LEのチノといえば名作M43。

こちらをアップデートしたM43チノショーツが発売になります。

まだご存知でない方に前回のチノのおさらいです。

LECHOPPEコンセプター金子が所有しているM-43（実は43と41の過渡期に生まれたと思われるモデル）をベースに誕生したのがこのパンツ。

今まで所有してきたチノパンの中でも群を抜いて履きやすかったモデルということもあり、LEのチノパンとしてベストと思い製作された渾身の一本。

M-43と-M-41のミックスのようなディディールですが、限りなく43に近いのでM-43と呼称しています。

こだわりとして、M-43でLEならではの2フィット展開を採用。
STANDARDとWIDEを用意し、STANDARDは限りなく原型に近いフィット（少しゆるめのストレート）。
WIDEはSTANDARDをベースに股上を深くしてワタリから裾までワイドにしたもの。

更に詳しくはYouTubeでもご覧いただけますので是非！

今回のショーツも好みで選べるSTANDARDとWIDEの2フィット展開。

STANDARDとWIDEで見え方が異なるのでご説明したいと思います。

まずはSTANDARD。

STANDARDはややゆとりがありオーセンティックな雰囲気。
男らしいですね。
細身のショーツだと足のシルエットが強調されすぎるのですがそこも解消されている適度なゆとり感。
夏の万能ベーシックなショーツが欲しいという方にはもってこいです。


続いてはWIDE

WIDEは裾に向かってやや広がりがあるのでスポーツを昔やっていて足が太いとお悩みの方等はすんなり着用できるオススメのシルエットです。

トップスはタイトにまとめてAラインにしても良し、オーバーサイズでもコンテンポラリーな合わせが出来ると思います。

STANDARD、WIDEのシルエット比較から次は前回との仕様変更点について。

シルエットの変更はないんですがウエスト裏地の中心の部分が変わっております。

左→前回のフルレングス
右→ショーツ

この仕様の違い。
古着好きな方は気付く方もいるのではないでしょうか。

僕自身も古着のパンツを見ている時に右の仕様の物を見つけるとわりと古いなぁとテンションが上がる仕様なんです。

履いてしまうと全く分かりませんが古着好きの琴線に触れる。

続いては生地。
こちらも変更はなし。
個人的には凄く好きな生地です。
以前仙台店のスタッフが履き込んだ物を着用したのを見てLEのM43チノとは気付かず「それ何年代くらい？」と聞いてしまった程のヴィンテージ感があり、とてもかっこよかったのでご紹介したいと思います。(仙台のスタッフからお借りしました。)

パッカリングも増し、色も全体的にフェイドしてますがこの経年変化された生地がヴィンテージさながらのオーラがあり個人的にはとても魅力的に感じました。

このチノもデニムと同じで履き込めば履き込む程味が出て、良い感じに仕上がっていきます。
自分だけの一本を育ててみては。


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