【ÉDIFICE Le 18 Octobre 2021】
《毎週月曜日更新!!》
エディフィスがものづくりをする上で大切にしてること、届けたいことを毎週月曜日に投稿する”ÉDIFICE LETTER”。
モノの良さだけでなく、作り手の想いを込めたエピソードをお便りに載せて皆様にお届けします。
コンセプトは“ニューアイビーズ” N.ハリウッドへの初別注ができました
みなさんが、最後にファッションに感動したのはいつですか。
エディフィスのバイヤー、大瀧にとってそれはごく最近のこと。
今季のN.ハリウッドへの別注が実現した時でした。
20年の歴史があるこのブランドにはユースから経験値豊富な洒落者まで、多くのファンがいますが、現在30代半ばの大瀧は青春時代にその洗礼をモロに受けた世代。
今も彼にとってN.ハリウッドは10代の頃から変わらない、憧れのブランドのひとつです。
宮城県育ちの大瀧は仙台でN.ハリウッドを取り扱うショップに通い詰め、地元では買えないアイテムを求めて、高校をサボって深夜バスで東京へ行っては旗艦店のミスターハリウッドを訪ねていました。
あまり褒められた学生生活ではありませんが(笑)、その傾倒ぶりはみなさんにも伝わると思います。
・21011310191940N.HOOLYWOOD for ED メルトンスタジャン
・21080310191940N.HOOLYWOOD for ED レタードセーター
・21070310191940N.HOOLYWOOD for ED カレッジスウェット
※10/22(金)実店舗&ベイクルーズストア 販売開始
彼の熱意が伝わり、数シーズン前よりエディフィスでの取り扱いが決まり、この秋冬では、ついに別注も受けていただきました!
長年N.ハリウッドを追いかけ続けてきた中でも、大瀧にとって特別な思い入れがあったのが2018年の春夏コレクション。
ジョン・F・ケネディの生涯にフォーカスしながら、独自の視点で再解釈したアメリカンカジュアルが提案されたシーズンです。
記念すべき初の別注で、彼がデザイナーの尾花さんにリクエストしたのはこの偏愛コレクションを復刻しつつ、新たにアップデートすることでした。
大きなシニールやカレッジプリントといったトラッドな要素を取り入れたスウェットやカーディガン、アワードジャケットをエディフィスらしいフレンチアイビーテイストのネイビー基調に置き換え、スウェット以外の2型はボディの素材も今回のために変更していただきました。
・21011310191940N.HOOLYWOOD for ED メルトンスタジャン
・21080310191940N.HOOLYWOOD for ED レタードセーター
・21070310191940N.HOOLYWOOD for ED カレッジスウェット
※10/22(金)実店舗&ベイクルーズストア 販売開始
「アメリカ古着をファッションとして着るということを教えてくれた人」
大瀧にとって尾花さんはそんな大きな転機を与えてくれた存在で今回の別注オーダーにも、10代の頃のこうした原体験が活きています。
公私混同しまくっていますが(笑)、きっと多くの人にとってもフレッシュなものになっているはず。
世の中にモノと情報が溢れるこの時代だからこそ、平均化された無難なものよりも、情熱が滲む振り切った個性を。
新たな感動と出会えるとしたらきっとこんな洋服なんじゃないかと、私たちは思うのです。