【大解剖】Reigning Champのスウェットが選ばれる理由。
Reigning Champと言えば“スウェット”が世界的な人気を誇りますが、シンプルなデザインが故に“どこが凄いのか”気になっていた方も多いはず。
今回はそんな疑問を解消する為に、“Reigning Champのスウェットが選ばれる理由。”と題しまして、徹底解説します。
どうぞ最後までご覧ください。
#Fabric
スウェット生地の素材には“プレミアムコットン”を使用。
“超長綿”と呼ばれる通常より約1.4倍の長さがある コットンを糸にしているので、通常の綿糸より耐久性に優れるのは勿論、肌触りも格別です。
ここまでは他のブランドでもまだ見かける文言だと思いますが…
欧米の大半のエリアが硬水なのに対して、Reigning Champの拠点であるカナダのバンクーバーは実は超軟水エリア。
軟水国と呼ばれている日本の水道水の硬度が 50~60mg/lに対して、バンクーバーはなんと驚きの2~10mg/l。
生地製作にこの超軟水を使用していることも格別な着心地に起因していると言われています。
#Factory
全てのスウェットはバンクーバーにある自社工場にて製作。
Reigning Champを運営するCYC Design Corporationは元々OEM企業であり“他社ブランドの製品を製造すること”を本職としていたのですが、どこのブランドを製造していたかというと実は Supreme/Kith/Noah等、錚々たる顔ぶれ…。
それだけ業界内の信頼も厚いReigning Champの自社工場ですが、一体何が凄いのかというと、精巧な縫製技術に加えて特殊なミシンを使用した“フラットシーマ”という4本針縫製が出来ることです。
この特殊ミシンを保有している工場が少ないことに加えて、職人の高度な技術が必要となるので、現在フラットシーマが出来る工場は世界的にみてもかなり希少。
こちらがフラットシーマの写真。
シームが平らになるように縫製されているので、よくある肌に触れた時の“ごろつき”がなく、4本針縫製なので耐久性も抜群です。
#Detail
細部まで拘ったディテールも特徴。
すっきりした肩周りと動きやすさを共存させるために前身頃をセットインスリーブ、後身頃はラグランスリーブで袖付けしたスプリットラグランを筆頭に、リブ/ステッチまで抜かりなく。
いかがでしたか?
最後に定番生地Midweight Terryから細身の Athletic Fitをご紹介して終わりたいと思います。
最初の一着に最適です。
Midweight Terryに関してはこちらのブログをご覧ください。
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