《Pre order》お洒落の高偏差値を気取れる カレッジウェアのコレクション
《IVY LEAGUE by EDIFICE》
今回エディフィスでは、アメリカ北東部の名門大学3校(ブラウン大学、コロンビア大学、ペンシルベニア大学)とのコラボレーションで、カレッジプリントアイテムを製作しました。
〈アイビー・リーグとは?〉
アメリカ合衆国北東部にある8つの私立大学の総称。
米国の政財界・学界・法曹界をリードする卒業生を数多く輩出しており、米国社会では伝統的に「東海岸の裕福な私立エリート校グループ」と捉えられている。
ブラウン大学、コロンビア大学、コーネル大学、ダートマス大学、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、イェール大学。
いずれも各種ランキングで全米トップクラスに位置する難関校とみなされている。
「アイビー・リーグ」の名称は、これら8校で構成するカレッジスポーツ連盟の名称としても用いられる。
現代よりも少し前、私たちの親や祖父母の時代。
世界中の多くの国で、ファッションアイコンは家柄の良い人々でした。
例えば貴族や皇室といった、衣食住すべてが豊かな人たち。
英国を例に見ても、“プリンス・オブ・ウェールズ・チェック”だとか、“カーディガン”だとか、社会的身分の高い偉人にちなむ服は挙げればキリがありません。
その反動もあってか、現代ではストリートファッションに象徴される貧困層や無名のコミュニティから生まれたスタイルが、急激に成長して世界を席巻しているのは周知の通り。
でも、今でこそヒップホップだスケートボードだといったカジュアルの重要な発信源になっているアメリカも、一昔前はやはり、「格好いいヤツ=家柄の良いヤツ」だったのです。
その象徴がアメリカ北東部にある伝統的な名門私立大学に通う学生たち、そう、ご存知アイビー・リーガーでした。
スポーツやトラッド。
彼らが袖を通す上質な洋服と、カジュアルでも上品な着こなしは当時の同世代の憧れで、ここ日本でもそうした当時のファッション観を証言してくれる、ベテランの洒落者がたくさんいます。
スタジャンやマフラー、それにローファー。
キーアイテムはいくつかありますが、もっともわかりやすいのがカレッジプリントのスポーツウェアです。そのスタイルやたたずまいは今見ても魅力的。
だけど、いくら昔の優等生がお手本だからと言って、教科書通りにやるのはナンセンスです。
エディフィスのカレッジウェアは定番のクルーネックやパンツですが、素材はお決まりのスウェットではありません。
起毛がかった滑らかなフェイクスウェードでつくりました!
レトロなんだけど、見たことが無い。
懐かしいけど、新しい。そんなバランスを求めて試行錯誤した末のチョイス。
素材は“フェイク”ですが、そのプリントは“オーセンティック”です。
オバマ元大統領の出身校、コロンビア大学、7人のノーベル賞受賞者を輩出したブラウン大学、全米で初めて“University”の名が冠されたペンシルベニア大学。
3つの名門校をピックアップし、すべてその公認の下でロゴやエンブレムを載せています。
それも目立ちすぎると気恥ずかしいので、エンボスプリントでさりげなく。
トラディショナルだけど、過去の焼き増しではないフレッシュなものになっているはず。
今も東海岸の人気ブランドを中心に、トラッドやプレッピーといったスタイルが再評価されているところを見れば、アイビー・リーガーへの憧れが今も米国で受け継がれているのがわかります。
過去を学んで思いを馳せつつ、自由な発想と今の気分でそれを楽しむ。
もしも現代のファッションシーンに主席がいるとしたら、きっとそんな姿勢の人なんじゃないでしょうか。