【LE】徹底比較 『Trench Coat』&『Balcollar Coat』
【どちらを選ぶ?】LEが誇る2大コートを徹底比較
LEの代表的アイテムの一つ「バルカラーコート」。
そこに新たに「トレンチコート」が加わり、LEのラインナップに相応しい2大コートが遂にお披露目。
どちらも甲乙つけ難い完成度の高い仕上がりとなっています。
今回は新作のトレンチコートと、定番バルカラーコートを徹底比較。
是非お買い物の参考にしてみてください。
【解説】LE Traditional & Modernize TRENCH
完全新作となるトレンチはTraditionalタイプとModernizeタイプ、それぞれの異なる特徴をもったLEが表現する言わば「現代のトレンチコート」。
Traditionalタイプは名前の通り、トラディショナルなスタイルを踏襲しつつ現代でも着やすいように一からパターンメイキングしたクラシックトレンチ。
対してModernizeタイプは、伝統的なトレンチコートの要素を限りなく削ぎ落とし、美しいフォルムを追究した現代的なデザインに。
後述するLEバルカラーコートのパターンをベースにトレンチのデザインを落とし込んだ、いわば「LECHOPPEらしいトレンチコート」と言える一着。
TrenchとBalcollar、その大きな違いは?
二つの異なるTrenchとBalcollar。
その大きな違いとは何なのか。
大きくはその「型」と「値段」。
トレンチとバルカラーとではデザイン部位の量がシンプルにトレンチのほうが多くなります。
よってその分作り上げる工程も多くなるので、比例してお値段も高くなっています。
かと言ってバルカラーも相応に拘っており、クオリティの部分ではどちらも劣りません。
また、メンズのトレンチコートはそもそも縫い上げるスキルがある工場が極少数に限られてしまいます。
特にトレンチに関しては職人のスキルが高い工場でなければうまく縫製することができません。
腕のあるクオリティの高い工場で工程数のあるアイテムを作るため 値段はどうしても高くなってしまうのがトレンチとバルカラーの大きな違いになります。
加えて「生地」の違い。
どちらもコンセプター金子自身が納得を追い求めた生地を採用しています。
トレンチとバルカラーで異なる素材を使用していることから、縫製と同様に価格差が生じていますが、型、生地ともにクオリティには申し分ない「LE」が追い求める最高の仕上がりになっております。
【解説】LE Balcollar Coat
発売の度に大反響を頂いているLE定番のバルカラーコート。フランスのオーセンティックなスタイルのコートの特徴的なディテールを集約した「無駄と粋」をテーマとするステンカラーコート。
程よい張り感と肉厚なギャバジン素材は、ボリューミーなフォルムに負けない強さを兼ね備えた自慢の生地となっています。
また、一枚袖のつくりのため肩のラインに沿って流れるように生地が落ち、身幅がたっぷりしているのに肩周りがすっきりとした理想的なコートのシルエットを実現。
一枚袖と共に太めに設定されたアームホールによって、コートの中に沢山の衣類を着込むことも可能です。たっぷりとした身幅に対しての小ぶりな襟は、コート自体にどことなくエレガントさをプラス。
他にも無駄とも思えるディティールをふんだんに盛り込んでいますが、それらは一枚のコートとなったときに気品漂う一着のコートとして成立させる大切な要素となっています。
いかがでしたでしょうか。
異なる両コートながら、それぞれに拘りが詰まったLEが贈る最高の仕上がりとなっております。
是非ご検討ください。