doublet Recommend 〜畠中編
doubletの22ssシーズンで畠中的オススメのVEGETABLE DYE フーディーをご紹介。
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ブログをご覧いただいてる皆様こんばんは
堀江店畠中です。
「アパレル業界は環境を破壊している」
なんて言葉を最近よく耳にする。
実際に、国連貿易開発会議(UNCTAD)もアパレル業界が世界2位の環境汚染産業とレポートを出しているし、
業界では930億㎥と推計される水を使用し、石油300万バレルに相当するプラスチック素材を海に投棄しているみたい。。。
とは言うけれど、これらの問題のほとんどがファストファッションブランドにあるみたいで、
ファストファッションでは、流行の服を安く売るためにコストを削減する。
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安く済むため、天然素材ではなくて化学繊維を使用された服が大量に作られる
そうすると
品質の低い化学繊維製の衣料品は洗濯のたびに細かい繊維となって下水へと流れ込む。
(流失する繊維の量は毎年50万トンほどに。。。)
そういった繊維は下水場で処理しきれずに海へと放出され、魚の体内に入りって食事を通し僕たちの身体に入ってくるということ。
こうやって化学繊維によって水質汚染と健康被害が起きてしまう。
もうひとつ、問題視されているのが
大量生産にのために劣悪な環境のなか低賃金で働かされる大勢の労働者問題も。
やっぱりそういう意味でもつくづく『良い服を何年も着たい』と思う。
そんな長く着れるブランドがWISMにはいっぱいあって、
僕自身5年前に買ったものでもいまだに着れているものが結構あるんすよね。
doubletもまた、そんなブランド。
それで、
堀江店スタッフで勝手に始めさせてもらったdoubletリコメンドリレーブログ。
私、畠中がアンカーを。
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VEGETABLE DYE HOODIE
リレーブログを見てくださっていた皆さんはご存知かもしれないですが
今シーズンのdoubletはまさしくサステナビリティをテーマに取り入れたコレクション。
個人的にだけど,その中でも特に目を引いたのは
このタイダイパーカー
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この色、どうやって色を出してるかと言うと
食べ物や植物を加工したあとに出る、
のこりものから抽出した天然成分を加えた染料での「のこり染」で染色されている。
ちなみにこの「のこり染」という技術、
岐阜県の製品の染め加工などを行う染色部門だけでなくて
ニットの生産なんかも行ってる日本が世界に誇る企業と手を組み生産されているというわけで、
のこり染は、その会社「艶金」が独自に開発したもの。
で、肝心な染料に使われたのは
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フロントに施された刺繍は染料に使われた3つの素材を英語で重ねられたもの。
・ヒワダ
・エゴマ
・桜の木
を剪定(枝を切って形を整えたり、風通しを良くする事)したあとの枝きれで鮮やかなタイダイが出来上がりました。
サステナブルなのは染料だけ?
いやいや、ボディーもなんです。
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オーガニックコットンとリサイクルコットンの混紡で編まれた、
化学肥料や薬品に出来るだけ頼らず作られているもの。
そんな環境に優しいモノで作られながらもポケットや首周りに施されたダメージ加工が良いミスマッチ感で、
ますます愛着が湧く。
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この使い込んでボロくなったかのような、加工も一級品。
これから春に向かっていくこの季節。
そーなるとやっぱり、シロのパンツで併せたい
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キャップとインナーは私物だけど、
これも過去の取り扱いアイテム。
まだまだ現役ス。
doubletは一点一点丁寧に国内の工場で、達人のような人たちの手で生産されている。
だから大量に生産されているわけではないから数量が少ない分、
クオリティー高く、
そんじゃそこらで手に入るわけでもなく、
それでもって人と被らない。
やっぱり僕はイイモノを長く着たい
これに尽きます。
そんな長く付き合えるモノ、たくさん揃ってるので是非店頭にて
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