数多のブランドから次々とリリースされる企業ロゴをプリントしたT-シャツやスウェット。
せっかく着るのであれば、ファッション性やデザイン性の高い物を選びたいところ。

正式名は「関東・栃木レモン」、「レモン牛乳」は通称。昭和の戦後まもない甘いものが貴重な時代に関東牛乳が「関東レモン牛乳」の名称で発売。関東牛乳の廃業と共に一度姿を消したものの、栃木乳業が製造法を受け継ぎ、「関東・栃木レモン」として復活した。
栃木を代表する懐かしい味として長い間親しまれている。

今回Vultureではレモン牛乳のロゴを、同じく栃木出身の現代アーティスト「Killiman Jah Low Works（キリマンジャロワークス）」に依頼し、得意のコラージュアートで大胆にアレンジ。
実験的な作品を精力的に発表し続けるKJLWのモダンさと、レモン牛乳のロゴが持つノスタルジックな雰囲気が高次元で融合し、今までの企業ロゴ物にはないコラボレーションが完成しました。

2013年から本格的にコラージュでの作品制作を独学で始める。
ダダイズム的でありながら、枠にとらわれない多様なコラージュ作品を多数生み出しており、さまざまなミュージシャンのアートワークや、アパレルブランドとのコラボレーションなど活動の幅を広げている。

ローンチは現地に赴き宇都宮のバンバひろばにてPOPUPを開催。
当日はVulture以外にもKJLWを中心に集まった地元のショップやクリエイターなどが多数参加し大盛況のうちに終了。POPUP限定で用意したポスターも完売。

KJLWの特徴的なアブストラクトに切り貼りされているマテリアルの中に存在感のあるレモン牛乳のロゴが浮かび上がる作品をフロントにプリントしたスウェットパーカー。
レモン牛乳とKJLWの持つレトロな部分が合致しているもののバックのポートレートフォトによりモダンな雰囲気に。

どこか懐かしい雰囲気を持つ少年野球の写真をベースにした作品をバックにプリントしたトレーナー。
長年愛され続けるレモン牛乳を受け取るという意味を込め、ボールではなくレモンをキャッチしようとしているユーモアのあるデザイン。