郷愁
僕は大須で古着を買って育った。
服屋を目指すきっかけになった街だ。
僕はこの街でファッションを好きになった。
レショップに入る前、毎日のように古着を買いに行き、アメリカからヨーロッパ、レギュラーからヴィンテージ、色んなお店で色んな事を教えてもらった。
そんな僕も東京に来て三年目に突入。色んな服を買うようになったが相も変わらず古着は買い続けている。
東京には色んなお店があるけど、大須の古着屋さんはそのどんなお店とも違う雰囲気を持っていて、いつも僕に新しい刺激をくれる。
何を着たらいいか分からない、どんなスタイリングがいいか分からない。立ち止まった時、僕はいつも大須で古着を買っている。
大須の古着は僕がファッションを好きになった頃を思い出させてくれる。
そんな大須の古着屋さんが二週連続でレショップにやってくる。
一週目はDIORAMA CLOTHING STORE とcoupé
大須を感じずにはいられない三店舗。
ローカルで独特な街並み、立ち並ぶ古着屋、大好きだ。
レショップ 石黒