Premio Gordo "Sans"
新ブランド"Premio Gordo"が6/18(Sat)よりWISM渋谷店にて限定販売。
こんにちは。
渋谷店澁谷です。
今日は早速本題に突入。
単なる形容詞的な"美しい"でなく、長年本格靴から遠ざかっていた自分も直感的に『履きたい』と感じたこのローファー。
Premio Gordo"Sans"
満を持してWISM渋谷店でお取り扱いがスタートします。
先ずはブランド説明から。
履く人、またその空間までもを美しくさせる靴
見た目と質に矛盾がなく、物体として快を感じる視覚的な魅力を大切にする
それ以上に、他者への思いやりに表れる人間味ある心情の美しさ、
それが存在する空間の追求を大切にする
自己への興味や知欲を喚起させ、
自らの力で魅力的になる ツールとしての靴を提案する
では早速商品のご紹介。
WISMではローファー型の"Sans"というモデルをセレクト。
Premio Gordo
Model : Sans
Color : Black
Size : 25.0cm〜28.0cm
※0.5cm刻み
Price: ¥81,400(tax in)
WISM渋谷店のみのお取り扱いとなります
メンズではあまり見る事が無いデザイン。
トゥの先芯は婦人靴の物を用い、吐き口は広め。
ステッチも細番手の物を使用することで、
特徴的でありながら繊細さもある。
そして何より、レザーの質感。
レザーはイタリアINCAS社のカーフレザー。
植物なめしを施し、驚くほど柔らかい。
ただの黒とは形容し難い、透き通る様な瑞々しい黒。
また、敢えて皮から革にする工程で処理されてしまう、トラを活かし革の個性も引き立っていて堪らない。
そして、1番びっくりしたのは履き心地。
最近は専らスニーカーですが、前職の時はクロケット、オールデン、パラブーツ、ウェストンなど色々履いてきた。
どのブランドもビタっとジャストで履いて、苦行の様に履き、馴染ませていた。
この苦行が何より耐えられなくて、自分には向かないなと革靴からは遠ざかっていた。
けれど、Premioのローファーにはその苦行が一切無い。
インソールで使われる事はあまり見た事がない、ヌバックレザーを使用。
起毛レザーの為、しっかりと足がホールドされる。
デザイナーの戸松さんは紐で調整が効かない、ローファー型だからこそフィット感が重要と仰っていた。
デザインの美しさのみならず、履く人の事も考えられている機能美も感じ取れる、本当に"美しい"ローファーだなと感じた。
実際に着用し、歩いてみるとズレは一切ない。
マッケイ製法に加え、柔らかな履き馴染みの良いカーフレザーと特徴的なシャンクのお陰もあり、歩き易さが助長されている。
横から見た時のヒール部分の飾りゴテもさり気なくアクセントになりかっこいい。
それではスタイリング。
WISMでは意外?と思われる本格レザーシューズ。
仕立ての良いスーツに合わせる提案でなく、スウェットパンツやデニムなど今持っているパンツに合わせるだけで雰囲気が出る。
正解不正解が無いのがファッションの楽しみ。
『お洒落は足元』からと言った様に、先ずは実際に見て、履いてみて下さい。
それでは失礼します。