

    僕は洋服の通販を利用したことがないので少しの不便さを大切にしたいと思っている。

    わざわざお店に足を運ぶ事でしか得ることが出来ない事を。

    どうやって合わせようかなぁ。









    さて、明日からL'ECHOPPE 青山店で開催される素敵なイベントの紹介です。

  • AOYAMA SPECIAL EVENTMariposa Hat Co.】CUSTOM ORDER EXHIBITION


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    【価格】オーダーの内容により変動いたしま
    【開催日時】6月24日(金)〜6月28日(火)
    ※全日程フクダアキラ氏在店
    【場所】レショップ青山店(東京都港区南青山3-17-3 1F)
    【納期】オーダーの順番により変動いたします


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  • Mariposa Hat Co.】

    ビスポークハット専業工房Mariposa Hat Co.(マリポサハット)
    単身渡米し、ビンテージハットのディーラーを経て、ロサンゼルスにあるビスポークハットWellema Hat Co.で修行したハット職人フクダ アキラ氏が構える工房がマリポサハットである。生産の全行程を自身で完結させており、国内にはない生地・木型・機械まで全てアメリカから取寄せ制作。国内ブランドでは真似出来ない作りをすべて手仕事により実現している。アジア人と西欧人では顔の形、体型が全く違うので西欧人であれば当たり前に被れる帽子もバランスが悪く見えてしまう。Mariposa Hat Co.では木型から製作することで派手に思われがちなウェスタンハットでも収まりが良く見えるよう制作。お客様のご要望に対してフラットな目線で制作したい、というフクダ氏の意向によりブランドコンセプトは設けていない。あくまでもデザイナーはお客様である。

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  • 北アメリカには世界的にも「渡り」で有名なオオカバマダラという蝶が生息しています

    オオカバマダラは蝶(Mariposa)の帝王(Monarch)と呼ばれ親しまれています。

    夏の間カナダなどで発生を繰り返したオオカバマダラは8月の下旬、南へと移動を始めます。花の蜜吸いながら栄養を蓄え、ひたすら南へと飛び続けます。

    夜は木陰などで休みますが、集団で休み、南へ移動するにつれその数が増え続けます。

    やがて越冬地に到着した蝶たちは松などの木にとまり、越冬の準備を始めます。

    ロッキー山脈西側の蝶たちはカリフォルニアに、東側の蝶たちはメキシコの毎年同じ木を宿り木として集まるのだそうです。

    そして春3月下旬頃、気温が暖かくなり始めた頃に蝶達は少しずつまた移動の準備を始めます。北へ移動を始めた蝶達は、秋の移動時と違い、それぞれバラバラに動き、北アメリカへ北上をしていき故郷へと帰っていきます。

    オオカバマダラの渡りで不思議なのは毎年同じ木に蝶たちが集まる事で、蝶たちがどのようにして同じ場所に戻ってくるのかは未だに解明されていません。

    しかしオオカバマダラの中でも希に迷蝶として日本にたどり着く個体があるそうです。
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  • 先日、Mariposa Hat Co.のアトリエを訪ねた際の事だ

    フクダアキラ氏はHATの歴史や我々が初めて耳にする技術、拘りを嬉しそうに話してくれた。

    そして、去り際の僕らにこう言っていた。


    〝HATは毎日被る物ではないかもしれない。日々選ぶ洋服の選択肢の一つになれば良い〟


    僕らにとってのHATや帽子は欧米人やミュージシャンの様なスタイルの一部では無くその日のファッションの選択肢として考えている。

    興味の無い人や絶対被らないといった拘りのある方々に僕らが無理矢理勧める事もないだろう。

    このHATの特別な技術や製法についてSNS上で僕らが語ることも特には無い。

    新しい選択肢は今迄見た事の無いデザインや聞いた事の無い技術、製法を実際に手にして試してみることで得る事ができるものなのだから。

    わざわざ貴重な時間をかけて得ることが出来るもの。

    不便さの中でしか得ることが出来ないもの。

    自分のファッションの可能性を狭めるのは Mariposa Hat Co. フクダアキラ氏 の話を聞いてからでも遅くはないのではないだろうか。



    数年前、故郷である日本を離れ宿り木として選んだのは遠い異国の地であるパサデナの北に位置する、アルタデナの “Wellema Hat Co. ”   Cody Wellema 。

    そして越冬を終えた迷蝶 Mariposa Hat Co. フクダアキラ氏は仲間達とバラバラになりながら故郷である日本の L'ECHOPPE を訪れる


    オオカバマダラの迷蝶が訪れた際にはこうも言われている。


     “ はじまりを伝えるシンボル ”



    詳しくは是非店頭で。
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  • L'ECHOPPE 青山店:東京都港区南青山3-17-3 1F
    TEL: 03-5413-4714

    L'ECHOPPE 渋谷店:東京都渋谷区神宮前6丁目20番10号  MIYASHITA PARK SOUTH 2F 
    TEL: 03-6712-5770

    L'ECHOPPE 名古屋店愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋PARCO南館2F 
    TEL:052-211-9342

    L'ECHOPPE仙台店宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 エスパルII 2階 
    TEL:022-290-0318