【ETS.MATÉRIAUX】 - 2022SS 4th delivery -
こんにちは。
ETS.MATERIAUXの小島です。
春夏シーズンが本格的に立ち上がり、皆さま今期もお買い物はされていますか?
僕は先輩のブランドやお店等、個人オーダーのアイテムが忘れたタイミングで自宅に届き、現場以外の出費にやられています。毎シーズン恒例ですね。。
モノに罪は無く結局装いとして返ってくる価値があるのでやっぱり洋服は好きです。
ただ今回個人オーダーしたアイテムはここ最近選ぶ属性とは、少し変わったモノが多いのですが、好きなジャンルは変わらないとも感じました。
ぶれない事はシチュエーションや状況に応じて良し悪しあると思うのですが、その角度も大事ですよね。
前置きは長くなりましたが、今回は4thデリバリーのご紹介です。
マテリオでも変わらず提案しているアイテムたちになっており、僕たちの装いとして欠かせないアイテムです。
ブランドを代表するアイテムでもあるシャツに新色が加わった。
これから暖かくなってくる時期に伴い、一枚で気分を上げてくれるモノが着たいという事で今回は色味の幅を広げて展開してみた。
色味に関してはフランスの色彩をイメージした鮮やかなモノを採用し、生地には100/2コットンタイプライターに製品洗いを施すことで初めから少しこなれたバランス感が秀逸だ。
出番が増える時期だからこそ、洗い晒しのまま気軽に袖を通すのには持ってこいなアイテムだ。
昨シーズンから展開をしているBalloon Denim。四季を問わない12ozのデニム生地だから、真夏に納品されてから秋冬シーズンでも勿論難なく履ける頼もしい存在だった。
90年代の雰囲気も醸し出しつつ、整えられたこのデニムは""敢えてスタイルを選ばない""という言葉が相応しいかと。
ミリタリー、ワーク様々なルーツに思いを馳せた1本に。
"僕らの制服でもあるM47。
今期は各国の軍の正統派ミリタリーパンツの色味をベースにしているが、程よい光沢と深過ぎない色味が相まって野暮な雰囲気を取っ払ってみた。
完成された後期のモデルをベースに、パターンやディティールは少し手を加え、太さや全体の見え方は足し算しすぎないモノへと昇華した。
フレンチスタイルを成り立たすアイテムとしては必要不可欠な存在だ。
大胆に取られた着丈がユニークな英国王立空軍のオフィサーシャツ。
元々は前後差のあるラウンドカットのモノが多く、一枚で着る分には勿論格好いいんだけど、いざ上着を羽織ってみると裾の見え方が気になってしまうことが幾度もあった。
そんな思いから武骨な裾周りを少し整え、ラウンド、スクエアのワーク仕様にブラッシュアップしてみた。
僕らの得意とするフィルターをかけることで、スタイリングの幅を広げてくれるアイテムが生まれた。
フレンチワークウェアの中でもブラックシャンブレー(ごま塩)の生地に魅了されてきた方は言わずもがな多いと思う。勿論僕らもそうだ。
そんな中理想の生地に巡り合い、この生地を全面的に昇華出来るモノは何かと考えた中で過去のプロダクトに着目してみた。
武骨だけど愛嬌のあるフランス蚤の市のワークシャツ、フランス海軍のショーツをフルレングスにしたイージーパンツ。スタイル提案している中でこの合わせはどこかフレンチワークのオールインワンの様な見え方もすることから作成した。こういったモノは思いつきで考えない限り出てこないようなアイデアだ。
今回紹介したアイテムも又時代や流れも無くいい意味で変わらないアイテムなのかなとは思います。定番で展開している理由もやっぱりそんな思いからですかね。
決して変わらないことは正義ではあるわけでは無く、動きが早いファッション業界でも、結局新しいコトやモノ等そのインプットの角度や精度によっては変わっていい事もあるかと思います。
ETS.MATERIAUX 小島
ETS.MATERIAUX 新宿店
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