Dear my friend Vo.1 - doublet デザイナー 井野将之氏 -
WISMと親交のある方々にコンセプター堀家 龍が突撃インタビューを行う本企画。Vo.1はWISMとは切っても切り離せないほど繋がりのあるdoublet デザイナー 井野将之氏。早速ご覧ください。
PROFILE
井野将之 (doublet デザイナー)
1979年生まれ。東京モード学園卒業後、企業デザイナーを経て、ミハラヤスヒロにてシューズ&小物の企画生産を務める。2012年、パタンナー村上高士とともに「doublet」を創立。2018年6月、LVMHプライズのグランプリを受賞。
Instagram : @__doublet__
堀家 :今日は突然すいません。ざっくばらんに話せればなと。
ショーが終わって少し落ち着きましたか?LINEの返信めっちゃ遅いですけど(笑)
井野 :すみません!お風呂入るとすぐ寝ちゃうんですよね。(笑)
最後の最後まで粘っちゃうというか、アイデア出しとかしちゃうんです。
堀家 :さすがっすね!
井野さんが今着てるタイダイも柄が最高ですよね。アイデアが凝縮してる感じがします。
井野 :これ上下で個人オーダーしました。とても楽ですし、細かいウンチク抜きにして色が気に入ってるんです。
このミリタリーパンツもめちゃくちゃ気に入ってます。
ちょっと着替えますね。
井野 :めちゃくちゃ履いてるからやっぱり落ち着く。(笑)
堀家 :良いですよね。展示会の時もそのパンツ履いてましたもんね。
自分も買ったんですが、春からヘビロテすると思います。
井野 :こんな感じでカーディガンを合わせるのも好きです。
鳥がーーー!
堀家 :終始ふざけてもらってありがとうございます。(笑)
doublet 22AWのショーを見て挑戦したくなったんですよ(堀家)
堀家 : ショーで洋服見て、マジで震えました。寒さもあったけど。(笑)
(ショー当日は気温5度)
ただ単にマーケットに投げてるってことではない。その決意をものすごく感じて。
ついてこれる奴はついて来いって感じでめちゃくちゃ痺れました。
doubletもWISMも10周年。売り方にすごいこだわってきて、買ってくださいお願いします。はもうやめようって。
別注を考える中で、『これは自分たちが本当に新しいと思えるか』とか。
改めて振り切ってやろうと思えるきっかけをもらいました。
井野 :今回のショーは色々なサイズの人々が同じサイズで着用できたり、 “アダプティブウェア”(障害のある人のために着脱しやすい機能を加えた服)の要素をデザインとして取り入れたりしていて、堀家さんの言ってることとは真逆になるんですが "誰もついてこれない"じゃなくて "誰もおいてかない" つもりでやっていました。(笑)
堀家 :うそでしょ!?(笑) 俺みたいなトップランカーのファンが置き去りにされたよ。(笑)
でもビンタされて目を覚ましてもらった感じがして良かった!
洋服の青山別注TEEは簡単じゃなかった(井野)
堀家: 洋服の青山 × doublet × WISM & ReVoLuTioN 別注 TEE、反響がすごかったですよ。
完売した今でもまだ問い合わせがあるくらい。
井野 : めちゃくちゃハマりましたねー!
仙台のReVoLuTioN山野さん(バイヤー)もめちゃくちゃ良い人で。
堀家:うちとしては初めて他のショップさんと一緒に取り組む別注で、仙台のReVoLuTioNさんと交流できたのが良かった。リリース当日はReVoLuTioNさんの別注ばっかり売れてドキドキしましたよ!(笑)
井野:(笑)。
最終的にはWISMがビ○トルズ、ReVoLuTioNがスリップ○ットになったけど、めちゃくちゃ話し合いましたね。
X J〇PANとかNI〇VANAとか…紆余曲折ありましたね。
WISMのビ○トルズは簡単にはたどり着かなかった。
堀家:最後の方は迷走して嫌になっちゃったもんね。(笑)
洋服の青山とのコラボレーションだと普通スーツでしょ?って思うところをROCK TEEで作って全然関係ないことをやりたかった。
自分はロックはあまり聞かないけれど、嘘にはしたくないからビ○トルズでWISMらしい着地になったと思いますね。
そのサクセスストーリーも含めて お客さんと一緒に楽しめたらなと。
井野:お客さんもそういった裏側みたいな部分は楽しんでもらえますよね。
堀家:これからも全力でアイデア出して、全力でプロモーションしていくのでよろしくお願いします!
井野:よろしくお願いします!
「Dear my friend Vo.1 - doublet デザイナー 井野将之氏 -」編、いかがでしたでしょうか?
皆さまにはこれからもdoubletとの取り組みを楽しみにしていただけたら幸いです!
Dear my friendシリーズは今後も続いていく予定?です!
次回をお楽しみに!
それではよろしくどうぞ!
失礼します。