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完全新作『LASKA SIRO』を徹底解説。ヒットメーカー南氏にインタビュー敢行。

  • 今年で25周年を迎えるJOURNAL STANDARDで、長年に渡り商品企画を担当、
    多数のヒットアイテムを世に送り出し、自分自身を『究極の服バカ』と自嘲めいて例えるが、
    その本質は洋服だけに留まらずアートやインテリア、音楽と多岐に渡る。

    今回、破竹の勢いでブランドベストセラーを更新し続けている【LASKA FABRIC】から完全新作となる【LASKA FABRIC SIRO】がリリースされた。なぜこのタイミングだったのか?
    ヒットメーカーであり、仕掛け人でもある南氏に、その真意を問うべくインタビューを敢行。
    いつものように好物のコーヒーを片手に飄々と現れ、包み隠さず軽妙に語ってくれた内容を、ほぼ編集無しでお届けします。

  • -まず、今日のスタイリングもそうですが南さんと言えばビンテージのバンドTシャツの印象が強いですよね。

  • そうやね、今日は撮影だしそれらしい格好でくればよかったかな?(笑)
    今日着てるボロバンTもそうだけど好きな物はずっと変わらないかな。
    時間があればスマホで古着見てるし、これって物があれば値段気にせずポチってるよ。

  • -古着以外に常にチェックされている媒体とかはありますか?

  • 海外のサイトとか、ファッション記事とかは見てるよ。
    基本、日本の媒体は活字を追ってしまって、
    先入観が入るから意識的に見ないようにしてる。
    英語とかで記載されてる方が先入観無しで見れるし、想像力を掻き立てられるというか。
    でも常に人のファッションは観察してるし、特にレディースは参考にしてるよ。

  • -今回、LASKA FABRIC の完全新作をリリースされ、既に大ヒットとなっているシリーズでありながら、あえて比較対象とされる新ラインの商品を作られた理由は何ですか?

  • 売れる物は永遠には継続しないから、常に新しいものを創造しながらやってるし、
    新作のリリースは良いタイミングだったかな。

  • -良いタイミングとは?

  • 何となく世の中が混沌とした感が自分はして、だからこそチャンスかなって。
    こんな時こそ大胆に新しいことにチャレンジすることが大事。
    その中でLASKAで挑戦したのは、一番自信があるから、
    JOURNAL STANDARDとしての自信作だから。

  • -LASKAシリーズの中でも安定した人気を誇る【LASKA 】 270HT マウンテンパーカーが一番比較対象となるアイテムだと思いますが、差別化する上で苦労されたこと等ありますか?

  • そうやね、まず新型のLASKA FABRIC SIROは70年代〜80年代のアウトドアをベースにしてて、
    それ以降の量産型では無い、手の込んだものがイメージかな。
    その当時で言えば、アウトドアブランドのL.L.Bean、THE NORTH FACEとかEddie Bauer。
    もっといっぱいあるとは思うけど。
    特にその当時のアクティブ感のあるカラーとかスタイルを投影させて、
    今の物に落とし込んでる。

    当時は黒とかっていうよりは色味があって、山でも目立つリアル感。
    あとは動きやすさを出す為にラグランにしてる、LASKAでは初めてだよ、
    レトロスポーツ感があるよね。

  • -確かに、LASKA 270とは違ったカラー展開は、リアルさの追求だったんですね。ラグラン仕様に変更されたのも、よりアクティブさを求める為のものだったと。

  • そう、あとは"着映え" "物映え"は自分の物作りに於いて重要、
    だから今回、LASKA SIROの襟立は企画、パタンナーと細部まで調整を3回ぐらいしたかな。
    襟立ちの良さはスタイリッシュに見えるから。
    でも、襟を寝かせた時の着映えるディテールも計算してる。

    あとはスラントポケットを配置したり、フードを大きくして実用性を高めてる。
    フロントのボタン部分を比翼仕立てにしてるけど、ネックと裾部分だけ
    意図的にボタンは見せたり。
    それはLASKA FABRICが本来持つ、派手さを表現する為で、
    派手さは物のオリジナリティだから。
    だからZIPや持ち手とかも全てオリジナルで作ってて、そこも重要。

  • -LASKA 270とは、生地も違うのでしょうか?

  • 違う!全然違うよ!
    そもそも糸が違うから。LASKA 270はMVS、新型のLASKA SIROはSIRO糸。
    SIRO糸は双糸系の糸を撚糸して高密度で織ることで、引き裂き、耐摩耗性、耐久も強くなる。
    ほそくて強度のある糸だから、270と比較すると表面が綺麗で綿っぽい感じに仕上る、
    色の入り方も独特で、鈍臭い光沢感も昔っぽくていいよね。
    分かりづらいかもしれないけど。

    あと、SIROはしっとりしてる。独特なんだよこれも。
    しっとりしてる感じが堪らないだよね、俺は。

  • LASKA 270とLASKA SIROはどういった方に向いているとかありますか?

  • 好みでいいと思うよ。どんなスタイルの人でも似合うように物作りはしてるから。
    強いて言うなら、SIROは古着屋とかが好きで、ファッション感度高めな方に
    着てもらいたいかな。
    これといったものが無いからとりあえず買っとくというよりは、
    こんなカラーの物があるんだ!って思ってもらいたいよね。
    あとはシルエットの好みとか生地感の好みとかあると思うし。
    どっちを選んでも間違いないよ(笑)

  • -最後に私の興味で質問なんですが、これまで物作りの最先端にいて、オファーはありながらもオウンドメディアにすらほとんど出演されなかった理由はあるんでしょうか?

  • こう見えて人見知りで(笑)
    想いを込めて物作りをしてるから、話を脚色無しに伝えて欲しいっていうのも
    あったかな。

  • -わかりました(笑) 可能な限りそのままお伝えします!

  • うん、次はLASKA SIROコートもいい出来だから。沢山語ることあるよ!(笑)

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